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第2話 Red's melody

第2話 Red's melody


3学年の教室前廊下はクラス変え後特有の賑やかさに溢れていた。

「離れちゃったね〜……。」

「きゃー、一緒だったのー!!?よかったね!」

こんな感じに(笑)

さっきも言ったけど、わたしは友達とは離れちゃったんだ。コレから新しい友達を作るんだぁー頑張る!

というかね、早速友達が出来たの!

伊豆川さんって言うんだけど、彼女の案内のおかげで無事に教室に辿り着くことができたんだぁ。

彼女についてまだよくは知らないけど、これから仲良くなりたい。

「誕生日聞いちゃおっかなぁ〜」

伊豆川さんの可愛い顔が視界一杯になって、わたしは少し驚いた。

改めてみると本当に可愛い人だなぁ〜って思う。

「ぁ、誕生日?えっとねー……」

ドン!!

「ふぁ!!?」 「はゎっ!?」

不意に後ろから人がぶつかってきて、わたしがよろけると手を取って支えてくれた。

「あ……ごめんなさい。」

「いや〜、こっちこそごめんな!後ろ向きにあるいてたゎーマジごめん!」

その人の顔が間近にあった。

大きいナァと思ったらやっぱり男の子で、決して細身とは言えないけれども筋肉質とも言えないような。

身長が高く、赤色の髪とは対象的な深い蒼色の瞳は意志の強さを表しているような。

そんな人だった。

「俺は東莉(トウリ) 新(アラタ)!!一緒のクラスだろ〜?是非よろしく!」

そう言って伊豆川さんとわたしの手を握る東莉君。

握ったままブンブン手を振り、わたし達の前を過ぎようと一歩踏み出した所で振り返る。

二カッと笑う赤色の好青年ってのが第一印象で、とてもしゃべりやすそうだなぁと思った。

「んじゃ!」

そう言って去って行った彼の余りの勢いに呆気にとられていたわたしたちは目を見合わせて笑う。

「面白い人だね♪♪」

「うんうん、仲良くなれそう!!」

さっきまでこっちにいた東莉君は、今度は向こうの男子の中でぎゃはぎゃはと笑っていた。


窓から見える空は青く澄んでいる。


Writer:Ryo


突然の出会い、

縮まる距離。


視界に飛び込む青の空と、

不安を和らげる赤の旋律。

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