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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
宇宙を駆ける
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ヒイロ 商談する

コロニー内に着艦した。


「船長、海賊船の買い取り業者の方には連絡いたしましたのであちらと商談ですね」

「ベル、俺の銀行口座とかある?」

「船長は海賊ですが傭兵でもありますのでBクラス傭兵ライセンスを取得していますが、お忘れですか? 傭兵ライセンスは身分証明書になり、キャッシュカードの役目もありますよ」


マイナンバーカードより凄くね?傭兵ライセンス


「船長、先方がお付きになられましたので」

「リエッタ、行こうか」

「はい」


艦のハッチを開き、商談相手と会う


「アネハイムエレクトロニクスのミルカと申します。」

「ベルファスト船長、Bクラス傭兵のヒイロです。」

「妻のリエッタと申します。」


ミルカさんを落ち着いて話せる部屋へ案内する


「妻ってなんだよ」

「夫婦の方がいい印象を与えれると思いまして」

「なら商談の方を上手くやってくれよ」

「ふっふふ、お任せくださいまし」


部屋に入り、さっそく商談を始める


「失礼します。」


マオがメイド服で部屋の中に入って来て、お茶を淹れてから部屋からお辞儀をして出ていった。

お茶の入れる手際が良すぎるため、魅入ってしまった


「奴隷のメイドでしょうか?」

「彼女はこの艦のクルーですわ」

「そうなのですね、あ とても美味しい」


俺もお茶を飲んだ、とても美味しいかった


「商談を始めましょうか、今回お売りになられるのが隣のドッグの宇宙船でよろしいでしょうか」

「はい、間違っていませんわ 艦内の清掃も完了していますわ」

「そうですね、8000万くらいでしょうか」


あの宇宙戦艦は使い古されているため平均6000万くらいだとベルは予想していたが提示された金額は8000万だった 俺はリエッタの方を見ると頷いていたため


「この金額でお願いします。」


買い取りの手続きをし、傭兵ライセンスに8000万振り込まれ商談は終わった。


「今後ともご贔屓に」


ミルカさんは艦を出ていった


「さっそく、買い物に行くか」

「そうですわね」


リエッタは清楚な白いワンピース、髪型はツインテールにしている ツインテールいいよね〜ツンデレじゃないけど

フェリアは緑のミニスカート、白いキャミソールに薄手の黒い上着を着ている

マオはメイド服から短パン、Tシャツの動き安い格好をしている 尻尾はピンと立っている


「食料は必要だな、あとは武器かな」

「ヒイロ、精霊がいないから魔法が使えない」

「フェリア、コロニーは人が作った人工的な場所なんだ 他の星に行ったらその星の精霊に会えると思うぞ 知らんけど」

「そうなんだ」

「御主人様」

「どうした、マオ」

「私も武器が欲しいです。」

「そうだな、護身用に必要だな」


食料の買い込みに行き、全部で1000万は飛んだ 買った物は船まで責任を持って運んでくれるので助かる


次に武器を見に行く、マオは軽くて隠し持てる武器が欲しいため、短剣と投擲用のナイフとか手裏剣、クナイなどを買い 俺はライトセーバーみたいな武器、ビームソードを買った。

ビームソードは出力を上げると刀身が伸びるし、ビームの形状がライトセーバーやビームサーベルみたいな形ではなく刀のような形になるのが気に入った。


俺とマオの武器で500万飛んだ、俺の買ったビームソードは人気がないため、格安だったらしい


「ヒイロ様、あれを買ってもらえませんか?」


リエッタが指を差したのは指輪だった


「リエッタ、買って渡したら婚約とか言うんだろ」

「バレましたか」

「出会ったばかりだしお互いのことをもっと良く知ってからだろ」


前の世界のことを考えるとまったく説得力がない


「ヒイロ様、いつまでもお待ちしておりますわ」

「もっとリエッタのことを知ってからな」


フェリアは俺の服の袖を引っ張っている


「どうした?」

「弓ってどうなのかなって」

「矢の生産だろうな、木がないし」

「さっきの武器屋でエナジーボウってあったんだけど」

「見に行くか」

「えっいいの?」

「いいぞ、気に入れば買うし」


先程の武器屋でエナジーボウを確認する。魔力で矢を生成できる、属性付きの矢も撃てるため、フェリアの精霊魔法との相性もいいみたいだ

購入した。


買い物を楽しんだ後、艦に戻り食料を受け取った。

金に余裕があるが次の星に向かいたくなった









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