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東方外遠記  作者: 颯人
第9章 暗黒異変 ~Dark accldent~
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暗黒異変3

この回は意外なキャラが弾幕ごっこをします。

誰かって? それはお楽しみに。

[本気で勝負するつもりなのかい?]


俺は紫に訪ねる。

いくら大妖怪だからと言って、真っ向勝負なんて

してくるはずがない。

きっと何か対策でもしてるだろう。


[ええ、本気よ。]


紫は不敵な笑みを浮かべてきた。

何を考えてやがる…


[降参するなら今のうちですよ。]


良太は挑みかかるように一歩踏み出した。

それでも紫は笑みを崩さなかった。


[降参? それはあなた達の方ではなくて?]


紫はそう言った瞬間に扇子を広げた。

何かくると思い、俺達は身構えた。

が、何も起こらなかった。


[はったりか?]


[それは自分の目で確かめなさい。]


[上等!]


健二はそう言い銃を作りだそうとした。

だが…


[おかしい、能力が使えない。]


[そんなわけないじゃないですか]


快は薬を飲んだ、だが何も起こらなかった。


[どどうなってるの!!]


紫は境界を操る能力……まさか!!


[どうやら気付いたみたいね。]


くそ、よりによって一番面倒くさいこと

しやがって…


[何をしたんですか?]


良太や快はわかってないようだな。


[境界を操って、俺達の能力を無くしたことに

したんだろう…]


絢斗は苦い顔をしながら答えた。


[正解よ、あなた達なんて能力さえ使えなく

すれば人間と同じだもの。]


はめられたな、もっと早く攻撃していれば

良かったか…


[そして、スペル 四重結界!]


俺達と紫の周りに結界がはらさった。


[これで誰も来ないわ… 覚悟はいいかしら?]


どうする… これはかなりまずい状況だ。


[来ないならこっちから行かせてもらうわよ!]


紫はクナイ型の弾幕を放ってきた。


[くそ、避けるぞ!!]


俺達はバラバラに動いて避けることにした。

流石大妖怪だけあって密度がすごい。

一瞬でも気を緩めれば串刺しにされる。


[うわああぁぁぁぁ!!!]


叫び声が聞こえたので、少しだけ後ろを向くと、

快がかなりの量のクナイ弾幕に当たっていた。

刺さっているところから血が流れており、

快は倒れていた。

快は能力が使えないと普通の人間お同じ身体能力

になるからきつかったか…


[弾幕が多い……なら!]


良太は銃を構えて撃ち落とそうとしたが、

弾幕が出なかった。


[なんで…]


[能力だけじゃないのよ、いじったのは。]


[つまり、霊力とかも出せないようにしたのか…]


[ご名答よ。]


よっぽど行かせたくないらしいな。

俺達は避けきったが、快はもうリタイアしたし、

良太は何本か刺さっている。


[よく避けきったわね、次はどうかしら?]


紫は扇子を広げると、さっきよりも何倍も多い

クナイ弾幕を放ってきた。


[さあ避けきれるかしら?]


もてあそばれてるな、くそ…


[ぐはぁ!!]


[良太!!]


良太は避けきれなくて、大量に被弾してしまい、

気絶した。

これで俺と絢斗と健二だけか。


[気に食わねぇ…まったくもって気に食わねぇ。]


[どうした、けん……と?]


隣を見れば絢斗は相当怒ってるように見えた。

こんなに怒ってるのは久し振りに見たな。


[理由くらい言ったらどうだ?]


[そうね、今回はあなた達の出る幕ではないわ。

それだけよ。]


[そうかい、だが良太も行かせないというのは

どうゆうことなんだ?]


[………………]


紫は黙ったままだ。

そして、弾幕も止んでいた。


[答えられないか、なら押しとおるだけだ。]


[今のあなた達にそんなことが出来るのかしら?

結界 光と闇の網目。]


紫はスペルカードを使ってきた。

紫から弾幕が放たれたと思ったら、四方八方から

レーザーを放ってくる。


[くっ、能力さえ使えれば…]


健二はそう言いながら必死に避けていた。

俺も同様に避ける、だが絢斗は弾幕だけ避けて

レーザーは避けようとはしなかった。


[絢斗!!!]


俺は叫んだが、それでも絢斗は避けようとは

しなかった、代わりに何かしゃべっていた。

1つのレーザーが地面に当たり、煙を出した。


[こんなものね、あとは聖人と健二だけね。]


紫はそう言って、次の態勢を整えようとした。

そこに…


[誰が被弾したって?]


そこには無傷の絢斗が立っていた。


[どうしてよ!!]


紫は再びレーザーを絢斗に放つ。

だが、絢斗にレーザーが当たっても、何も

起きなかった。


[どういうことよ!]


代わりに大型の弾幕を高速で放った。

絢斗は避けようとせずに、


[無にする!!]


そう叫んだ、すると大型の弾幕に当たっても

絢斗は涼しい顔をしていた。


[何が…起きているの…]


紫はあり得ないって顔をしていた。

絢斗はだるそうに、


[何、ただてめえの撃つ弾幕を無力化してるだけだ]


[出来ないわよ! 能力や霊力は使えないはず。]


[確かに使えないな、けど魔術って知ってるか?]


