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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
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ヒイロ ヒノカミに立つ

大量の誤字報告ありがとうございます。

バカンス6日目


「出航しよう」

「ギャウ」


朝一、俺は決めていた事を全員に話した。


「うむ、また来年に来たらいいでござる」

「そうね、お酒は当分控えるわ」

「ヒイロ様がおっしゃるならどこまでも着いて行きますわ」

「新しい星、楽しみ」


全員の意見が一致したため、俺はホテルのロビーへ行きチェックアウト 他は荷造りだ。

俺とカザマは服なんて買ってないから来た時と同じくらいの手荷物だけで女性陣の荷物は来た時の倍以上は増えていた。


「1日早いけどチェックアウトって出来ますか?」

「はい、可能ですよ 料金の方はお返しできませんが」

「それで大丈夫です。また来年に訪れますのでよろしくお願いします。」

「ホテル従業員一同、ヒイロ御一行様のお越しを心からお待ちしております。」


1日早く、バカンスを終えベルファストに乗り込む


「船長、出航ですか?」

「ヒノカミに向けて出航だ」

「了解しました。その前に傭兵ギルドからのメールが届いております。」


ギルドからのメールは今後、討伐依頼や賞金首相手の戦闘のデータを送るだけで金を振り込んでくれる

わざわざギルドに行かなくてよくなるが緊急招集の時は出向いて会議に参加しなければならなくなった。


「良い報告と悪い報告だなこれ」

「船長の腕を見込まれてのことなんでしょう」


ベルファストはマスドライバーで宇宙へ打ち上がった。


「各センサー異常なし、ヒノカミに向けて短距離ワープを開始します。」


ベルファストは短距離ワープを開始し、ヒノカミがある宙域へワープした。


「ベル殿、ヒノカミはどの星でござるか」

「この星ですね。雲に覆われているため今は白く見えますが本来は地球のような星です。」


カザマは江戸時代の人間なので俺は未来の話を少しした。


「船長、緊急事態発生しました。スクリーンに映します。」


スクリーンにはクリオネのようなスライムのような生き物が映し出されている


「どっかで見たぞあれ」

「船長、賞金宇宙怪獣リスト2ページ目です。」


俺はリストを確認した。宇宙怪獣クリメーバ 賞金2億


「賞金高いな」

「宇宙船を丸ごと飲み込むことで有名です。ビーム兵器や物理攻撃を無効化できます。」

「それって、不味くないか?」

「弱点はコスモエナジーを使った攻撃のみですが人のコスモエナジーを武器に転用する技術はいまだに開発しておりませんが」

「なるほどな、俺とZEROなら倒せれるな」


女性陣はワープ酔いで部屋に引き籠もっている


「ベル殿、俺の宇宙忍法ではどうであろうか」

「あの宇宙怪獣には膨大なコスモエナジーがないと倒せれないのです。それにあの質量」

「俺、1人だと無理でござるな」


俺は格納庫へ行き、ZEROに乗ると


「ギャウ」

「お前も付いてきたのか 危ないから大人しくしてろよ」

「ギャア」


人型の状態でカタパルトから発進、バード形態に変形してクリメーバの近くまで接近する。


「近くだとデカいな」

「ギャア〜」

「船長、クリメーバの大きさ2000〜500メートルが基本サイズです。今回の相手は賞金宇宙怪獣になりますので大きさは約3000くらいでしょう」


牽制にバルカンを発射するが弾は吸収されて消えてしまう。


「なるほどな、こいつならどうだ」


俺はコスモエナジーをZEROに循環させてからバルカンを発射した。

今度はクリメーバに吸収されずに膜のような身体を貫いた。


「これならいけるな」

「ギャウギャウ」


人型に変形し、ビームサーベルにコスモエナジーを流し込み、最大出力で接近し斬り込む


「ビームサーベル乱舞の太刀」

「船長、ビームサーベルにコスモエナジーを注入したため一時的にですがコスモサーベルに変化しましたので『コスモサーベル乱舞の太刀』が正解だと思われます。」

「ベルさん、冷静なツッコミは泣きたくなる」


とどめにバスターライフルにコスモエナジーを注入し、発射 クリメーバは消えてなくなった。


「船長、お疲れ様でした。」

「あれで倒したのか」

「はい、クリメーバは素材というものがありませんから 戦闘データはすでに傭兵ギルドに送っておきました。」

「帰還する」


ベルファストに帰還し、ブリッジに戻った


「これからヒノカミに向けて大気圏突入します。」


ベルファストはアナウンスしてから行動に移してくれるため有り難いのだが揺れるとかGが掛かるとかは教えてくれない


「多少揺れた程度でござったな」

「ギャウ」

「ヴァニラ殿は飛んでから関係でござるな」

「ギャア」


ワープ酔いしていた女性陣もブリッジにやって来た


「ヒイロ、着いたの?」

「あとは着陸したら終わりだな、フェリアとマオは変装の準備をしておいてくれ」

「分かった」

「かしこまりました」

「リエッタはそんなドレスじゃなくて動きやすい服に着替えて来い」

「ドレスじゃいけませんの?」

「俺たちはこの星の住んでいる人たちからはよそ者だからな、豪華なドレスを着ていたら狙われるぞ」

「急いで着替えてきますわ」


ベルファストは着陸し、ステルス機能を使いカモフラージュする。


「冒険に行こうぜ」

















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