クロの修行 晩飯
第六感の修行を終えると僕は朝も行った池に行き、体を洗い、帰ろうとすると足をヌメっとした何かが触り足をつかんだ。クロはそのまま体を後ろに反らすと、さっきまでクロがいた場所に大きなタコの足が当たった。
「これが第六感か後頭部に圧迫感を感じ避けてみたがこれはすごい」
クロは第六感に感動しながらもズボンからクナイを取り出し足にまとわりついた触手を切り裂きそのまま後ろを振り返った。するとそこには全長5mはあろうというくらいのタコの化け物がいた。
このタコの化け物はベイビークラーケンと言うAランクの魔物。実際のクラーケンが30m近いのに比べこのベイビークラーケンは7mから大きくても10mくらいにしかならない事からベイビークラーケンと呼ばれていた。
クロはベイビークラーケンと対峙しながら体の軽さに驚いていた。
『まだ1日修行しただけでこの体の軽さこれはすごい』
そんな事を思っているとベイビークラーケンは1本の触手を足に向けてなぎ払ったがクロはそれを飛んで躱した。しかしクロが地面に足をつく前にベイビークラーケンは残りの6本の触手でクロを押しつぶさんと右左から壁のように振るった。
『これは避けきれないなそれなら』
クロはそこに立ったままコマのように回転し始めた。次の瞬間ベイビークラーケンの触手が触れたかと思うとベイビークラーケンの触手がバラバラになり始めた。この時初めて自身の生命の危機を感じたベイビークラーケンだったがすでに時は遅くクロはすでに目の前まで迫っていた。触手で自身を守ろうとしたがすでに8本の触手は無く、次の瞬間には眉間に深々とクナイが刺さっていた。
クロはベイビークラーケンの触手でうまそうな部分を切り取り一馬のところに戻った。
「...師匠...戻りました...」
「うむ。なんだその触手は?」
「...そこで...魔物を...倒したので...」
「そうか。でも、魔物は食えないのだぞ」一馬はは当然のように言うが。
「...え?...僕普通に食べれますよ?...」と答えられ。
「へ????」変な声を出すことしかできなかった。
「魔物は口に入れると毒が分泌され3分で体内に毒が広がり死に至るんだぞ」
「...でも...僕は食べれます...」
「そうか...まあいい。そう言うのなら焼いてやるよ」そう言うとクロから主食を受け取り串に刺してタレをつけ網の上で焼き始めた。
5分後にはタコの丸焼きとおむすびが出来。師匠はタコの丸焼きを俺にくれた。
「本当に大丈夫か?」師匠は心配そうに聞いてくる。
「...はい...」僕はタコの丸焼きにかぶりつくと食べ始めた。
「ははは...そうか」師匠は乾いた笑いを浮かべると自分もおむすびにかぶりついた。
10分後...
食べ終わる頃にまたしても体を何かが動き回っているような感じがした。これはなんなのだろう?
[人間 76% 魔物24%]




