隣人
更新遅くなる…笑
魔法のあいらんどの方が早いですよ
「何を…言っているの…?…」
唇を震えさせ、そう言った
「あなたはお母さんに取っての人生の失敗作であり恥なのよ!何回言ったらわかるの!?都会になんて行かずさっさと消えれば良かったのよッッ」
…!!!
ブツっと一方的に切られ通話終了のお知らせ音がなると同時にスマホを床に落とし泣きじゃくった。
近所迷惑なんてどうでもいい。
ただ泣きじゃくった。
思いもしなかった。
顔が変わるなんて
部屋の配置。
ましてや両親、生きてきた環境も変わるなんて。
「ああ…なんで私なの!?…こんなの信じない…!!悪い夢だあああ!!」
涙と全身の震えは止まらず増すばかり。
「誰か…っ…誰か助けて…」
過呼吸のなか私は再び意識を失った…
「…んん…」
目覚めると窓から光がさしている。まるで永遠に地獄の明日があるかのように
「朝…か…」
1度に色んなことが起こりすぎてショートして意識を失って。
お腹が減った…
机には出来立ての目玉焼きにウィンナー、暖かい味噌汁……出来た…ん?
「あ、起きました?」
キッチンの影からコソッと顔を覗かせたのは昨日挨拶にきた杉山だった。私はビックリして目をぱちくりさせていた。
「ごめんなさい、ビックリしました?いやあ〜今朝の僕の方がビックリしましたよ!改めて様子見に来たら鍵開けッパで床に倒れてたんですもん!」
へら〜と笑いながらそう言った。
「……」
「僕、昨日突然押しかけて疲労でもあったのかなあと思って…なにか出来ればと朝ごはん…作ってみました笑」
な、なにこの人…普通ほぼ初対面の人の家に上がり込んでご飯まで作って。
よっぽどお人好しなのかしら
「あら…それはありがとう…なんか申し訳ないわ」
「全然!遠慮なく食べてください!あ、味は保証しません!」
そういう割にはドヤっとした表情をしていた。
私は色々可笑しくて吹き出してしまった
「な、なんで笑うんですか!?」
「あは…っだって!おかしくて!」
「…やっと…笑った顔見れました!」
え…?
私は笑うのをやめた
「だって昨日から凄く険しお顔つきで!挨拶伺う時の顔すごく怖かったんですからー」
じゃあ、あれはキモさじゃなくて険しさに驚いていたの…?
まさか、…ね
「うん…ごめんね!社畜で疲れちゃった!けど…私もう仕事ないんだ…」
咄嗟の嘘を私はついた。元々仕事もしてない援交してただけのニート美女とは違い、ブスでなんの取得もないクソニート。そんなの恥でしかない。
「仕事…首にさせられちゃった笑」
このくらい、今までついてきた嘘に比べればよっぽどマシ。
「そうなんですか…それは辛かったですね…」
「うん…それより、私自己紹介まだだったね。黛加奈子よ。呼び方は任せる。あなたは?」
即座に話題を変えた。これで信じてくれた。ちょろいわ
「僕は杉山奏音、音を奏でるという…雰囲気じゃないんですけどね!ちなみに18歳で都内の大学生ですよ。大学生遠いかったのでおやと離れて一人暮らしで」
えっ…18…!?
「わ、私も去年卒業したばかりの18歳よ、大学は行ってないけど。」
敬語で話されるから年下だと思ってたわ。
「そ、そうなんですか!?なんか雰囲気が大人っぽかった!ならタメ口で良いかな?かなちゃんもタメ口…って最初からタメ口だったな!」
……ちょっとこの子抜けてるのか私をイライラさせたいのかな?
「かなちゃん…なら私はかなくんとか」
「なんかおそろいっぽー!」
中学生かのようなハシャギに私は呆れた。
今まで付き合ってきた男性はお金を持っている私より大人の男性。
同級生とはまるで違う雰囲気を身にまとっている。
この人は同級生より年下味がすごい…
「これからは困ったことあったら気軽にいってよなー!」
「うん、ありがとう。」




