第40話 おわりとはじまり
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第40話 おわりとはじまり
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焼け焦げた草原には、焦げた大地と、倒れ伏すぽぽぽ隊の姿だけが残されている。
だが――誰も死んではいなかった。
大ぽぽは、はっきりと意識を保ったまま、ゆっくりと息を吐いた。
<大ぽぽ人>
「……終わった、のか……?」
空を見上げる。
そこにはもう、破壊神の姿はない。
その時、
背後から、懐かしい気配が二つ、はっきりと伝わってきた。
振り向いた、その先。
二つの影が立っていた。
<デビルぽぽ人>
「よくやった、大ぽぽ」
<刀ぽぽ人>
「いやぁ……派手にやったな。
無事に倒せたな、大」
<大ぽぽ人>
「デビル師匠.....
それに、刀ぽぽ
どうしてここに?
なぜここが.....」
大ぽぽは2人に問いかけた。
だが、2人が答える前に倒れていたぽぽぽ隊が次々と身じろぎする。
<小ぽぽ人>
「……んー……?
…はっ!
ここは!?」
<ヒーローぽぽ人>
「…あー、頭いてぇ…」
<ダークぽぽ人>
「……よいしょっ....と!
ふうー!」
全員が起き上がり、二人の姿を視界に捉えた瞬間、4人の雰囲気が一変した。
1番はやく反応したのはダークぽぽ人
<ダークぽぽ人>
「…あ、あなたは!」
その言葉に、デビルぽぽが答える。
<デビルぽぽ人>
「まずは……よく耐えたね。
全員、生きていて何よりだ」
その声は穏やかで、厳しさよりも安堵が滲んでいた。
状況がわからず、旧盗賊メンバーは混乱。
メガネぽぽ人は、デビルぽぽに問いかけた。
<メガネぽぽ人>
「……あ、あなたは……」
デビルぽぽが答える。
<デビルぽぽ人>
「改めて名乗ろう。
私はデビルぽぽ」
すこし間を置いて、続ける。
<デビルぽぽ人>
「大ぽぽ、小ぽぽ、ヒーローぽぽ、ダークぽぽ。
四人の師匠だ」
その言葉に、全員が一斉に息を呑んだ。
<小ぽぽ人>
「…えええええええ!
な、なんで2人がここに!」
<ヒーローぽぽ人>
「…おーい!状況把握係!щ(゜Д゜щ)カモォォォン!」
<ダークぽぽ人>
「……お前ら、1回黙れ......」
横で刀ぽぽが、軽く手を挙げる。
<刀ぽぽ人>
「でっ!
僕が刀ぽぽ!
4人と同じく、そいt…ゴホンゴホン…
デビル師匠の弟子だ」
そう言ってから、ぽぽぽ隊を見回し、ニッと笑った。
<刀ぽぽ人>
「んで、お前ら4人とは昔からの友だちだな」
<メガネ>
「なるほど....だいたいの状況は掴めました。
ですが.....」
メガネぽぽが言う前に、大ぽぽがどうしても気になっていることを問いかけた。
<大ぽぽ人>
「……でも……」
デビルぽぽが静かに視線を向ける。
<デビルぽぽ人>
「なぜ、最初から来なかったのか。
なぜここが分かったのか。
……だな?」
大ぽぽは、黙って頷いた。
デビルぽぽは、少し困ったように笑った。
<デビルぽぽ人>
「正直に言おう。
来るのが遅れた」
刀ぽぽが苦笑した
<刀ぽぽ人>
「ですね……」
二人は、空を見上げる。
<デビルぽぽ人>
「俺たちふたりは旅をして、俺が刀ぽぽにも修行をつけていたんだ。
260年前くらいかな.....?お前たちと別れたのは。
そして、お前たちぽぽぽ隊が結成された時、ニュースで知った。
さて、過去の話はここらにして。
