ある日の████ 20
サフラン色の栄光のおまけ集、その3。
ある日の████です。
これは魔族側のおまけ回です。
魔族はただ、悪の側にいただけなのか?
その答えがわかるかもしれません。
あれから私は、未来が見えるようになった。
今まで未来視なんて出来もしなかったのに。
イレディア。
貴女が死んでから、魔界では数十年が経ったわ。
人間界では…もう数百年と経っているのでしょうね。
時の流れも、歳のとり方も違うなんて不思議だわ。
貴女がいつか言ったわね。
魔族の干渉が無くなれば、人間界から魔力を使える人間が減り、使える者は淘汰されるだろう。
その逃げ場所が魔界になるから、お前がその筆頭になってくれ。
魔女王になってくれ、と。
仕方がないからちゃんとやってるわ、安心して。
リシュも元気に育ってる。
でもね、時々不安に思うの。
あの子は貴女に似て、とても正義感が強いから、魔界に逃げ込んでくる人間を救おうとしているみたいなのよね。
だからあの子の行く末を少し覗いてみたの。
貴女のような末路を辿るのか、それとも。
そうしなくても、貴女が望んだ未来が訪れるのか。
どの世界線を見ても、全ての事象を知っても、避けられないものがそこにあると知ったわ。
イレディア、これは貴女が望んだことよ。
私は貴女の願いを、望みを叶え、それが壊れないようにする守護者。
だからこれから私がすることを
どうか恨まないで頂戴。
これはイレディアの死後、慰霊碑を魔界に建てた後のミュイールの独白です。
本編で血の涙を流しながらイレディアの死を悲しんだミュイールは、その悲しみが糧となって更なる能力が覚醒しました。
あらゆる運命の分岐点の先を見る力、予知とは違う、確定した未来を見る力です。
その力で、ミュイールはどんな未来を見たのか?
何故イレディアに許しを乞うのか?
それが、次回作で語られることになります。
まだまだ執筆の途中なので、投稿開始は下手すると来年とかになるかもしれません。
が、投稿が始まったら必ず本編は週1投稿をするつもりでいるので、今回のおまけ集のように何ヶ月も更新されない…なんてことは交通事故にでもあわない限りないと思います。
世界の機構、運命の分岐点、と、実は結構壮大なスケールの物語になってることにお気付きかもしれません。
ぶっちゃけると滅茶苦茶壮大すぎて多分ついてくるのがやっとだと思います。
なので、私の描く物語は、ちょっと違う世界の、ちょっと変わった歴史の、ほんの一部、くらいの認識で読むくらいが丁度いいかもしれません。
拙い文章で、誤字脱字もあったと思いますが、現時点で本編は累計ユニークアクセスが2000を突破しております。
おまけ集も沢山の方が読んでくださってると知り、作者はとても感激しています。
次回作でお会いすることがあれば、その時はまた温かい目で見守って下さると嬉しいです。
それでは読者の皆様、ここまでお付き合いくださり有難うございました。
またいつか会うその日まで、さらばっ!




