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#4

その後エルセルムまで難なくたどり着いたのは言わずとも知れたこと。


その道中でチートパワーがどれくらい凄かったのかを知った。


魔神の如き威力と、鋼鉄並みの防御力。

いくら魔物が強くなったって圧勝よ。


連れの女唖然

まぁ俺の実力はこんなものさ。



「ふぅーやっとエルセルムに着いたわ。助かったわ。宿でやすみましょ。」


……


────────────────────


……

翌日


疲れたせいか起きたのはお昼くらいだった。

僕が寝てる間に彼女は用事を済ませてきたようだった。



「あんたに頼みがあるの!

私と一緒に魔王を倒してほしい。」


へっ、なんだって?



これがルナとの旅の始まりである。




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