ヒイロ ユカたちにキャンプ飯の案を聞きに行く
禁足地へ行った日の夜、ヒイロはメガンシアにあるユカたちのパーティーハウスに来ていた。
「というわけでキャンプ飯の案を考えたいと思います。」
「ちょっと待って、話が見えない」
「ヒイロくんが作ったカレーならどこでも美味しいからいいんじゃない?」
「今回はカレー以外を頼まれているし、外で食べるから」
「あたいは肉ならなんでもいいけど」
「ナオは健康面に気をつけないと、お嫁の貰い手がいませんわよ」
「そういう、レオナはヒイロにフラれているだろ」
「フラれていませんわ、ただ酔っていただけですの」
「で、ヒイロさん、誰に振る舞うの?」
「龍神様と水龍王」
空気が凍りついたように感じた 昔、KYとか言われていたな〜
「「「「「 はぁーーー!! 」」」」」
「近所迷惑だぞ」
「ヒイロさん、神様と仲がいいってもうチートよ チート」
マリカは興奮している。
「龍神ってドラゴンだろ、生肉でいいんじゃないのか」
適当なナオ
「ヒイロさんは優良物件ね」
レオナは放っておこう Mっぽいし
「ヒイロくんのカレー以外なら豚汁、家族でキャンプ行った時はグランピングだったんだよね」
ミユキさん、平行世界の俺の話をもっと詳しく
「キャンプ飯って憧れるなぁ〜」
ユカが一番マトモな気がする
「ヒイロさん、なんで私たちに聞きに来たの?」
「エミルはバカンス中だろ、マリンはエミルと一緒にいるし男子禁制 ミレディアはキャンプをしたことなくて、勉強しかやって来なかった人生よ」
「うわ〜、ミレディアさん可哀想」
「ギルマスは?」
「ラミリアはなんか忙しそうつーか、大量の紙とにらめっこしてたぞ」
「あ〜それ、お見合い写真」
「ラミリアさんがギルマスだからメガンシアが平和なんだよね」
「ラミリアさんが結婚してギルマスを辞めてしまうと冒険者ギルド存亡にも関わって来そうだし」
「ゴブリンのスタンピードの時、パレツント王国の騎士団長が冒険者に混ざっていたぞ」
「だから最近、騎士団の人達が減ってるのか」
「治安維持とか騎士団の仕事なのにね」
少しパレツント王国側を調べないといけないな
「ヒイロくん、ママは料理なんて出来ないもんね」
「そうだな、無理やり話を戻したな」
「私たちじゃあ、力になれないねぇ」
「そもそも私たち料理は作るより、食べる派ですので」
「あたいは焼き飯しか作れない」
「次、来る時はパレツント王国側の情報も仕入れておくよ」
島へ転移した。
結局、何も案が浮かばない
「旦那様、どうしました?」
「ララ、外でカレー以外なら何を食べたい?」
「そうですね、その時の気分でしょうかね 旦那様の料理ならなんでも食べれますよ」
「明日はアクアに頑張って貰おうかな」




