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闇の勇者との出会い

「うう....朝か.....」

今日も僕は獣の鳴き声で目を覚ました。目をこするとどうも頭や体が妙にべたつくので見てみると血があらゆるところにべっとり付いていた。

「うえ...キモ...そっか、昨日猿のボスを倒したんだ...」

昨日の戦いを思い出して猿のボスを見てみると首が半分しか繋がってない黒い猿の死骸を見つた。

「とりあえず食べてみるか....ナイフは..........折れてる.....はあ」

ため息をつきながらも素手で猿の毛皮と肉を分け始める。

キングモンキーの肉は昨日のデスモンキーの肉よりも旨く感じた。そしてまた食事が終わる頃に体の中で何かが動き出したのを感じたがクロはすでに気にしなくなっていた。

「今日...武器を手に入れよう....」そう決めると歩き出した。


[人間87% 魔物13%]


クロは今これ以上ないほどの恐怖を覚えていた。2時間前デスモンキーの巣を発ってから森の奥に進んでいった。不思議なことに魔物に合う事はなかったがどんどん森は暗くなってきた。それから30分も歩きつずけていると光が見えた。

「なんだ?...こんな暗い森に...なぜ...光が?」

そう思いながらもクロは光に吸い寄せられるように歩いて行った。そこはこれまで見た事ないような幻想的で美しい場所だった。半径100mくらいの光の円があり地面には緑色の草が生えていたそして光の円の中心には石が一つ置いてありそこの上で男が座禅を組んでいた。男は足から、口まで隠された黒い洋服を着ていて腰まである長い髪を結んでいた。

「人だ...どうしよう...殺すか...うん...殺して...装備を奪おう.....」

クロは殺す事を決心すると落ちていた鋭い石を3つ拾い、手に2つ持ち一つを心臓の前に忍び込ませる。それから一つを座禅を組んでいる男の前に狙いを定め投げる。そして投げたと同時に走り出した。石が男の前に落ちた瞬間を狙ってもう片方の手に持った石を首に刺す.........前に男が消えた。クロの石が宙を突き刺した瞬間に逆に自分の胸を前から刺されたのを感じた。

”!!!...なんだ...何が起こった?”

何もわからなかったがとにかく正攻法では勝てない事を悟り男が油断するまで死んだふりをする事にした。

「おい、お前そこの死んだふりしてる奴、餓鬼、おまえだよ。」

男はクロのシャツを掴み持ち上げた。

「いつまでも死んだふりしてんじゃねえ」


それから僕は黒ずくめの男の前に座らされた。僕はこれ以上ないほどの恐怖を感じている。この男には勝てないと、いつ殺されてもおかしくないと本能が叫んでいる。

どうやってこいつから逃げようか必死で考えていると黒いずくめの男が話しかけてきた。

「いいか聞いた事に答えろ、お前の目的はなんだ?」男の冷たい目線で心臓を握られているような感覚に陥った。

「...装備...」

「おまえ親は?」

「...いない...奴隷だから...」

「じゃあおまえの主人はどこだ?」

「...いない...逃げてきた...」

「おまえ人を殺したのか?」

「...うん...」

「どう思った?」

「...簡単だった...」

「なるほど....」

黒ずくめの男は唸り始めたが1〜2分すると「うむ」と言って。

「おまえ俺の弟子にならないか?」と聞いてきた。


これが”闇の一馬”と”死神のクロ”の出会いだった。


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