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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
3章 冒険者と転生者と
71/269

ヒイロ 平行世界の妻に会う

翌朝、連れて行くメンバーを招集してからクリザント領のミルシェの屋敷へ転移門から転移する。

今回連れてきたメンバーはクリスとロイ、ルビー ルビーはロイのことを気に入っている 赤ちゃんと犬や猫の関係なんだろうなたぶん シロガネとコクヨウ、ロイとレイこの辺りはいつも通りだ、島は安全だからと俺の護衛らしい ドランたちはメガンシアで冒険者として活動するからと

熊獣人のベアッグ 強くて賢いからとガルフからのお墨付きだ

ドワーフのデルメ、ガダド テッカンからのお墨付きでデルメは自分の鍛冶屋を持ちたいとかガダドの方は商売の才能があるからと2人で協力して店を開きたいらしい

クリザント領に冒険者ギルドを置くから武器と防具は必須だ、ヴェント商店では今は扱っていないからな 最初の頃は扱っていたが需要が無さすぎた、傭兵のおっさんたちはヴェント商店に近づかないからだ

あとはエルフのリム レイいわく剣の腕がいいらしい、妊娠前のクリスも模擬戦をしていい勝負をしたとか魔法無しの純粋な剣技だけらしいが


「ヒイロ様、クリスティーナ様、ロイ様、お待ちしておりました。」

「朝、早くから大勢で押し寄せてごめんね」

「いえいえ、こんなに早く対応してもらえるだけ感謝の言葉しかありませんわ」


昨日からレディに冒険者ギルドの建設とヴェント商店の建設を頼んでいる ヴェント商店と冒険者ギルドの距離は近く、その近くに何年も使われていない鍛冶場があるからデルメとガダドにはそこを使ってもらう予定だ、全部レディからの情報なんだけどね


「レディ、進捗の方は」

「今は鍛冶場を使えるように直しています。他は出来上がっていますので」

「さっそく見に行くか」


ミルシェの屋敷を出て、冒険者ギルドを目指す。


「ミルシェ、人材の方はどうなった?」

「島の方で募った人たちと領地にいる人たちで人数の方を確保しました。ただ冒険者の方は集まらないですね」

「ここに有名剣姫様がいられるから宣伝効果にもなるだろう」

「ヒイロ様、どういうことですか」


ミルシェはわかっていないのか


「クリスにはリハビリを兼ねて冒険者になってもらう ミルシェは剣姫が冒険者になったと情報を流してもらえればいい ベアッグにはギルドマスターをしてもらうつもりだ」

「ヒイロさん、ちょっと待ってくれ 俺のような獣人がトップだと舐められないか」

「エレジア公国は人種差別をしないぞ、帝国は俺が滅ぼした。文句があるやつは俺が黙らしてやるから」

「ガルフの旦那があんたに惚れ込むわけだ、ヒイロさんの望み通り、ギルドマスターをするよ」

「強くて賢い、ギルドマスターは強くなくてもいいんだよ 周りからどれほどの信頼を得られるかなんだ」


ラミリアがそうだったな、メガンシアの冒険者たちはラミリアからの要請に何一つ嫌な顔をせずに引き受けていたからな


「ここの冒険者ギルドはヴェント商店の方でバックアップしてやるから」


ヴェント商店の売り上げから給料、仕入れの費用を引き、ついでに貯蓄資金も引いた金額をレディの銀行 レディバンクが預かっている 月の売り上げの30%は俺の懐なんだよな よく島の運営が出来ているなって そりゃほとんどが時給自足で家畜もあるから肉や卵も手に入るからな 一生レディと神様には足を向けて寝れないわ

大きな建物に着いた


「ここが冒険者ギルドになります。」


ミルシェに案内されギルド内にメガンシアの冒険者ギルドと対して変わらない


「1階には受付け、買取りカウンター、酒場、依頼の張り出し掲示板があります。地下に訓練施設を作りました。2階にギルドマスターの部屋、会議室、転移部屋を用意しておきました。島の方へ転移できるようにしてあります。」

