25進化先の検討(1)
登場人物
ウル(主人公)狼に転生し、レンディールの僕となる。(★2ウルフ)
レンディール 人間のモンスター使い。俺のご主人様。
リーザ レンディールの仲間モンスター。(★2イーグル)
ガルガン レンディールの仲間モンスター。(★2サーベルタイガー)
パワー ウルの仲間モンスター。(★2ブラックベア)
俺とパワーは、進化できることが分かった。
依頼の報酬でもあるので、出発前に進化先を選ばないといけない。
そこで、俺はご主人様とマイケルさんに進化先の情報を色々と聞いた。
★3からは進化先が複数になるので、進化先を考える必要が出て来る。
ウルフの場合、★3はシルバーウルフ・ダイアウルフ・キラーウルフの3種だ。
ただ、ここでの選択が★5の最終進化まで影響するので慎重に選ぶ必要がある。
ウルフの進化系統は以下の通り。★4は5系統あるが、★4までくるとその先は1本道だ。
★3シルバーウルフ→★4テンロウ→★5シリウス「光系」
→★4アヌビス→★5セト「技系」
★3ダイアウルフ →★4アヌビス→★5セト「技系」
→★4ヴァナルガンド→★5フェンリル「冷気系」
→★4バージェスト→★5ガルム「火炎系」
★3キラーウルフ →★4バージェスト→★5ガルム「火炎系」
→★4ヘルハウンド→★5ケルベロス「闇系」
そのため、★3になる段階で最終的に目指す目標を決めておいた方がいい。
そうすれば、逆算して★3の進化先を選べるからだ。
そして、★5にはそれぞれ専用技がある。専用技は他の種族が決して使えない技だそうだ。
★5シリウスの専用技
センスイービル…視界内にいる邪悪な考えを持った生物を感知できる。
★5セトの専用技
スピークランゲージ…モンスターであっても人間の言葉を話すことができるようになる
★5フェンリルの専用技
ラグナロク…自分の体を超巨大化する。その場から動けなくなるためその場の防衛にしか使えないが、防衛に関してはほぼ無敵の強さになる。
★5ガルムの専用技
フェイタルライフ…効果時間の間死亡しない。ゾンビアタックができるらしい。
★5ケルベロスの専用技
トリプルヘッド…自分の首を3つに増やす
ディバイドボディー…増やした首を切り離し、遠方へ持って行くことで遠隔通信ができる。
そう言えば、マイケルさんが限界突破種について言っていたな。
★6にはどの系統でも進化できるのかマイケルさんに聞いてみた。
マイケルさんの話では★6に進化した記録があるのは、★5シリウスと★5セト★5ケルベロスの3種である。それ以外は★6に進化できる保証はないという。
一応、俺も自分が限界突破種の可能性を考えて進化先を選んだ方がいいのだろうか?
もし、そうであれば、
★3シルバーウルフ→★4テンロウ→★5シリウス
★3シルバーウルフ→★4アヌビス→★5セト
★3ダイアウルフ→★4アヌビス→★5セト
★3キラーウルフ→★4ヘルハウンド→★5ケルベロス
の選択肢がある。
あと、★3の段階でキラーウルフの選択肢はないと思っている。相手の生命力を奪う肉体技や、スタミナを維持して孤軍奮闘できる技を得意としているからだ。今の仲間との戦闘スタイルに合わないし、俺自身が肉体技を得意としていない。
そのため、俺が限界突破種である可能性も考えて進化先を選ぶならとりあえず★3シルバーウルフになっておけば、まだ最終的な選択肢を残せる。★5ケルベロスの選択肢を切り捨てることになるが。
ただ、正直★3の段階ではダイアウルフが一番使い勝手が良い。仲間の支援技を得意とするからだ。しかし、ダイアウルフを選んだ時点で★5シリウスに進化する可能性を潰すことになってしまう。
★3シルバーウルフは回復技や電撃の上位技を得意とするので、ダイアウルフほど使い勝手はよくないにせよ、俺の現状を鑑みれば、キラーウルフのように相性が悪いわけではない。
★3段階なら、ダイアウルフ=最有力候補、シルバーウルフ=悪くはない、キラーウルフ=却下、と言う感じか。
★5の状態で比較してみる。
マイケルさんの話では、★5の中で強めなのはフェンリル・ガルム・ケルベロスらしい。
ただし、それはあくまで戦闘力の話であって、実際に使う立場から見れば話は別だ。
ただ、狼を仲間にしているモンスター使いでは★6になった事例のあるシリウス・セト・ケルベロスが人気のようだ。
まずそれ以外の2種について却下していいか考えよう。
フェンリルは、冷気を完全無効化する技と戦場全体を冷気で包んで多数の敵を同時に攻撃することを得意とし、かつ、仲間全員を冷気無効にできるのでかなり強力なコンボが可能だが、★5専用技がラグナロクと言って、自分を巨大化させることができるがその場所から動けず、その場所の防衛しかできないようだ。それなら★5セトになって人間の言葉が話せるようになる方がいい。フェンリルの選択肢は切っていい。
ガルムは、炎でフェンリルと同じコンボが可能だが、フェンリルも冷気で同じことが出来るので、決定打にはならない。これで選ぶのならフェンリルを却下しない。さらに、自分だけ一時的に不死身になることもできるが、俺だけが生き残っても仕方がない。これも★5セトに魅力で劣る。
残った3種の中で、ケルベロスもないと思う。首を3つにして増やした首を切り離して遠方との通信ができるらしいが、現状その必要を感じない。それ以外の能力は基本肉体技メインのキラーウルフの強化版のため、俺の知力で無理やり技を覚えて、ケルベロスの得意分野の肉体技を敢えて捨て、精神技メインで戦うこともできないわけではないが、それならケルベロスである必要はない。ケルベロスの選択肢は切っていいと言える。
残ったのは、シリウスとセトの2つ。
とりあえず、どちらも★3シルバーウルフから行ける。
シリウスは、シルバーウルフの強化版で、回復魔法や高度な電撃技などを得意とする。センスイービルと言う邪悪な相手を探し出す能力は重要だし、代替技が一切ない。
セトの人間の言葉が話せるというのも魅力的だが、ご主人様の魔法で代替できる。最悪★4進化時に選び直すことも可能だ。
やはり★5シリウスを目指そう。
今ははっきり決めないが、★3の進化先としては★3シルバーウルフにしようと思った。
「ご主人様、センスイービルという専用技はほぼ代替がありませんので、俺はシリウスを目指して進化先をシルバーウルフにするつもりです。」
「分かったわ。ウルが自分で決めた結果だから。私はその結果を尊重するわ。」
これで俺の進化先は決まった。
次は、パワーの進化先を考えないといけないな。




