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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
91/269

ヒイロ 恋人ができる

4月3日


登校2回目だ、学院長室前へアリアとクリスを連れて転移した。俺の今日の授業は1限目マナー講座、2限目剣術、3限目世界情勢なのだが2限目はきっとクリス模擬戦だろうな ノックしてから学院長室へ入る 返事もちゃんと聞いているぞ


「失礼します。おはようございます学院長」

「そちらは」

「妻のハイエルフのアリアと妻の剣姫クリスティーナ様ですが」

「アリアと申します。夫がお世話になっております」

「クリスティーナと申します。今日は剣術を教えるために来ました。」

「私はロビン・メスティア メスティア貴族学院の学院長だ こちらこそよろしくお願いします。」


顔合わせはいい具合だな


「アリアさんには1年生に算数を教えて貰えればいいので教材の方は後で用意させます。クリスティーナさんの方は剣術を1年生には基本の型、2年生には応用、3年生には実戦形式でお願いします。」

「クリス、剣術に型とかあるのか?」

「基本的な動作と身体の運び方の反復練習ですね 片手持ちや両手持ちのパターンもあるので同じ振り方でも様々なパターンに分かれますよ ヒイロ様は決して覚えないでくださいね 貴方の剣術はすでに完成されていますので」

「俺は俺で自分の技を見つめ直すよ」


けっしてそんな技はない 漫画やアニメからあとは剣道の延長線上だからな


「失礼します。」


イリスが学院長室へやって来た


「アリアさん、クリスさん、お久しぶりですね」

「イリスちゃんは見ない間に綺麗になりましたね」

「イリスさん、見違えましたね 恋をすると女性は綺麗になるのですね」

「イリス、お二人を職員室へ案内してあげなさい、あまりにも言い寄ってしつこい男共は処分して構わないから」

「アリア先生、クリス先生、頑張って」

「ヒイロくんは目立つようなことをしないように」

「2限目が楽しみですわ ヒイロくん」


3人は学院長室から出ていった。


「それでヒイロくん、イリスをもらってくれないか」

「妻たちと相談します。政治絡みじゃなく、本人の意志であること、結婚後は私の領地に学校ができるまでここでイリス嬢には下積みをしてもらいます。結婚は卒業してからで在学中は恋人としてならどうでしょうか」

「その条件を飲もう、息子にも連絡はしておく、それと息子が産まれたらメスティア侯爵家を継がせて欲しい 」

「産まれてから考えましょうか」


俺も学院長室を出て、自分の教室に向かうのだが絡まれた


「お前が調子乗っている騎士伯か」

「少し強いからって調子に乗んなよ」

「なんとか、言えや」


ガキの喧嘩だな、目立っているから力づくで黙らせたり従わせようとする


「それがどうした、俺は家名もない平民だが実績はある、お前らは伯爵とか、子爵の息子だろ 爵位を持っているの親であってお前らじゃないだろ」

「それがどうした」


拳を受け止めることも出来るし、カウンターで返り討ちにも出来るが痛くもなんともないパンチだろう あえて受けた 頬に当たったが何も痛くない 正当防衛成立でいいよな 答えは聞いていない


