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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
1章 チート過ぎる島
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ヒイロ 婚活パーティーに参加する

女子会も終わり、帝国の動きもなく数日後


「オーナー、手紙です。」


ミナモが手紙を持ってきてくれた。


「ありがとう、お店の方は?」

「毎日、大繁盛ですよ 仕入れに行くときも兄さんやダリスさんたちが護衛をしてくれるのでとても助かっていますよ」

「近いうちに別の街か国に店舗を増やそうか」

「もう少し、人員が増えないとローテーションが組めないので難しいですね」


ミナモは帰っていった、手紙の内容は簡単に言うと『明日、城に来い』面倒くさいが行くか


さっそく次の日、城にやって来た 女王陛下の自室へ通された


「ヒイロ、婚活パーティーをするわ。」

「それはいいが」

「この間の女子会の評判がとても良くてね、貴族の女の子たちの間では領地と領民のことを考える男が理想だったり、料理が出来る男が理想とかね」

「あの2人が広めているな」

「お茶会は情報交換の場なのよ」 


勝ち誇った顔をしているのが腹立つ


「俺の参加は確実だよな」

「ええ、あとはルノリアちゃんにララちゃんとルルちゃんは確定ね」

「あの3人は帝国の人間だぞ、それにララとルルは結婚する気はないぞ」

「でも可愛いから連れてきて、ドレスも用意するけど?」

「その辺はレディが作ってくれるからいいぞ」

「へぇー、アリアちゃんに何着せたの?」

「メイドにナース、チアガール、バニー、チャイナドレスにウエディングドレス、スク水、ビキニぐらいかな、寝る時はシースルーのネグリジェだな」

「私も着たい、海水浴したい」


水着の方か


「公務を頑張って連休を取ってからな 婚活パーティーは参加するから」

「分かったわ~それとね、隣国にエレジア公国から剣姫と呼ばれているお姫様が来るわよ」

「自分より強い相手としか結婚しないとかだろ」


よくある設定だからな


「なんで分かったの、ログルスの婚約者を決めるパーティーになるから、あまり目立たないで欲しいのだけど」

「無理だろ、剣姫と戦うとそう言ってられないぞ」

「戦うのはパーティー後にしてね」

「分かった、他に仕事はないなら帰るぞ」

「連休が取れたら海水浴がしたいからよろしくね」


転移魔法で屋敷に帰り、ルノリアとララとルルに婚活パーティーに参加するように説明と説得した。ルノリアは渋々了承してくれた。ララとルルにはドレス着た、綺麗な2人を見たいと言ったら喜んで了承してくらた。

ララとルルは12歳でマスタリオ子爵家でメイドとして働いていた、今は16歳で俺の1つ上だ アリアのような可愛さやアヤメのような美しさはないが全てにおいて平均より上で着飾れば彼女たちと同等以上になると思う ルノリア、普通だよ普通

夕方、酒場に向かった 食事処も兼用しているから料理が出来ない男たちや女性たちが集まる


「ライル、身体の調子は」

「何も問題はないですよ」

「婚活パーティーが城でやるから出てくれ」

「僕はトリメス伯爵家の人間ですよ」

「今はただのライルだろ、あの家は粛清され、取り潰しになったぞ」

「ヒイロさんは出るのですか?」

「女王陛下からご指名だよ、剣姫がどんな人物か見てみたいからな」

「噂の剣姫が来るのですか、ヒイロさん勝てるのですか?」

「魔法ありなら勝てるな、剣のみなら武器破壊とか最終的には殴り合いに持ち込めれば勝てるだろ」


ダリスたちがやってきた


「旦那、悪い事は言わねぇ剣姫はバケモンだ、小規模のスタンピードだったんだが、その時に護衛も付けずに剣姫が出て来たんだよ ほとんど1人で倒していた」

「それは凄いな」 

「それにだ、魔法も使っていたぞ」

「ますます、勝ちたくなったな」

「旦那、戦うんですかい?」

「勝てば嫁に来るし、戦力アップだろ ライル、服の方は用意しておくからな」


俺は屋敷へ帰った、どんな女の子か楽しみだな


そして、婚活パーティー当日 俺とライル、ユキムラ、ミナトは黒のタキシードを着ている。ガムにはまだ早いとアヤメの許しがなかったため、ガムは来れない


「大将、落ち着かないぞ」

「某もこのような服装は初めてですぞ」

「お前たちには婚約者を見つける事とライルの護衛だ、頼んだぞ」


女性陣もやって来た


「ヒイロ殿、なんですか」

「馬子にも衣装」


ルノリアの背が小さい方だ、黄色いドレスを着ているが可愛らしいが感想


「旦那様、おまたせいたしました。」

「そのどうでしょうか」


ララとルルを見て俺たち男性陣は拍手するしかなかった、ララは真紅のドレス、片足にはスリットが入って腿が見えている、胸元は強調しないデザインでそれがまたいい、ルルのドレスは蒼いドレスでララと同じデザインだ。


「とても似合っているよ」


あんまり褒めすぎると隣にいるアリアが嫉妬するからね


「オーナー、私も着ましたけど」


今回はミナモにも来てもらうことにした、店の宣伝を兼ねているからね


「ミナモ、見違えたぞ」

「兄さんも格好よく見えるよ」


仲のいい兄妹だな


「移動しようか、アリア、アヤメ留守は頼んだぞ」

「はい、いってらしゃい」

「無事に帰ってくるように祈っています」


島の屋敷の転移門から王国の屋敷に転移した。馬車に乗って城に向かう。

馬車は城に到着した。すでに沢山の馬車が止まっている。


「会場に行こう」


男性陣が先に降り、俺はララとルルをエスコート ミナトはミナモを ライルはルノリアを ユキムラすまんな ララとルルは俺じゃないと文句言うから


会場は体育館2つ分くらいの大きさで着飾った貴族の子息や子女がいる、中には30代や40代くらいのおっさんもいる


「ヒイロ様、お久しぶりです。」

「お久しぶりですね、イリス嬢」


イリスに話しかけられた、彼女は黄色いドレスを着ており、ルノリアとは違い胸元を強調している


「どうでしょうか」

「とてもお似合いですよ」


イリス、ララ、ルル、ルノリア、ミナモで行動することになり、ライルはユキムラとミナトと行動 俺、俺は人間観察ですよ、昔からよくしていたからね




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