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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
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ヒイロ 龍神様をお も て な しをする

古戦場が始まりました。投稿ペース乱れます。

放課後といっても午前で終わり、屋上でイリスとランチタイムなう


「校舎裏をどうするおつもりですか?」

「菜園を作るのはどうかな? 自分たちで野菜を育てる、食物へのありがたさを勉強させるんだけど」

「良い考えですけど、人手は必要になるでしょう」

「そこは島から動物たちを連れて来るよ」


シロガネとコクヨウなら土掘りができるし、パンダたちやテディたちなら手先が器用だし、ドランたちがいたらもっと楽だけど、土ならまだ卵のあの子に手伝って欲しいけど


「イリス、今日も美味しかったよ」

「口に合って良かったです。」


昼食後はイリスの膝枕で食休み、イリスに頭を撫でられてとても心地良い


「イリス、子供たちをここに通わすのはどうだろうか、島に学校を作っても身内しかいないからね、友達を作るのは必要だと思う」


そんな俺は生前友達なんて指を数えるくらいしかいなかったし真の友達と言える相手はいなかった、転生して今の生活はとても楽しんでいる


「とても良い考えです。私も王都で暮らしている時はたまにお茶会をするくらいでした。それに毎日のようにあの人が来て・・・・・」


あの人とはもと婚約者のことだな、侯爵家の地位とイリスの身体目当てのクソ野郎だったな


「でもヒイロ様とアリアちゃんに出会えましたし、同じ日に私もお父様も助けられたなんて」

「たまたまだよ、それに俺もイリスに出会えて良かったよ 奴隷から解放したアリアを俺以外の人に馴れさそうと考えていたから 同性のイリスならと思ったし 今では大切な奥さんだからね」


イリスの膝枕から身体を起こして身体を伸ばす


「イリス、校舎裏を弄っているから帰るときは声を掛けて」

「はい、わかりました 今日は早く終わると思いますので」


イリスは職員室へ俺は校舎裏へ


「まずはどこから手を付けるかだな」


日当たりが良い場所を菜園にする。噴水欲しいな、馬でも飼うか?倉庫兼休憩所みたいなのがあればいいかな


校舎裏に作る物、欲しい物を紙へ書いていく、工事の工程とスケジュールを書いていく、草むしりは授業の一貫で終わらせよう 身体強化を維持する訓練になるだろうし


「ヒイロ様、帰りますよ」


イリスとミレディアが俺の隣にいたことに気づいた、集中していて気が付かなかったな


「菜園に噴水ですか 食物のありがたさが分かっていない貴族が多いですから良い考えです」


ミレディアもイリスと同じことを言った、俺と同じ転生者のミレディアだからこそ食物のありがたさ、生産者への感謝が分かるのだろう


「ミレディアさんも同じこと言ってますね」

「む、とても良い勉強にも経験にもなりますよ」

「とりあえず、今日は計画だけ 明日から本格的に始めるつもりだよ 帰るか」


転移門から島の屋敷の転移部屋へ帰る。ミレディアは屋敷を出て自分の部屋へと帰っていった。


「ヒイロよ、待っていたぞ」


小さな白いドラゴンが目の前に現れた、喋り方から龍神様だな


「龍神様、お久しぶりです。ドランたちはどうでした。」

「かなり強くなった。今は卵を取りに行かせている」


卵を取りに行った、そろそろ産まれるのか?


「それと人の食事を食べてみたい、小僧供がヒイロの妻たちの料理が美味いという、それにヒイロが作るカレーなるものが絶品だと言い切る」


この神様、食事をしに来たのでは?


「ドランたちが帰って来ていることですし、今日はカレーを作りますよ」


アリア、アヤメ、ララ、ルル、イリスを招集して、夕食の話をする。


「ドランたちが帰って来ているのとアクアにおもちゃにされているドラゴンがいるだろ、あれドラゴンの神様、龍神様なんだよ」


全員、驚き アリアは慌ててアクアの方へ


「アクア、放してあげなさい」

「はーい」


龍神様は解放された。相手は神様だからな怒られると死ぬと思う


「小さき子よ、名はなんと申す」

「アクア」

「我を恐れない胆力、水の精霊に愛された子、気に入った水龍神の加護を授けよう」


アクアは青い光に包まれた、念の為鑑定をしたら水龍神の加護を得ていた


「ありがとうございます。龍神様 アクア、お礼は」

「ありがとうございます。」

「食事を食べさせてもらう礼だ」


それから俺たちは全力で龍神様をおもてなしをするための料理を作った


「ヒイロよ、その妻たちよとても美味であった」

「ありがとうございます。」

「次からは普通の料理でいいからな、白と青、卵を」

「「 はい 」」


白と青はホワイトとブルーのことだ、ドラゴンの卵を持ってテーブルの上に置いた。


「産まれるぞ」


卵が小刻みに揺れ、やがて卵の殻が割れていく 翠色のドラゴンと橙色のドラゴンが生まれた。


「ヒイロよ、名は決めてあるな」

「ヒスイとコハク」

「良い名だ、どちらも女の子だな ヒイロはモテるな」


龍神様は笑いだしとても満足のようだ


「ギャー」

「アリア、ミルクが飲みたいみたいだ」

「今すぐ持ってきますね」


アリアは哺乳瓶にミルクを入れて持ってきた。アリアはヒスイを抱きミルクを飲ませ、クリスがコハクを抱いてミルクを飲ませている 赤ちゃんや子供はとても可愛い、ペンギンとかアザラシは毛が生え変わる前が1番可愛いからな


「ヒイロよ、我は帰る、また来るからな」


龍神様はその場から消えた、騒がしい夕食は終わり、ミルクを飲んで満足した、2匹はスヤスヤと眠りだした。


「人の子もドラゴンの子も変わらないな」

「ロイは元気盛りですよ」

「カスミもです。」












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