「どうなっても知らんぞ、殴ったのはお前らだからな」


指を鳴らしてクソガキ3人の足元を氷で凍らせた


「なんだこれ」

「動かねぇ」

「おい、校則違反だぞ」


氷は徐々に範囲を広げていく、低体温症になれば自動で溶けるようにしておいた ほっとけば勝手に溶ける


「反省していろ」


教室へ行き、自分の席に座る 時間になり、教師が入って来た、初老の優しそうでとても姿勢のいい爺さんだ


「今日はお茶の淹れ方を勉強します。」


お茶の種類やブレンドの仕方、次のマナーの授業で実習するらしい

次は剣術の授業、更衣室で着替えて訓練場へいつもの鎧を装備したクリスがいる


「私はクリスティーナ・エレジア 剣姫と言った方が早いかしら今日は模擬戦をしてもらいます。ヒイロくんはいつも通り私と手合わせをお願いしますね」


クリスの笑顔は可愛いが教師の特権を使ってでも模擬戦をやるつもりだ


「3年生が弱すぎて、あれじゃ冒険者になってもゴブリンに殺されてしますから」


さっそくクリスと模擬戦、クリスはいつもの剣で俺はいつもの刀


「ヒイロくん、魔法はなしで」

「わかりました」


お互い構えてから動く、クリスの方が早いため受けに徹する クリスの剣速はこの間よりも早くなっているため、馴れるまで時間が掛かり 反撃に移る


生徒たちは声を出すことも出きずただ見ていた 眼前で模擬戦を 自分たちでは決して到達出来ない領域の戦いを あの名高い剣姫様と互角の戦いをしている名誉騎士伯を


クリスの動きにも目が馴れ、攻撃を全て受け流し始める 受け流されることで伸ばした腕を戻すのに時間が掛かるため突きで対応するがその一瞬が命取りになるのはクリスもわかっているが遅かった ヒイロの身体一瞬振れ、首元に刀身が当てられていた


「参りました さすが私の旦那様ですわ」

「クリス先生、ここでは生徒だぞ俺」

「いつもの癖でつい」


クリスは俺に抱きついていたが屋敷ではよくあることなんだよね


「みんなも頑張ればこのくらいは出来るようになるからね」


才能と訓練が必要だが2-Bはすでに鑑定済み、剣術に関して誰1人として才能が無かった

授業が終わり、クリスは少し寂しそうな顔をするが昼食時には会えるからな

着替えて教室へ戻った、3限目は世界情勢 イリス先生の授業だ


「世界情勢の授業を始めます。今日はエミル女王陛下が誕生したことからですね ヒイロ卿も関係なんですよ ここ1年の変化には必ず裏にはヒイロ卿がいるので皆さん決してヒイロ卿を敵に回すのはやめましょう」


俺ってフィクサーなのか


「第1王子を退け、第2王子を味方に付けた第1王女のエミル様は女王陛下へと即位されたのです。その時の実績を認められ名誉騎士伯のヒイロ卿が誕生しました。これで今日の授業を終わります。」


生徒たちは昨日と同じで荷物を片付けて教室を出ていき、俺も屋上へ移動する。

ちなみに火曜から金曜の4日間授業であとは休みなのだ、俺にも他の仕事があるからたまに休むことになるけどな

屋上に着くとアリアがすでにいた


「授業はどうだった?」

「スカートを捲ろうとする子やおしりを触ろうとする子がいたので躾ましたよ 私の身体はヒイロさんの物ですから」

「これからもやっていけそうか?」

「どうでしょう、アクアに教える時の練習にはなりますが」

「お待たせしました。」


クリスとイリスがやって来た


「クリスの方はどう?」

「お遊びレベルより酷かったので 貴族よりも才能がある子供に教えた方が育て甲斐がありますわ」


クリスは賢いけどたまに脳筋思考だから


「学院長は貴族学院そのものを変えたいと思っているのです。貴族主義者がいまだに蔓延っていますので」

「孤児院の孤児たちを入学させるのが手っ取り早いんじゃないか 特別クラスを作ったりして それにまだ4月だから勉強もすぐに追いつけるし」

「すぐに学院長に話に行きましょう」

「イリス嬢、まずは昼食を食べようか」

「すみません、先走り過ぎました。」


ララとルル手製のお弁当を食べるのだが


「ヒイロ様、私が作ったのですが食べていただけませんか?」

「ありがたく食べさせてもらうよ」


イリスの作ったお弁当はララとルルのお弁当に匹敵する美味しさだった


「イリス嬢、とても美味しかったよ 料理も上手なんだね」

「はい、愛情を込めて一生懸命頑張りました。」

「イリスさん、良かったですね」

「はい、ありがとうございます アリアさん」


出会った時から仲が良かったからね 昼食後、学院長室へ


「学院長、お話があります。」


開口一番にイリスから話し始めた


「学院長、学院を変えましょう 平民や孤児が平等に勉強が出来る学院に」

「その言葉を待っていた。すでに手は回しておる」

「学費はどうするのですか?」

「そこを忘れていた。貴族共は卒業してから支払うといい払うものは1人もいないからな 特に第1王子派の連中が問題だ」

「とりあえず、通知しましょう今すぐ学費を払う 払わなければ直接乗り込みに行くとまで 俺の名前を使っていいですよ 転移魔法ですぐに乗り込めるので 公爵家のバカはどうなりました あれの家にも迷惑料を払わせますか」