「地下に訓練施設か」

「模擬戦などおこなえるようにしてあります。大抵の魔法では破壊できないように結界も張っていますがマスターはくれぐれも魔法を使わないように」

「ヒイロ様と模擬戦したかったのに」


リムだ、クリスといい勝負をしていたから俺と戦いたいのだろう 最近魔法に頼ってばかりで剣の腕は鈍っていると思う


「リム、後で相手してやるからとりあえず今は施設を見て回る」

「ありがとうございます。ヒイロ様」


ギルド内を見た後、ここで働くだろうスタッフが招集されている。


「俺はベアッグ、ギルドマスターを任された よろしく頼む」


島から来た人も多いため、すぐにベアッグは受け入れられるだろう クリザントの人も嫌な顔はしていなかった


「次は冒険者カードの作り方にを教えるから、受付けの人は集まってくれ」


6人の女性が集まった、俺が言うのもあれなんだがクリザントに住む美女の類いを集めたのたろうな 俺の妻たちの方が美しいがな

簡単に使い方の説明をして、実際に作って見てもらう


「クリス、紙に記入して 冒険者カードを作るから」


クリスは紙に必要事項を書き込み、手渡された


「誰でもいいからやってみて」


紙を製造機の上から挿入し、中央部分からカードが発行された。


「クリスの冒険者カードだ、失くすなよ」

「はい、大切にしますね」

「次はリムのカードを作るから記入してくれ」

「ヒイロ様、大変申し訳無いのですが文字を書くことが出来ません」

「それは悪かった、誰か代筆してもらえるか 代筆も立派な仕事だからな」


リムの変わりに代筆してもらいそのまま冒険者カードを発行した。


「冒険者カードの発行にはメガンシアでは銀貨5枚なんだがベアッグどう思う」

「別に構わないと思うが成人未満の子供には銀貨3枚、冒険者ギルドから借りる感じでどうだろうか 受ける依頼は限られるが報酬金から少しだけギルドに徴収されていき銀貨3枚分に達成したとき銀貨1枚を渡す感じなんだが」

「なるほどな、目標があれば頑張れるからな、それに子供でも工夫さえすれば儲けれるしな」


ベアッグとても優秀だな、安心して任せることが出来る


「マスター、冒険者ギルドの裏にスタッフ用の集合住宅を用意していますよ」

「レディは凄いな、俺の思考パターンでも呼んでいるのか」

「私とマスターの付き合いが1番長いですから」


2番目はアリアなんだけど


「マスター、それと鍛冶場の方の修復が完了しました。」

「デルメ、ガダド、鍛冶場が直ったぞ、場所はヴェント商店の向かいだ」

「ヒイロさん、いってくる」

「ヒイロさんに感謝して仕切れねぇわ」


ドワーフたちは冒険者ギルドから出ていった


「リム、模擬戦はヴェント商店の方が終わってからな」

「はい、ありがとうございます」

「ロイ、レイ、シロガネとコクヨウを連れて魔物に荒らされた畑を見て来い、可能なら討伐してもいい」

「それでは行ってまいります。ヒイロ様」

「シロガネとコクヨウをお借りしますね ヒイロ様」


ロイとレイは冒険者ギルドから飛び出していった


「ヒイロ様、依頼の方を受けてからの方がよろしかったのでは」

「ミルシェ、畑が荒らされるってことは味を占めた魔物の餌場になるんだよ こういう時は迅速に解決しないと後々響いて来るんだよ」

「クリザント領のためにありがとうございます。」

「元々はもらった領地をミルシェに返しただけだからね」


ベアッグは冒険者ギルドに残り自分の仕事部屋を見に行ったのだろう 俺たちはヴェント商店4号店に向かった。

クリザント領のヴェント商店も居住スペースがある2階建ての商店だ、商店の前には銀髪の女性だとアリアより早く出会っていたら求婚してます。ストーカーになってもいいです。鑑定を使う あれが噂のシルヴィアさんか


