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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
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ヒイロ 手抜きの授業をする

明日稲刈り オデキンニクツウカクテイ

今日、明日学院に行けば休みだ~、残りのデートが残っている。全然休まる気がしない


「最近、イリスが学院から帰るのが遅いけど」

「貴族科、商人科、戦闘科で分かれて1泊2日の社会見学がありまして。日程調整ですね」

「なるほど、貴族科はエレジア公国辺りで商人家は中立都市辺りで、戦闘科はどこかの騎士団か冒険者に混じる感じか?」


サンディア王国の女王は威厳があんまりないように見えるからな 我が姪のことなんだが


「移動距離を考えると妥当ですが、1泊2日なんで」

「転移魔法を使うのは問題が起きそうだからな、ドラゴンに乗っていくのは? 公国ならクリスを連れて行けばいい、中立都市はドラゴンたちにも友好的だぞ」

「なるほど、ドラゴンに乗った思い出もできますね」


俺の提案をイリスが会議で発言するらしい、戦闘科はメガンシアかペック獣王国だろうな ライオネルと生徒の殴り合いは起きないだろう


「今日も早いのでもう行きますね」

「いってらしゃい」


イリスは転移門から学院へ、ミレディアの方は別に転移門を作り学院の裏へ転移できるようにしておいた。わざわざ屋敷まで来ることが無くなった。


「俺も行くかね」

「ガウ」

「君たち静かにできないでしょ」

「ガウガウ」

「友達も行きたいって」


屋敷の動物用扉から白い何かが詰まって出れなくなっていた


「お前、テディか 大きくなりすぎだろ」


エンジェルベアーのテディの大きさはぬいぐるみサイズから150cmくらいになっていた 動物用の扉は小さい動物用で小さかった頃のテディは通れたが

なんとかテディを救出した、扉を壊してしまったがレディが直してくれるだろう


「テディがヒスイとコハクの面倒を見てくれるのか?」


テディは頷いた、信用できるし心優しいからいいのだが不安要素が多いため、屋敷の外で指笛を吹いた

遠くから土煙を上げて白い何かが近づいてくる


「ワン」

「シロガネ、護衛を頼むぞ」


テディの護衛にフェンリルのシロガネ、最強の布陣だな、大人しくしてたら犬にしか見えないし


「行くか」


転移門から学院の校舎裏へ、菜園の方は種が植えられたようだな


「テディ、ヒスイとコハクを頼むな、菜園の方は行かないように シロガネも護衛の方よろしくな」

「ワン」

「昼にはこっちに来るから」


4匹を残して、教室へ向かう 教室へ行くと今日もフェルトの周りには人が集まっている 聞き耳を立てると学院が休みになる日に何処かに出かけないかという話のようだ、フェルトは土曜から用事があるからメスティア領から離れないといけないらしい


「嫌な予感しかしないな」


ヒイロは小声でボヤいた。その予感は後々的中するのだが

いつも通り、教室にミレディア先生がやって来て授業が始まる。今日の授業では人類未踏の禁足地と呼ばれている場所の話があり。前々から別荘を作る話をしていた場所だ。聞く限りでは自然が多く、魔物が多い場所らしい 夏休みだな、行くなら


その後の授業も終わり、昼休み、イリスとばったり会い、校舎裏で食べると言っておいた。イリスの方は朝から忙しくお弁当を忘れたため、学食らしい


「お待たせ、ボア肉でいいか」


ボア肉を焼いてから4匹は食べ、俺はタレを漬けて食べる


「午後は訓練場で何やるかだな、どうしよ」

「ワン」

「身体を動かしたいっていいけど」


シロガネと生徒を戦わせる シロガネの圧勝だよな 校舎裏に建てる建物についての企画書はすでに学院長に提出しているからな

昼食後、訓練場に着くとすでに1年と2年生は集まっている


「今日は鬼ごっこだ、訓練場の外へ逃げていいただし、校舎に入るのは禁止、菜園の方も 身体強化を使ってもいい、逃げれないなら戦ってもいいぞ ちなみに鬼はこのシロガネだからな 隠れる手段はおすすめできないからな 5分後、シロガネは動くからな」


生徒たちは一斉に訓練場を飛び出した。そして5分後、シロガネは動き出し10分後、全員捕まえて、戻って来た。


「早かったな、それよりも全員気絶させたか、偉いけど、俺の説明が少なかったせいだな」

「クゥ~ン」

「シロガネは上手くやったよ」


回復魔法は使わずに放って起き、全員が目を覚ました頃には授業は終わった。


「戦わずに逃げたのはいい判断だと思うぞ、まぁ相手が悪いしな 今日は解散お疲れ様でした。」


今日はさっさと帰ることにした。家に帰るとアクアがテディを見るなり、抱きついてた。テディの毛はモフモフで柔らかくて気持ちいいからな

明日の授業どうすっかな~












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