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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
3章 冒険者と転生者と
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クリスティーナ 冒険者活動をする1

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国家会議から数日後、クリザント領の冒険者ギルドの依頼に帝都までの護衛と建設中の警備も追加されており、サンディア王国の冒険者ギルドはまだ完成していないため エミルから俺にヴェント商店経由で手紙が届く 内容は帝都までの護衛だ 報酬は1人金貨10枚 かなりいい報酬額なのだが島の人間のほとんどは行きたがらない その中でもドランたちが名乗りを上げてくれた


「父上、その依頼受けてもよろしいでしょうか」

「その判断はドランたちが決めたらいいぞ」

「それでは行きます。」

「ドラン これを持っていけ ホワイトとブルーにはバレるなよ」


転移の杖を渡しておいた帰りは楽だろう ホワイトかブルーに渡したら勝手に帰ってくるからな

ドランは杖を受け取り、鞄の中へ入れて屋敷から出ていった。

俺が忙しい理由はロイの世話だ、クリスもルビーも朝からいない 修行に出ます。書き置きだけあった


一方、クリザント領では


「クリスティーナ様、本当に依頼を受けるのですか」

「今は冒険者クリスですよ、ミルシェさん」

「そうでしたわね リムさんは受けないのですか」

「私は帝都の奴隷商で助け出されたので行きたくはないです。」

「夫が破壊した城跡を見てみたいですし、帝都に詳しい方も連れて来ていますので ルノリアさん」

「ここから帝都までの道のりはわかりませんよ 私よりララさんかルルさんの方が詳しかったはずなんですが」


クリスは地図を確認する 森を抜けて2日くらいで帝都に着く道のりだ、森を抜けた辺りが公国と帝国の国境で元公女のクリスでもその辺りの知識はある


「何か失礼なことを言われたような気がしますね」

「クリスさん、どうかしました?」

「なんでもないですよ ミルシェさんそろそろ出発しますね」


公国の大工や技術者を集めてクリザント領から出発する。移動は5台の馬車 建築資材は帝都周辺の森から伐採して使う予定だ クリスのパーティーは前衛のクリス 斥候のルノリア アーチャー エルフのレイ 今回、兄のロイはいない ロイはドランたちと帝都を目指している


「レイも付き合わせてごめんなさいね」

「いえ、ヒイロ様の奥方様の護衛は私たちの使命ですから」

「ロイは見ませんが」

「兄はドランさんたちの監視役をしています。アリア様からの指示です」

「あの子たち元気だから心配も分かるわ」


馬車に乗りながら警戒をする。レイは馬車の上で全体の監視しながら森の中を馬車は走る


「む・・・・」

「クリスさんどうしました」

「ロイが心配で ヒイロ様を信頼してはいるのですが」

「ララさんとルルさんがいるから大丈夫だと思いますが」

「そうですわね、ウーフさんもいますし大丈夫でしょう」


馬車の天井を叩く音がした、レイから事前に打ち合わせた通りの合図だ 叩く音が2回なら魔物、3回なら盗賊 今回は3回なので盗賊が相手

クリスはすぐに馬車を止まるように指示をし、警戒 レイが隠れている盗賊へ弓で先制攻撃を仕掛けた

矢は盗賊が隠れている木を貫通して刺さったようだ、痛みで叫び声を上げたのが分かった


「よくもやってくれたな」


鎧を付けた騎士のような盗賊が9人、森の中から出てきた


「よくもやってくれたな、いい女にエルフもいるな 可愛がってやるから来いよ」


いい女はクリスのことだろうとても綺麗な美女なのだからエルフはこの場にはレイしかいないから確定だ、ルノリアは完全に無視されている


「クリスさん、レイさん、私1人にやらしてください 完全に怒っているので」

「ルノリアさん、落ち着きませんか」

「あいつら私を無視したんですよ 確かにクリスさんは美人です。それにレイさんも」


ルノリアは盗賊に向かっていった クリスとレイは今の状況に困惑しており、正気に戻るまで時間が掛かった。


「こいつ、バカだぞ」

「うるさい 死ね」


ルノリアはリーダー格の盗賊の首を手に持ったナイフで切り裂き、息の根を確実に仕留める その動きはとても早く一瞬の出来事だった

その後、ルノリアは次々と盗賊を仕留めて行き、恐れて逃げ出すものはレイの弓で仕留める


「えっと、私の出番が」

「クリス様の手を煩わせる相手ではなかったということです」


ルノリアは盗賊の持ち物を調べている そして見つけてしまった


「ルノリアさん、何か見つかりました?」 

「帝国の宮廷騎士団だったようです。」


ルノリアはクリスたちに勲章を見せた ルノリアの説明では宮廷騎士団の者たちは全員身に付けている身分証明書のようなものらしい


「もっと強い方たちだと思ったのですがやはりヴァイス師匠とシュヴァルツ師匠のおかげで強くなれましたありがとうございます。」


ヴァイスとシュヴァルツは島の警備用騎士型ゴーレムで島民は全員知っている 時には稽古をつけてくれたりもする クリスもレイも稽古をしたことはある


「ルノリアさんは古参の島民でしたね」

「はい、アリア様の次に古参だと聞いております 死体は森に住む魔物たちの餌になるので放置でいいと思います。」

「先へ進みましょうか」


3人は馬車へ乗り込み、再び走らせる しばらく走ると森を抜け国境に着いた


「帝国側の国境付近に小さな街があるのでそこで泊まりましょう」


ルノリアが提案した。クリスもミルシェから街の情報を聞いておりクリザント領との交易がある街だから大丈夫だろうと判断し5台の馬車は国境を越え帝国側の街へ辿り着いた。さっそく宿の手配をし、街の宿で1泊するのであった


「クリスさん、すみません4人部屋で」

「私は馴れているので大丈夫ですわ、お風呂がないのは不便ですが」

「ヒイロ様といると旅の常識が無くなりますね エルフはお風呂に入る習慣がありませんがヒイロ様のおかげでお風呂好きになりました。」

「お湯をもらって来ますね」


クリスは部屋を出ていき、しばらくしてからクリスはお湯の入った桶を持って部屋へ帰ってきた


「お風呂はありませんが布で濡らして体を拭きましょう」


3人は服を脱ぎついでに下着も脱いでお互い拭き合いをする


「レイの肌は綺麗ですね」

「クリス様の方が綺麗ですよ 背中にキスマークが付いてますよ」

「2人ともおっぱいが大きくて羨ましい」

「ルノリアさんも時期にいいお相手が見つかりますよ 婚活パーティーに出席させましょうか」

「いいのですか」

「今回はエレジア公国でおこないますので大丈夫かと思いますよ」


ルノリアは目を輝かせている


「私はヒイロ様の御側で仕えるだけで幸せですよ」

「レイは自分に正直になりなさい、ララさんとルルさんを見てみなさい 隙を見つけたらヒイロ様に迫っていますよ」

「私も良いのでしょうか」

「少なくとも私は許可しますよ それにヒイロ様も天然ですよ あなたのお兄様と同じ名前を息子に付けていますしそれほどの信頼をあなたたち兄妹は勝ち取っている証拠だと思いますよ」


その日の夜は襲撃もなく快適な睡眠時間を過ごした















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