「お待ちしておりました。名誉騎士伯様」

「シルヴィアさんだね、噂は聞いているよ」

「私の噂なんて」

「ミルシェ、2階は使えるよね」

「はい、清掃も行き届いていますよ」

「借りるよ、シルヴィアさんと個人的な話があるからね」


ヴェント商店の2階へシルヴィアと向かう 部屋の中に入り、結界を施しておく


「やけに慎重ですのね」

「転生者同士の会話は余り聞かれたくないからね」

「だから噂だったのですね」

「俺はヒイロ、28歳の時に死んだ転生者だよ 本名は五十嵐緋彩」

「HERO、マイダーリンと同じ名前ですね」


イの発言出来ないのかな なんかカッコいいしスルーでいいや


「ミサキから話をすでに聞いているからね」

「HEROはミサキに会ったのですか、元気でしたか」

「メガンシアって街で冒険者をしているよ 簡単に説明するけど俺はシルヴィアさんの知っているヒイロじゃないんだ、君と出会う前に死んでいる世界のヒイロなんだよ」

「HEROはダーリンじゃないHEROなんですね」

「そうそう、分かってくれたならいいんだけど」

「私はもう一度HEROと愛を育めますね」


え、何いってんの?


「HEROは結婚していますか?」

「3人の奥さんがいるよ、1人は下に来ていたけど」

「ベイビーを連れた美人ですね ベイビーもキュートでした」

「シルヴィアさんがいいなら、俺も受け入れるよ」

「Oh、ダーリンいつもダーリンです。」

「あと、シルヴィアさん ミサキと年齢が対して変わらないんだ」

「家族で川の字で寝るのが夢でした。HERO家族旅行をしましょう。」

「シルヴィアさんの知っているヒイロじゃないんだけど」

「私はHEROの魂に惹かれました、たとえ平行世界のHEROでもその魂に今も惹かれています」


スピリチュアルのことを言い出した。その巨乳をわしわししたくなるやん スピリチュアルやね


「シルヴィアはどうするんだ」

「ヴェント商店、HEROのお店で働きたいです。夜はHEROの側にいたいです。」

「この店の中に転移門を作るから島の屋敷に来れるようにしておくよ」

「HERO、大好き 愛しています」


シルヴィアさんとの話が終わった さんが外れるのはもう少し後でいいや


「ヒイロ様、どうでした」

「えっと~4人目」

「ヒイロ様、ロイに弟か妹が欲しいですわ」

「頑張らせていただきます」


クリザント領のヴェント商店はシルヴィアを合わせて6人、シルヴィアが店長だ クリザント領は辺境で他の街には早馬でも3日は掛かるため、冒険者ギルドとデルメ、ガダドの鍛冶屋、ヴェント商店で協力体制を行う予定で4号店は客層を冒険者相手に絞るつもりだ


