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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
200/269

ヒイロ ZEROvsKシリーズ

翌朝、朝食後に昨日調べたことを全員に共有させる ちなみにメルクは強制参加


「なるほど〜マルセイユ教を乗っとたのがエルトラン教でござるか」

「確証はないけどな」

「ヒイロ、絵本のこのページのこれ」

「どれだ、フェリア」

「これこれ、最後の封印する時の絵なんだけどこれ精霊よ」

「俺、精霊見えないし」


フェリアが言うには精霊には形がある者から形がない者まで存在し、形がある精霊は自我を持っているらしい

自我を持っている精霊は中級精霊でその上に上級、最上級と存在している


「ヒイロ様、どういたしますの?」

「大聖堂に乗り込んでエルトラン教を潰すだろ、封印が解けかかっているなら再封印だめなら悪魔を叩きのめすくらいだろ」


悪魔を叩きのめすとか言ったせいでみんな放心状態になってしまった。砂漠化させる悪魔なら水でもぶっかけて固めればいいだろ ルフィvsクロコダイル戦を思い出すな


「貴方がたの行動を見て私も決心いたしました。」


無口なメルクがついにまともに話した。明日は槍でも降ってくるのか


「私の名はマルセイユ、この少女メルクに転生いたしました。」


俺やカザマ見たいな別の世界からの転生ではなく、別の星で転生したのか


「でそのマルセイユさんはようやく喋りだしたんだ?」

「悪魔を封印した後の話をしましょうか」


勝手にに話始めた


多種多様な種族とともに悪魔を封印したことで砂漠化を防ぐことは出来たが砂漠にいくら木を植えてもすぐに枯れてしまう

匙を投げ出した者たちはエルトラン星から離れて行き

マルセイユは残りの仲間たちとともに原因を究明したのだが仲間の1人が封印されていた悪魔に操られ暗殺された。

現エルトラン教はその悪魔に操られた1人の一族が教皇をしている

砂漠は悪魔の一部であり、封印は完全な物ではなかった。悪魔を倒すことさえが出来れば砂漠がなくなり元の自然豊かな大地が蘇る


「その封印は精霊の力を使っているのでしょう」

「いえ、精霊様方には封印の扉の門番をしてもらっています。」

「だから地下に強大な精霊の気配を感じるのね といっても上級精霊クラスが何百年も門番をしていたら力だって弱まるわよ」


エルトラン教は潰すことは決まっているし、事後処理は傭兵ギルドが処理してくれるとグランドマスター権限で書いてある


「封印を解く方法は?」

「1つ目は生贄、何万人の命と引き換えですが 2つ目は砂漠の砂を封印の扉の奥にある陣へ投げ入れる 砂漠の砂も悪魔の一部なので」


急いだ方がいいな


「大聖堂へ向かうぞ、マルセイユさんもそれでいいな」

「はい、あとメルクとお呼びください」

「分かった」


全員で跡片付けをしてから急発進、大聖堂までは歩いて2日の距離らしいが

エルトラン星ではエルトラン教が強大な力を持っており、他国は接収されるのみ どこの国も逆らうことが出来ない

端末からベルへ連絡


「ベル、大聖堂へ向けて緊急発進」

「了解しました。船長」


キャンピングカーをホバーモードにしてから走らせた。


「ここから真っ直ぐが大聖堂までの最短ルートよ」  

「おう、分かった」


昨日から引き続き、助手席にはフェリアが座っている

走らせていると背後から巨大な影が迫って来ていた。


「船長、回収します。」


ベルファストからトラクタービームが放たれキャンピングカーはベルファストに空中回収された。


「船長、敵航空戦力多数」

「分かった」


ZEROに乗る前にこれから先の作戦を伝える


「俺は航空戦力を叩く、大聖堂到着後は敵の排除と巡礼者の保護 巡礼者は元奴隷だからな」

「女たらしですわ」

「女たらしですね」

「女たらしね」

「女たらし」


マオにまで言われるのは心外だな、保護しても今欲しい人材はメカニックだからな


「ヒイロお兄様、女難の相が見えますよ」

「ヒイロ殿、そろそろ結婚を視野にいれるでござる」

「自由こそが傭兵なんだよ」


俺は格納庫へ行き、ZEROに乗り込む


「ギャアギャア」

「忘れていたよ、ヴァニラ大人しくしてろよ」

「ギャア」


カタパルトから発進した。

ベルファストが向かう先、大聖堂の方には海賊船が15隻、Gシリーズが30機、最近流行りのKシリーズが50機


KシリーズはGシリーズとは系統別で重力圏内をメインコンセプトに重視し、フライトユニットを装備することで空戦能力も獲ることができる といってもどこかで見たことあるよな

武装も専用ランス、アサルトライフルと斬撃武器をワイヤーで飛ばす、ハーケンだし

Gシリーズはのっぺらぼうに対しKシリーズはモノアイ、一つ目小僧なんだよな もう少し顔のデザインをな


ロングレンジバスターライフルで海賊船を片付けていく、ベルファストも対空射撃で接近するGシリーズへの牽制、撃ち落としたりもしている


ZEROで航空戦力をほぼ殲滅し、地上へ降りKシリーズの掃討を始める


「地上戦は数もあるが機動力で不利か」

「ギャアギャア」

「分かってる」


バスターライフルを両手で持ち、回転するように発射する


「これが本家丸パクリローリングバスターライフルだ」

「ギャウギャウ(調子に乗るなバカ)」

「分かってる」


Kシリーズは最後の1体になったがこれがまた厄介な相手だった


ビームサーベルで接近戦に持ち込むが敵の異形な右腕でビームサーベルを掴まれ、右腕腕の掌から赤い光がビームサーベル事ZEROの右腕を内部から破壊した。


「マジかよ~輻射波動機構やん」


ちょー簡単に言うと電子レンジのマイクロ波を武器にしてみました。的なやつ

接近戦は不利な為、バルカンで牽制し距離を稼ぐ


「接近戦特化機体ならまだやりようはある」


後方から接近したKシリーズに対し左手に出力を調整しナイフのような大きさにしたビームサーベルで右腕を切り裂き破壊した。

そのまま近距離からハーケンを射出、ZEROの右部分を差し出すようにし、片方のハーケンは右肩に突き刺さりもう片方はハズレた 左手に持った十手のような近接武器とビームサーベルが鍔迫り合いの状態になった。


「俺の勝ちだ」


近距離でバルカンを全弾撃ち込んだ、Kシリーズは蜂の巣になり、コックピットにも貫通していた。


「ギリギリだったな」

「ギャウ(死ぬかと思った)」


息を整えてからバードモードに変形し大聖堂の方へ向かった。







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