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天使の買い目  作者: pureko
19/25

競馬場

大型ビジョンに次のレースのパドックの様子が映し出されている



そのルームのすみっこで、てんが小笠原に一枚のメモを渡す




「はい、これ、今回の買い目でぇーす」




しぶしぶ受け取った小笠原が言った




「おれに馬券買わせるのかよ・・・」




「だってぇ~、あたし、高校生だしぃ~」




「ふん、よく言うよ」




と言って小笠原がメモを開く





「単勝で1点?・・それも・・結構、人気薄じゃね?」




「うん、そう、で、これがお金でぇ~す」





と言って、てんが小笠原に3万円を渡す




「おいおいおい、3万も買うのかよ!いや・・・いくらなんでも、これ、まずいだろー!」





「ダイジョウブッ、必ず当たるから、あ!先生も同じ買い目で買うといいよ、こんどはワイン



どころの金額じゃないかも・・」





・・・たしかに・・当たれば20倍近くになるんじゃないか?、ということは・・・3万買うと・・・ご・・50万



以上!!!」





と小笠原の頭が混乱しているとてんが




「じゃ、あたし、スタンドに行きまーす、よ・ろ・し・くー」




と言って行って走り去る




一人残された小笠原がつぶやく




「しかし・・本当にこれ当たるのかよ、なんか変な名前の馬だし・・・」




そのメモはこう書いていた




(単勝  7枠12番   エビダッピ)



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