「頼む、イリスが迷惑を掛けられたからな連れて行ってくれ、私はさっそく通知を書く」

「孤児たちの学費は俺が払いますよ ヴェント商店は儲けていますので アリア、クリス、イリス嬢行きましょうか」


転移魔法で王都の屋敷へ転移する。


「王都のヒイロ様の屋敷ですね」

「はい、ここから馬車で向かいましょう」


馬車で向かう、公爵は王族の血筋だが それがどうした被害者は親しくしている女性なんだぞ 俺も動くわ


「馬車で突撃しますよ」

「ヒイロ様、危ないですわ」

「大丈夫ですよ アリア、風魔法をお願い クリス、突撃後、周囲の警戒を頼む」


彼女たちは頷き、場所は公爵家のデカい屋敷、公爵邸に突っ込んだ さすがスライム馬とレディ製の馬車だな壊れない

突撃後、屋敷から警備の騎士が複数人出てきた


「賊め」


俺は殴って気絶させていき、クリスは剣で鎧や武器を完全に破壊、アリアはイリスの護衛をしている


「公爵くん、謝罪と慰謝料寄越しま~しょう~ 俺の機嫌が悪くならないうちに出てこい、帝国みたいに滅ぼすぞ」


慌てて太った男が出てきた


「よう、俺が誰か分かるか それと要件もな」

「誰だが知らんがよくも屋敷を 不敬罪だぞ」

「俺がこの国の王族と認めているのはエミルとログルスだけだ、そもそもお前の次男がやらかしたことだ、あれは話にならないからな親のお前にも責任はある」


10秒経つごとにクリスが、屋敷の壁に斬撃を飛ばし壁が崩れて行く


「早くしてくれないかレオニス派の貴族の屋敷にも行かない行けないからな」

「何をすればいい、メスティア公爵家長女イリス・メスティアへ謝罪と慰謝料 お前のところの次男が無理やり襲うところを俺が阻止した。お前のところのバカの首をだけで済むと思うな あとイリス嬢はエミル女王陛下と親しい友人関係なんだよな」

「少しだけ、待ってくれ」

「逃げるなよ」


太った男、公爵は2階へ向かった、アリアの精霊魔法で監視してもらう


「帰って来ますよ」


太った公爵は帰って来た、汗が凄いなこいつ全然運動していないな


「これでご勘弁を」


手にした袋の中には白金貨が100枚入っている イリスが受け取り 公爵からの謝罪を聞いた 公爵邸を後にした。


「ヒイロ様、いつもこんなことをしているのですか」

「してないよ、家族や仲間や友人が傷つけられたから怒るんだよ」

「私はヒイロ様の何になるのでしょうか」


アリアとクリスを見ると笑顔で頷いた どうやら許可がでたみたいだ


「家族だよ、結婚は卒業してからで今は恋人の関係で」


イリスに抱きつかれて泣かれた


「良かったですね、イリスさん」

「はい、努力が報われました。」

「ヒイロ様は鈍感な所が多いですから島の女性たちに結婚しようと言ったら全員YESと答えますわ」


え・・・・・・マジっすか


「ヒイロさん、そろそろレイももらってあげてくださいね」

「レイにも色々言われていたような気がするけど帰ってからな」


屋敷に戻ってから学院長室へ転移した。


「いきなり現れたから驚いたぞ」

「すみません、学院長、白金貨100枚です。」

「これはイリスのお金だろう」

「いえ、お金よりも大切な物を得ましたので」


学院長と目が合った、頷いておいた


「こちらはレオニス派の貴族の子供たちは帰って行ったぞ、近日中にレオニス派との抗争が始まると思う」

「俺たちは戦いますよ」

「とてもありがたい、イリス、しばらくはヒイロくんと一緒にいなさい」

「ありがとうございます お祖父様」


今日は転移魔法で島へ帰った、もちろんイリスも一緒だ


「今日からお世話になりますね」

「早めの結婚生活だと思ったらいいよ」


学生生活2日目も終わった。エミルのやつ第1王子派を潰すために学生にしやがったな 今度城に行ったら怒ってやる






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