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本編とは全く関係ないところで転生した男の、危機感スキルがいい感じで仕事をしない話。その4。
学歴社会の日本に生きたこの俺。多少の教養は持っているぜ。
これはあれだ。
四面楚歌。
いや、四面警告?
項羽もこんな気持ちだったのだろうか。
あ、俺の名前「項羽」とか「コウ」とかにしようかな。
思い付きだけど。
まあ、それは後でいいか。
さて、改めて。
どうしよう。
動けない。
正確に言うと、危険に飛び込む未来しか見えない。
俺、未来予知ができてる!凄い!
凄くない!
俺A「ここに居てもしょうがないが、動くと危険。どうする?」
俺B「分からない。」
俺A「だよね。だって俺だし。」
あ、でも、少し移動したら、無事な方角もあるかもしれないな。
こまめに周囲を観察しつつ移動すれば、そのうち警告音が鳴らなくなったりとか。
よし。とりあえず……煙の方向へ行こう。
だって、森怖いんだもん。
ん?
煙の方に向かう時と、森に向かう時で、警告音が微妙に違う?
森の方に比べると…煙の方が少し大人しい感じ。
ふむふむ。
そういうことですか。
そうですか。
危険度が少しでも低い方角なのだと信じて、行ってみるか。




