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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
144/269

ヒスイとコハクの護衛旅3

マシニングビーストもよろしくお願いします。

旅は順調に進み、メスティア学院に到着した。

学院は夏の長期休暇中だが学生寮には残っている生徒もおり、今夜は学生寮に泊まることで宿代を浮かす作戦でもある


「ウォルトくん、街の方には行くの?」

「行かないよ、学院の休日に外に行くことが出来るからね すでに調べ終わっているんだよ」

「そうなんだ〜」


ヒスイとコハクの質問にちゃんと答えるウォルトは2人の中では評価は高い


「ゴーダくんはどうするの?」

「む〜〜〜戦闘科の生徒を探す」 


ゴーダはとても口下手でその相手が兄妹でもだ、3人の中では身長が1番高く、体格もがっしりしている。

見た目に関わらず本人は平和主義者で争いを好まない性格だ。

戦闘科の生徒、ヒスイとコハクもみっちり鍛えるのを手伝った生徒に何のようがあるのか?


「ゴーダくん、頑張ってね」

「ん、ありがとう」


「ヒスイちゃん、コハクちゃん、菜園を見に行きましょう」

「うん、いいよ」


ヒスイとコハクはアネリと一緒に校舎裏の菜園に向かった。 


「どう、凄い菜園でしょ」

「耕したの私たちだよ」

「育つように土に魔力を与えたの私だよ」

「え、うん、そうだったわね」

「種はパパが持ってきたんだよ」


アネリたち商業科の生徒は菜園で野菜を育てることしかやっていない、校舎裏の開拓はヒイロの授業の一貫ということで行われたため、戦闘科の生徒しか関わっていない、それとほとんどの生徒が校舎裏に興味や感心がなかったからだ


「あの人、異常だわ」

「アネリちゃん、次、行くよ〜」

「置いて行っちゃうよ〜」

「こんなところで負けないもん」


夕方までヒスイ、コハクとアネリは校舎裏を探索した。寮の食堂で夕食すました後、ウォルトとゴーダが使っている部屋へ行き 魔法の訓練をする。


「このコップの中に魔力を流してみて」


ヒイロが発見した、属性判別法だ。


「この水に魔力を流したら分かるんだね」

「うん」

「パパが発見したんだよ」


ウォルトがコップの水に魔力を流していくとコップの中の水がポコポコと温度が上昇していき湯気が上がった


「ウォルトくんは火属性だね」

「レッドお兄ちゃんと同じだね」

「そうだね、野宿の時は便利だね」


コップの水を入れ替えて、次はゴーダの番 ゴーダは魔力を流していくと何も目立つようなことは起きなかった。


「ゴーダ、失敗なの?」

「ムゥ」

「違うよ、コップの底に何かあるよ」

「本当だね、沈殿物があるね コハクくん これは何属性なんだい?」

「ゴーダくんは私と同じ土属性だよ」


ゴーダは小躍りしているが狭い部屋でデカい身体がはしゃぐと


「ゴーダ、邪魔よ 次は私の番なんだから」


コップの水を入れ替えてアネリが魔力を流していく、コップの水が溢れていく


「アネリちゃんは水属性だね」

「ブルーお姉ちゃんと一緒だね」

「私は水属性なのね」


今日の訓練は終わり、ヒスイとコハクはアネリの部屋で寝ることになった。

アネリのルームメイトは実家へ帰省しているため、2人で1つのベッドを使って眠った。


明日からは2日かけてサンディア王国王都に向かい、その後、中立都市へ別のルートを使って帰ることになっている


補足:コップの水に波が立つと風属性、コップの水の味が変化すると光属性、コップの水が濁ると闇属性になっています。


この作品は基本6属性です。




また年齢が増えた

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