まずなんでここが分かったか、だが。」
<デビルぽぽ人>
「ここへ向かう途中……
破壊神の影響を受けた地域が、いくつもあった」
<刀ぽぽ人>
「助けを求めてるぽぽ人が、あちこちにいたんだ。」
<刀ぽぽ人>
「無視して来ることもできた。
でも……」
「はっー」と息を着き、デビルぽぽが言う。
<デビルぽぽ人>
「それは出来なかった」
…穏やかだが、揺るぎない声。
<デビルぽぽ人>
「誰かを見捨てて、弟子のもとへ駆けつけるなんて……
俺は、そんな師匠じゃない」
その言葉に、ぽぽぽ隊の誰もが言葉を失った。
<大ぽぽ人>
「……デビル師匠……」
<デビルぽぽ人>
「結果的に、君たちは自分たちの力で破壊神を追い詰めた。
誇っていい」
そんなふうに、デビルが話していた時。
空が、眩しく光った。
<小ぽぽ人>
「……な、なんだ!?」
光の中から、四つの影が、ゆっくりと降りてくる。
光の中から出てきた4人は…
<ヒトデぽぽ人>
「……久しぶり!みんな!」
<カッターぽぽ人>
「生きてた……って顔だなw」
<猫ぽぽ人>
「ふう……やっと戻れた!」
<剣ぽぽ人>
「待たせたぜ!」
その姿を見た瞬間、ぽぽぽ隊全員の顔が、とても明るく、希望に満ちた顔になった。
――消えたはずの、四人。
破壊神を倒したことによって、ふたたびこの世界に戻ってこれたのだ。
デビルぽぽが、静かに言った。
<デビルぽぽ人>
「彼らには……
破壊神の力が、四分の一ずつ残っている」
その言葉に、ヒトデが頷いた
<ヒトデぽぽ人>
「その通り!
僕らは、破壊神の中から君たちをずっと見ていたよ!みんな!ありがとう!
デビルぽぽさんと刀ぽぽ君も、よろしく!」
<デビルぽぽ人>
「ああ。
さて…。
ひとつ言おう。
もし四人がなんらかの方法で再び一つになれば、
破壊神は“復活”する」
一瞬、緊張が走る。
だが――
<デビルぽぽ人>
「そう身構えるな、安心しろ。
もう、悪としては戻らない」
<デビルぽぽ人>
「彼らがどう生きるかで、
その力の意味は変わる
破壊神の力だ。
今後正しく使えば、とんでもないほどに役に立つだろ。」
静かな風が、草原を撫でた。
<カッターぽぽ人>
「ま、そういうこった!」
一通りの会話が終わると、安堵と同時に緊張が溶け、ぽぽぽ隊はその場に座り込んだ。
<デビルぽぽ人>
「はは、ま、そうなるはな!
お前たちは世界を救ったんだ!
自信を持て!」
そんな言葉を、デビルが言う。
その時、ふと思ったように、ダークが言った
<ダークぽぽ人>
「…そういえば、デビル師匠と刀ぽぽは、ぽぽぽ隊に入るの?」
その問いかけに、刀ぽぽとデビルぽぽは、すぐに答えた。
<刀ぽぽ人>
「もちろん!
いい機会だし、またお前ら4人と過ごしたいしな!それに、他の奴らとも仲良くしたいし!」
<デビルぽぽ人>
「同感だ。
お前ら、しっかり稽古してやるから、着いてこいよ?」
<ダークぽぽ人>
「(鬼師匠め......)」
さて!
なんやかんやあったが、無事、破壊神を倒したぽぽぽ隊。
破壊神の力で大幅にパワーアップした4人と、デビル、刀ぽぽ。
総勢17人の大チームになった、ぽぽぽ隊。
もはや、無敵の布陣とも言えよう。
だが、ぽぽぽ隊は知らなかった。
破壊神など比べ物にもならない、新たな化け物級の力を持った者が、動き出しことに。
次回 第41話 早めの夏
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