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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
188/269

ヒイロ セイクリッドスターを去る

セルフィのオススメの食事処に着いたのだが


「え〜と、セルフィさん」

「潰れていますね」

「潰れてるな」


閉店で潰れているではなく、建物自体がペッチャンコに物理的に潰れていた。


「ヒイロ様、まだありますので行きましょう」


次の食事処へ向かうのだったが


「あ〜ここもか」

「なんでなんですか‼」


セルフィ行く食事処は潰れていた


「セルフィ、船に帰ろうか」

「はい」


俺とセルフィは王都を出て、外に駐めているワゴンに乗って船へ帰る


「結局、俺は何をすればいいんだ?」

「他のゾディアックウェポン所有者が悪事を働いた時それを成敗する役目だと書かれていました。」

「別の星に行くか、リエッタには悪いけどこの国からは早く離れたい」

「私も今回のことで色々思う所がありました。」


ワゴンを飛ばしてベルファストに帰還した。


「おかえりなさい、御主人様」

「ただいま、マオ 昼飯ってある?」

「ありますよ」


俺とセルフィは食堂に行き、席に付いて待っているとマオとハクレンが料理を持って来てくれた。


「御主人様、これです。」

「お兄様、お姉様、ごめんなさい。私の失敗作なんです」


昼飯はハクレンの失敗作なのだが少々焦げている程度の焼き魚と細かく切りすぎたサラダなど


「味は大丈夫、カザマが言ってた」

「そっか、美味しくいただくよ」


遅めの昼食を済まし、ブリッジへ


「ベル、出航だ」

「いいのですか?リエッタさんが文句言いますよ」

「ヒイロ様、リエッタさんが欲しがっていた物とは?」

「特別な鉱石と宝石で作られた指輪らしいが」

「ヒイロ様、諦めましょう。それはゾディアックウェポンよりも上の神話級の代物です。絵本でその指輪の話しは伝わっています。」


あいつ、そんな物欲しかったていたのかよ ロード・オブ・ザ・リングはしないぞ


「ヒイロ様、出航と聞きましたわ」


リエッタがフェリアと共にブリッジにやって来た


「リエッタさんが欲しがっていた指輪とは?」

「たしか贈った者と贈られた者が結ばれる指輪ですわ」

「リエッタさん、諦めてください 魅力の指輪は禁止遺物になっていますよ」

「な、なんですって」


リエッタとセルフィ、運が悪いよな


「船長、次の目的地はどこにしましょうか」

「まだ、考えてないな コロニーで情報収集かな」

「情報収集なら任せるでござる」

「御主人様、私も」


ベルファストはセイクリッドスターから飛び立った




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