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東方外遠記  作者: 颯人
第9章 暗黒異変 ~Dark accldent~
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暗黒異変2

あのあと何時間寝たかわからない。


[起きてください。]


[んー、あと10分…]


俺は寝ぼけてそんなことを言ってしまった。


[起きてください!]


[あと少しだけ…]


[起きなさい!!]


ジューー!!


[あっちぃぃぃぃぃ!!!]


……どうやら早苗に熱湯をかけられたようだ。

しかも顔面に……


[起きないからです!]


[どこから持ってきた…]


[ふふふ、奇跡の力です!]


早苗は堂々と言った。

というかそんなので奇跡の力を使うなよ!


[まあよくね眠れたし、まずは時を止めたのを

解除してっと。]


[これからどうするんです?]


[とりあえず皆を起こしに行くか。]









アジトの中


[……………………]


とりあえず状況を言おうか、全員寝てるし!

誰か一人は起きてると思ってたけど、

まさか全員だなんて…


[…どうします?]


流石に早苗も少し頭に来ているみたいだ。

顔が怖い…


[絢斗を起こしに行くか。]


あいつは一番朝に強いからな。


移動中…


[ぐーぐー…]


[すやすや…]


うん、寝てたね…、しかも妖夢と抱き合いながら

寝ていたよ。

昔じゃあ考えられないな。

さて、どうやって起こそうかな?


[ふふ、気持ち良さそうにねてますね。]


早苗は黒い笑みを浮かべていた。

怖いよ…誰か何とかしてくれ。


[そんなときには…これにしましょう。]


早苗が取り出したのは、使い古したお払い棒

だった。


[早苗さん?、何をするおつもりで?]


[ふふ、こうすれば誰でも起きてくれますよ。]


あ、やばいな…絢斗早く起きないとえらい目

にあうぞ!

だが、俺の祈りも届かず…


[さあ! 朝ですよー!!!]


早苗はお払い棒を絢斗に指した。


[おぎゃゃゃあああああ!!!]








[ふふふ、流石に尻にお払い棒はないだろ…]


あ、絢斗が涙目になってるw

どうなったかというと、早苗が絢斗の尻に

思いっきりお払い棒を差しました。

なんというか…凄まじいな。

…熱湯でよかった。


[大丈夫ですか!!]


妖夢は絢斗の背中をさすっていた。


[起きなかったばつです!!]


早苗は額に青筋を浮かべていた。


[けどな~もし尻が2つにわれていたらどうする

ってわれてるし!!]


[絢斗さん!! 大丈夫ですか!]


[ふふ俺もついに人間を超越したーーー!!]


あーあ、絢斗が狂っちゃった…

これ以上は見ていられないから止めるか。


[絢斗落ち着け、元からわれている。]


[あれ? そうだったっけ~?]


[コントは済みましたか? じゃあ皆を起こしに

行きますよ!]


そう言って早苗は歩いていった。


[早苗ちゃん、機嫌悪いけど…何かあったの~?]


[それは皆が起きてから話すよ。]








[どう起こしましょうか…]


これ以上はさ早苗に任せられないな、何をしだす

かわかったもんじゃない。

全員にお払い棒指すかもしれないし。


[流石にそこまでしませんよ!!]


ありゃ、心を読まれたか、まあいいや。


[俺が起こすよ。]


[どうやって?]


[まあ見てな、あと早苗達は耳をふさいでおいた

ほうがいいよ。]


前にも一回使ったけど、ほとんどの人が気絶

するからな。


[はあ…]


よし、早苗達は耳をふさいだな。

じゃあやりますか。


[起きろぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー!!!]


[!!!!]


俺は思いっきり大きな声で叫んだ。

この声は霊力と魔力を合わせてるから普通の

声よりも何倍も大きな音がでる。

外には漏れないようにしてある。

物とかは、飛ばないように霊力で押さえてある。


[ふう、スッキリした。]


[スッキリしたじゃないでしょ~、皆気絶して

いるよ~。]


周りを見れば寝ていた人は気絶しており、早苗と

妖夢も耳を押さえながら気絶している。


[やり過ぎたな…]


でも、よく絢斗は気絶しなかったな。


[耳栓してなかったらやばかったよ~。]


大して変わらないと思うけどな。

まあ、気絶した人達を起こしますか。

…今度はまともな手段でな。





[まったくなんなのよ…]


霊夢がうんざりしながら言った。


[起きないからだろ。]


[でも、まだ夜ですよ兄さん。]


こいつらは時計を見てないのか?


[今は朝の9時だ。]


[ええぇぇぇぇぇーーーー!!!!]


皆びっくりしてるな、だが本当だからな。


[けど、なんでだ?]


健二はそう言って考え込んだ。


[おそらく紫がしって[呼んだかしら?]タイミング

が良すぎるのよ…]


[いいじゃない。]


紫は口元を扇子で隠しながら答えた。

やっぱり胡散臭いな。


[何を知ってるのかしら?]


アリスが紫に問い詰める。


[これはね、前にもあった異変よ…]


[前にも…ってまさか!!]


霊夢はちょっと考え込んだ後、声を荒げて言った。


[そうよ、ルーミアが起こした異変よ。]


ルーミアってそんなに力あったかな?

絢斗も良太も考えてるな。


[ルーミアはね、元々私と並ぶくらいの妖怪だった

のよ。

それで力が強すぎたものだから霊香がリボンを

付けて封印したのよ。]


紫が分かりやすく教えてくれた。

なるほど、だからたまにルーミアから嫌な気配

がするのか。


[そのおかげで私はしばらく眠っていたのよ。]


[お母さんそうだったの?]


[ええ、そうよ。]


ということは結構前の異変なんだな。


[それで今回はおそらく、謙治が関係してるわね。]


[あのくそやろーか…]


[それで解決しなければならないのだけど、聖人、

絢斗、良太、快、健二は連れていけないわ。]


[どうしてだよ?]


俺は紫の言ってることが理解出来なかった。


[とにかく連れていけない、もし強引に行こうと

するなら…私が止めるわ。]


紫は素早く、俺らの周りに結界を張った。


[霊夢、行きなさい。]


[……ええ、ごめん良太……]


[どうしてだよ!! なんで健二達を連れていかない

んだよ!]


魔理沙は紫に抗議するが、


[あなたには関係ないわ、さっさと行きなさい…]


[けど!!]


[行きなさい…]


紫は魔理沙の足元にスキマを開いて、外に出した。

続けて紅魔館、永遠亭などの今までに出てきた

メンバーを外に出した。


[もういいか?]


俺は紫に訪ねる。


[何がいいのかしら?]


[あいにくとこの異変を黙って見過ごす訳には

いかないもんでね。]


[でもこれはあなた達の出る幕ではないわ。]


[そうかい、なら。]


俺は右手で結界を殴る。


バリーン!!


[……やっぱりその能力は危険ね。]


[だろうな、さあ通らせてもらうぞ。]


[私が本気を出せばあなた達でもかなわないわよ。]


[そんなことはやってみないと分かりません。]


[そうやって驕ってると足元すくわれるよ~]


[1度対戦してみたかったんだ、あんたの実力を

試させてもらう。]


[ぼぼ僕もま負けませんよ…]


[さあ行くぜ!!]


良太、絢斗、健二、快、俺の順番で言った。

大妖怪だからなんだ? 賢者だからなんだ?

そんなことで俺達は怯えはしない。


[あなた達の覚悟見させてもらうわよ!!]

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