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突入

25話です。

ものすごく短いです(;´Д`)


25話 - 突入


ギルドを出て、いまだ人の集まりが増え続けている教会へと急いで移動を開始する。

教会の周りにはホールに入れなかった人たちが溢れ出ているが、それだけで500人は超えているように思える。


人ごみを避け、なんとか教会の入り口には到着したが、とても中に入れる雰囲気ではない。


裏口を探すか。


教会の正面から孤児院側に移動し、教会の裏手に回る。


壁に囲われているが、勝手口のような場所を見つけた。

孤児院の塀ごしにその出入り口を観察していると、そこそこ人の出入りがあることもわかる。


ただ、出入りしているのがフルプレートの鎧に身を包んだ騎士っぽいのばっかりなのが気になる。


うーん。。。

これは騎士団もグルかねぇ?


「ですよねー」


ふいに後ろから聞こえた声に鞄から瞬時に取り出した刀で振り返りざまに切りかかる。


目に入ったのはきょとんとした顔で俺を見ている瞬。

かろうじて瞬の首の指一本手前で刃を止める。


なんで避けないかね、


「なんだ、瞬かよ。びびらせるない」

「勝手にびびったのはそっちでしょう?刀突きつけられてこっちのほうがびびったよ。なにその冷気。この前より威力上がってるじゃん」


濡羽黒烏(ぬれはのくろがらす)は相変わらず俺から魔力を吸い上げ、刀身に薄い氷を張り巡らせて薄っすらとした白い煙を纏っている。

気のせいだろうか。氷を纏う速度が半端なくなくなっているような。


「うちの子もすごいじゃろ?」

「せやね。」


よし、自慢完了。


「で、どうしたの?教会の方見てたけども」

「んー、いや、踏み込んで無双してこようかと思ってた。」

「そか。いいんじゃない?」


軽く行って来いという瞬の顔を見ると、さっきの襲撃の時に門の前で見た黒い顔が見えた。


なにがあった。


----


急に壁の向こうが騒がしくなった。

どうやらさっきの騎士っぽい人たちが怒鳴り声を上げているらしい。


なんだろう、襲撃失敗でも伝わったのかね?


後ろにいた瞬は「行ってら」といってまた孤児院の中に消えていってしまったが、どうしたもんか。


んー。


とっとと行って終わらせちゃいますか。


壁を乗り越え、教会の敷地へ侵入する。

途端に騎士達にばれるが、攻撃しようと近づく奴はみんな鎧ごと濡羽黒烏(ぬれはのくろがらす)で凍らせる。


教会の中へ入っていくも、通路には騎士たちが溢れかえっていてこちらを迎え撃つ。


なんでこんなに騎士がいるんだろう。


とか棒読みな気持ちで襲い掛かる騎士たちを迎え撃っている。


あくまで想像、だけど。


黒幕は筆頭司祭のティーカイズ。

目的はまぁいろいろ考えられる。

子供を誘拐し、奴隷として奴隷商もしくは貴族、その他に売りつける。

その見返りとして金銭、もしくは権力、もしくは免罪符を手に入れる。

それを使ってさらなる誘拐を企て、同じように自身の権力を増やす。


ってところが大人しめのだな。


悪魔崇拝とかの生贄だとか、自分で(性的に)喰うため、とか理由として考えられるものはどんどん出てくる。


瞬から聞いただけだが、張り付いた笑顔といい、リリックから聞いた言動といい、なにか隠してる、というより、私が黒幕です。って言ってるのは確実。


正解は問いただすとして、まずはこの山になった騎士たちの氷漬けだな。

邪魔くせぇ。


途中にいい感じの部屋があったのでそこに凍りついた騎士たちを適当に放り投げていくと、部屋の大体半分がうまった。

そのまま扉も凍らせて中から出て来れないようにする。


これでよしと。


通路をこのまま進めばホールに出るみたいだな。

通路の先からミサと思われる祝詞だったり説法だったりが聞こえるしね。


ホールに出ても意味がないし、あの筆頭司祭とかっていう奴の部屋で待ってましょうかね。



ちょっと仕事が急に忙しくなってきたのでしばらくは平日更新から不定期更新にさせていただきます。


ある程度の文字量で週一回くらいの更新を目安にします。


楽しみにしていただいている方や毎話読んでくれている方には申し訳ないです。


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