魔術…絢斗が使えたなんて……。


[知ってるわよ、でもそれは魔力が必要なはずよ!]


[そうだな、けど必ずしも魔力が必要なわけじゃ

ないんだぜ。

俺は…心力を使っている。]


心力……聞いたことないな。

紫も同じく聞いたことないって顔をしている。


[知らないようだな、教えねえがな。

それで魔術を使ってあんたの弾幕を無力化

してるんだよ。]


[予想外ね、でも境界を操る私にそんなことを

教えてもいいのかしら?]


[どうせ、境界を操って無くそうとしてんだろ。

でもそれも無にするから意味ないぜ。]


[そう、でもあなたはそれを長くは使えないようね。

冷や汗が出てるわよ。]


絢斗を見れば額に冷や汗をかいていた。


[なら終わらせるまで!]


そう言い絢斗は紫に向かって走り出した。

紫は慌てずに、


[これならどうかしらね、

スペル 八雲 紫の神隠し!]


紫は突然消えたかと思うと絢斗の立っていた

ところにいて、レーザーど弾幕を放ってきた。


[ちぃ。]


絢斗はそれを滑ってかわす。


[遅いわよ。]


絢斗が滑り終わって起き上がった時、紫は絢斗

の近くにたっていて、同じ弾幕を放った。


[ぐ、無にする!]


絢斗は弾幕を無力化した、だが紫は


[それは1つの弾幕にしか反応出来ないようね。]


確かに、全てを無に出来るならさっきの弾幕も

全て無に出来るはずなのに、絢斗は避けた。

短い間で、細かく解析していたのか。


[こうも早くばれるとはな…]


[あなた一人しか能力は使えないからまずは

あなたを倒す。]


紫はそう言ったが、絢斗は笑って


[俺一人だけだと思ってるのか?

それはおめでたいな。]


絢斗が時間を稼いでくれてるな、今のうちに

近づくか。


[はったりは効かないわよ。]


[そうかよ、なら確かめるか?]


よし、今だ!


[何を…!!]


俺は紫が話してる間に近づき、紫が振り向いた

瞬間に右手で殴った。


[くっ!!]


紫は吹き飛ばされながらもスペルを続行しようと

するが、


[な! 発動出来ない!!]


[どうやらあんたはミスをしたようだな。]


俺は紫を睨みつけながら言った。


[どうしてよ! 霊力、魔力、想力は無くした

はずよ!]


[確かにそのせいで能力は使えない、だけど

俺は神力も持っているのを忘れたか?]


[っ!! ]


紫はしまったって顔をした。


[無くそうとしても無駄だ、二つ目までの能力は

10歳くらいから発動できたが、三つ目は

生まれつきなんだよ。]


[だから、無くせなかったのね…]


紫は服についた埃を落としながら言った。


[だけど二人だけなら何も出来ないわよ。]


確かに、二人だけなら何も出来ない。

健二もいるが、避けるので精一杯だろう。

こっちは近距離でしか戦えないのに、相手は

遠距離からでも攻撃できるからな。

どうする…


[でもやるしかねえ。]


絢斗がそう呟いた時、


[僕も戦えるんだけどなぁ。]


急に声が聞こえたので、辺りを見回すと、


[この結界は、ふむこれで行こう。]


[霖之介!!]


霖之介は刀を抜いて、結界を斬った。

すると、結界は瞬く間に壊れた。


[あなたが何故ここにいるの!!?]


[君を見ていられなかったからかな?

僕だけ何もせずにしていたかったけど、聖人達

には借りがあるからね。]


霖之介はそう淡々に答えた。


[あなたが弾幕勝負出来るのかしら?]


[やれやれ、君は何を考えてるのか本当に

読めないね、確かに今まで動こうとはしなかっさ。

けど、いつ僕が弾幕勝負が出来ないと言った?]


そう言って、霖之介は弾幕を紫に向けて放った。


[嘘!!]


紫は全力で霖之介が放った弾幕を避けた。


[聖人、絢斗、僕が弾幕を放つから君達は何とかして

あの妖怪のところに近付くんだ。]


[でも大丈夫なのか?]


[やれやれ、僕はひ弱そうに見えるかい?]


[見える。]


[見えるな。]


上から俺、絢斗の順番に言った。


[ひどいな、まあ話は後にしよう。]


[簡単にやられるなよ。]


[頑張るよ。]


そう言い霖之介は紫の方を向き、


[待たせたね。]


[いえいえ、けどあなたは普通の弾幕しか撃てなさ

そうね。]


紫は霖之介を嘲笑うかのように言った。


[まあ、これからわかるよ。

いい加減に僕だけ除け者扱いにされたくない

からね。]


そう言って霖之介はミニ八卦炉を取り出した。


[あなた、まさか!]


[僕も一応魔法は使えるもんでね。

さて、行きますよ!]

[まさか霖之介が出るとはな。]


こういうのもあっていいんじゃないかな?

って思って書きました。


[原作とかも二次創作もそうだけど、店に

ばっかりいるからなぁ。]


でもマジックアイテムも作ってるらしいので、

魔法も使えるんじゃないかなって思いました。


[完全にオリジナル設定だよな。]


そうですね。

次回は霖之介が活躍します。


[次回も見に来てください。]

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