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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
2章 公国と帝国と
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エレジア公国の大規模スタンピード3

朝になり、遠くの方からのこちらに向かっている黒い影が見える。レディ製の双眼鏡で確認すると昨日と同じゴブリン、オーク、ウルフの集団に1つ目の巨人サイクロプスが数体混じっている。


「ダリス、サイクロプスいたぞ」

「はぁ、旦那 俺たちや騎士団じゃ無理だ、死人が増えるだけだ」

「マリン、サイクロプス相手いけるか」

「サイクロプスって1つ目のデカいのよね、倒したことがあるわ」

「なら、任せた」

「ちょっと待って、ポーション頂戴」


魔力回復ポーション(大)いちご味を5本渡した。


「楽勝よ」


俺は収納袋からジープをだした。第3の島の中は武器庫になっており、5000年前の兵器が残っていたジープもその1つで、転生前の俺は免許証持っていたこともあり運転をすることができる。そういえばハーレーダビットソン的なバイクもあったな


「なんでそんなもの持っているのよ」

「5000年前の兵器だからな」

「旦那はどうするんだ」

「サイクロプスだけでも叩くかな」

「マリン、お前も来るんだよ」


マリンを乗せて、ジープは走り出した。


「旦那の馬車の馬も凄いがあれも凄いな」


昨日の島からの援護射撃で渓谷はなくなっており、ジープで普通に走れる。


「流石、魔力式エンジンだな」

「これ、ロストテクノロジーとかオーバーテクノロジーよね」

「そうだぞ、普段は使わないからな」

「もう1人の転生者ってどんな人なの」

「サンディア王国で女王をしているぞ、女子会やら海水浴やら手伝わされたが」

「そろそろ見えて来たな」

「デカいの1発」

「車の上に立つな、パンツ見えているぞ」

「欲情した?」

「するか、俺には嫁さんが3人いるんだ」


水色か、マリンは炎の竜巻を繰り出し、魔物の群れが飲み込まれていく


「やっちまったな」

「どうしたのよ」

「昨日、肉を食べただろ」

「肉丼美味しかったわ」

「あれ、オーク」

「え、エエエエエエエ、あんな豚みたいな顔して肉が美味しいだなんて」


あ、そっちか 食い意地が勝つんだな


「とりあえず戻るぞ、動作テストも出来たからな」

「このドライブって」

「動作テストだな、一昨日に動かせれるようになったし、まだ武器とかも搭載してないからな」


拠点に戻り、朝食を摂る


「大将、炎の竜巻が上がったが何があった」

「少し、殲滅していただけだぞ 今は警戒しながら様子見だな」


昼頃


「主君」

「どうした、アマネ」

「大群を蹴散らしながら何かがこちらに向かって来ています。」


見晴らしのいい場所で双眼鏡を使い確認、黒い2本角の馬だ、前を走っているゴブリンやオークを蹴散らしながら高速で向かって来ている


「バイコーンだな」

「ヒイロ様、私でもバイコーンは無理です。」


クリスが駄目ってどんだけ強いんだ、あの馬


「旦那、あんたに任せる あれに勝てばスタンピードも終息するはずだ」

「分かった、俺がやる」


俺の『メテオ』と島から援護射撃で草原から荒野に変わった場所には1頭の2本角の黒い馬が強敵が来るのを待っているようだ。


「勝負だ、バイコーン」


俺は刀を抜き構える バイコーンは俺を敵と認識したのかすでに臨戦態勢だ

身体強化で強化し、バイコーンに迫る 振り下ろした刀は角で阻まれ、そのまま突進してくる。間一髪で避けることが出来たが、次に後ろ蹴りが飛んでくる ギリギリ回避出来た。


「あっぶねー当たったら死んでるな」


収納袋から小太刀を取り出し構える。身体強化と刀には風魔法をで切れ味が増すようにしている、バイコーンは突進してきたがすれ違いに刀で片方の角を切断することに成功した。

力の源でもある角の片方を失ったバイコーンは怒り狂い、仲間たちがいる方へ走り出した。俺も身体強化を使いバイコーンを全力で追いかける

バイコーンの動きを見ていた仲間たちはバイコーンの異変に気づき、逃げはじめたがアリアは躓いて転んでしまった。

アリアの後ろにはバイコーンがすでにいる バイコーンはアリアを踏み潰そうと足を上げた


「ヒイロさん」


死を目前にした彼女は愛する人の名を呟いただけだった。バイコーンが踏み潰した場所にはアリアの姿はなかった


「危なかったな、アリア」

「ヒイロさん、怖くて」


ヒイロが直前にアリアを助け空にいる。


「降ろしたら離れるんだぞ、必ず勝つから」

「はい」


地上に降り、アリアを安全な場所へ逃した。居合いの構えを取り、バイコーンと相対する

バイコーンは真っ直ぐヒイロに突進してくる。ヒイロは刀を抜き、バイコーンとすれ違った、バイコーンは上半身と下半身が別れ絶命している。


バイコーン討伐によりスタンピードは終息した。

 



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