ヒイロ 事情聴取する
事情聴取する部屋はドラマでよく見る部屋だ、カナンの方は俺とライオネルでアメカの方はアボスとクラーラがやることになった、クラーラの方にはアボスがいるから大丈夫だろう
「教皇について話してくれ」
「はい、五聖騎士は教皇の使い勝手のいい手駒でした。私とシオンは教皇の洗脳に対して抵抗力があったようで残りの3人は教皇の性奴隷で暗殺の方もやっていたと思います。」
俺とライオネルは話を聞くことに徹した
「俺がなぜ悪魔と呼ばれているんだ」
「それはですね。教会の運営に関わっていまして帝国が存命時は聖王国て4割、帝国で4割、他国で2割の収入があったのですが帝国が滅んでから収入が減りまして、教皇は生き残りの皇族の誰かを次の新しい皇帝にして収入を得る計画を考えて、生き残りの皇族と騎士に武器の提供をしたのです。」
「その皇族を倒した俺を憎んで悪魔と」
「はい、その通りです。」
逆恨みで悪魔呼ばわりされてもな
「カナン、聖女フェルトは洗脳されているのか?」
「それはわかりません、聖女は教皇にとっては切り札でしたから」
「切り札とはどういう意味だ?成人前の少女ではないか」
「それは悪魔に討伐の失敗した時、聖女を悪魔に嫁がせて洗脳する計画です。」
「普通にいらないぞ、俺の妻たち歳上だし」
「ヒイロなら洗脳は効かないと思う、逆に治すだろうな」
カナンの事情聴取が終わり、外に出るとアボス、クラーラが待っていた
「早かったな」
「素直に話してくれたからな」
「情報を共有しよう」
カナンとアメカから得た情報を共有すると全く同じだった。教皇の素行の悪さが明るみにでた感じだ
「欲の塊でよく教皇と言えたものだ」
「嫌悪します。」
「問題はグラレストからの使いの答えだな」
「そうだな、聖女が洗脳されているかが問題だな」
ドタバタと地下へ誰が入って来た
「クラーラ様、グラレストからの使者がやって参りました。」
「ありがとうございます、」
俺たちは1階の会議室の方へ向かった。
 