「HERO、夜に会いましょう、クリスさん よろしくお願いします。」

「シルヴィアさんも私の方こそよろしくお願いしますわ ヒイロ様のことを教えて下さいね」


平行世界の俺の話を聞いても俺に通じるかどうか

冒険者ギルドへ戻り、地下の訓練施設へ


「リム、ルールわ」

「魔法は無し、身体強化も無し 剣技のみ」

「分かった、審判はベアッグ頼んだ」 

「了解した。」


ロイが見ている手前、無様な負け方は出来ない

リムは片手剣だ、対する俺はいつも通り刀 鞘に納めている状態だ


「始め!!」


ベアッグの開始の合図でリムが先に動いた、俺は居合いの構えに入り 抜刀範囲内に入りしだい抜く

リムは俺の予想通り、攻め込み抜刀範囲内に入ったため、抜いた リムは反応に遅れて防ぐことができずに当たってしまう、峰打ちなので悪くて骨が折れる程度だろう


「降参します」


俺の勝ちだった、次からこの手が使えないから考えないとな、リムに駆け寄り回復魔法を使う


「ありがとうございます」

「対人戦は久しぶりだったよ 魔法有りなら今ので決めれていないからね」


リムが魔法を使う前提の話なんだけどね

クリスの方へ戻る


「私の時より早くなってませんか?」

「よくわからないけど」

「リム、魔法無しで良かったですね 有りだと風属性が付与された抜刀で全裸になりますよ」

「えっ」


そんな目で見ないで


「あれはいい思い出ですね。それと初めて負けた敗北感とこの方のためならこの身を捧げてもいいと思いましたよ」

「惚気話ありがとうございました。」


模擬戦も終わり、1階へ上がるとロイとレイが帰って来ていた


「おかえり、どうだった」

「駆除してまいりました。」

「食べられる魔物を入れています」

「ワン」 

「ワワン」


シロガネとコクヨウは子犬からゴールデンレトリバーサイズに成長している


「リムはどうする?」

「私はこの地に留まります。ヒイロ様、次は魔法有りで模擬戦をお願いします。」

「いいのか」

「今度は勝ちます」


帰る前に俺は思いついた


「ミルシェ、使っていない小屋ってあるか」

「ヴェント商店の裏にありますよ 何かするつもりですか?」

「冒険者が活動しやすくするために転移門を設置しようと思って、ペック獣王国とメガンシア、サンディア王国に行き来できれば楽だろ」

「それはかなり便利ですが、悪用される可能性が高いですよ 許可しませんが」

「島の住民だけにするか、設定は俺が出来るし」

「それなら許可しますよ、私もたまに島に帰りたいと思いますから」

「そういえば12月に婚活パーティーがありますが」

「ここから遠すぎますからあきらめていますが」

「転移門を使えばいいですよ、島を経由して公都のヴェント商店に転移したら早いですよ」

「なるほど~今からドレスを考えなくてはいけませんね」


領主の屋敷までミルシェを送り届けた


「レディ、やることは残ってないな」

「はい、鍛冶場の方も感謝されました。ヴェント商店2階に転移門の設置も完了しています。」

「ならいいか、帰ろうか」


転移魔法で島へ転移した。島へ帰るとロイとレイは帰っていき、シロガネとコクヨウもどこかへ走っていった 俺はベビーカーを押して屋敷へ帰る クリスは俺の後ろから付いてきている なんか後ろから刺されそうで怖い

その夜、シルヴィアがやって来た


「HERO、子作りしましょう」


妻たちはフリーズしているおまけにドランたちまで


「ヒイロさん、正座」

「はい」


アリアに言われるがままに動く、本能が逆らうなと言っている

誠心誠意、シルヴィアについて教えていく答えるところはちゃんと答える シルヴィアの方はドランたちと仲良くなっており、ララ、ルル、ウーフとも打ち解け合っている 早いすぎだろ


「聞いていますか、ヒイロさん」

「報告を忘れていた俺が悪かったです。」

「次からは忘れないようにお願いしますね シルヴィアさん、はじめましてヒイロ様の最初の妻のアリアと申します。」

「アリアちゃんね、HEROは昔からエルフが好きだものね 私は吸血鬼族よ よろしくね」

「私はアヤメと申します。」

「Oh!!くの一 さすがねHERO シルヴィアよ よろしくねアヤメちゃん」

「クリスティーナと申しますわ」

「クリスちゃんはちゃんとベイビーを産んだのね偉いわ、痛くて大変だったでしょう」


シルヴィアはクリスを抱きしめる 転生前に出産経験があるからな、出産の時の痛み経験は分かるんだよな


「でもね、2人目の子は死産だったのよ」


ミユキから聞いていないぞ


「アリアちゃん、アヤメちゃん、ちゃんと産んで上げてね」

「「 はい 」」


シルヴィアが母性の塊のように見える

その日の夜、シルヴィアにおいしくいただかれました。




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