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キマグレギルド

千年世界録

作者:氷室冬彦
キマグレギルド長編第四弾「千年世界録」


 物語のはじまり。それは十年前のあの日のことだろうか。
 それとも、それよりもさらに過去のことだったのだろうか。

 ある雨の夜、行き場を失った二人の少年を発見したロア・ヴェスヘリーは、彼らが安心して暮らせる施設が見つかるまで一時的に保護することに決めた。
 話を聞いた他国の化身たちが物珍しそうにしているのは、ロアがこれまで特定の人間に対して特別に入れ込むことなどなかったからだ。
 だが厳密には、ロアには過去に一人だけ、その懐の内に入られることをよしとした人物がいた。
「やあ、久しぶり。……いや、半月前に来たばかりだったか」
 月明かりの降る丘の上で、ロアは今日も歓談に興じる。
 唯一無二の友に微笑みながら。
+ + +
はじめに
2012/11/07 20:09
0 暗闇の雨、二人の少年
2012/12/01 13:00
1 十年の歳月、栄える町
2012/12/02 13:00
4 夜の街の秘密の外出
2012/12/05 13:00
5 久しき来訪の友の的中
2012/12/06 13:00
6 談話と一部の友好関係
2012/12/07 13:00
7 範囲外の予定と許容
2012/12/08 13:00
8 青と白の頭上と地上
2012/12/09 13:00
9 黒と緑と再会に傷
2012/12/10 13:00
10 事情の策に加わる黒
2012/12/11 13:00
11 紫色に見透かされる同色
2012/12/12 13:00
12 罔両的な夢の記憶
2012/12/13 13:00
13 心配の集合と隔離
2012/12/14 13:00
15 十年前の始まりの合図
2012/12/16 13:00
16 千年世界録
2012/12/17 13:00
おまけシナリオ
『千年前の記憶』
2012/12/27 09:00
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