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第一章 反撃の狼煙

この小説は、作者が物凄く下手なので、誤字、脱字、文法間違い、句読点の少なさなど多々読みにくい所が、ありますがよろしくお願いします。

2099年12月31日午後8時15分東京都内某所

「はぁ今日も寒いなぁなんだよ最低気温-4度てっここはほんと日本の東京かよがち寒い死にそうだ」

2099年現在の東京では約1世紀前に危惧されていた地球温暖化って現象は無かったかの様な世の中になっていた毎年東京でも積雪が40㎝を超えることなんて最近では普通だ。

「それになんだよ世の中リア充ばっかりってクリスマスじゃないんだぞ、大晦日ぐらい少しは自重しろよ独り身の身にもなってみろってんだ」

おっと自己紹介が、遅れてしまったぶつぶつと呟きながら歩いている俺の名前は山中 祐祐だ(ややこしが祐祐と書いてゆうすけと読む、なんだよ同じ漢字を2つも繋げて…もっとましな名前は思いつかなかったのかよあの両親は…)

現在の東京はかつての平和主義の平和な国だったころの面影は無く世界一の軍事国家へと成長していた治安もかなり悪くなっていた。

「はぁ」

どすんと何かにぶつかった。

「痛ってなぁ!んだよ兄ちゃん喧嘩売ってんのかああ!」

はぁめんどくせえ

「兄貴こいつあんま金持っていなさそうですけどいいんですかい?」

「こいつ自身からじゃなくてこいつの親から巻き上げればいいじゃねぇか」

「流石兄貴はやっぱ頭いいすね!」

はぁやっぱりどの時代もこの手のクズは消えないものだなにしてもこんな路上で誰も見向きもしないってこの世も末かな……100年前はこんなことはなかったのに……

「うんだよ聞いてんのかごるぁ!兄ちゃんしかとしてんじゃねえぞごるぁ!」

どうする…… 1 かっこよく戦う 2逃げる 3警察に助けを求める

1と3は論外だな彼女とかが近くにいたら1は別だけど…あっ!でも近くにあの会社の本社があるからダメか……はぁここはかっこよく逃げるか!

「す、すみません。ほ、ほ、ほ、ほんとにす、す、す、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁ」

今まで見せたことのないすごいスピードで頭を下げて謝ったが、

「すみませんでしたですむと思うんかああ?」

と下っ端のほうが眉間にしわを寄せて凄みをつけて俺に言ってきた。

金魚のフンはいつの時代もくだらん凄み方をするもんだ。

どうにもこいつらは、おれがはいはいわかりましたお金渡します。とでも言わないと見逃してくれなさそうだな、やっぱ2の逃げるだなと、数秒の間に全てを決めたユウスケは、後ろを向いて走り出した。

「待ちやがれ!止まりやがれ止まらなかったらこいつで撃つぞ」

と、言いながらチンピラの兄貴と呼ばれていたほうが懐からハンドガンを取り出した。

「まじかよ、普通のチンピラが銃を持ってるってほんとなんだよもう」

銃刀法違反!と叫びたくなる気持ちがあるが、今日の日本では、銃刀法はとっくのとうに過去のものになっているというのは、一般教養として誰でも知っていることだ。少し走ったところで左に曲がって、路地裏に入っていった所で、思いっきり上へ跳んでビルの屋上まで上った。下ではチンピラ達が、

「「な、なんだき、消えた??」」

「ふう何とか撒けたか、良かった。」

ここからは日本を世界一の軍事国家にしたイシュチュル社の本社ビルを一望する事が出来る。イシュチュルとはマヤ神話の破壊の神の名前をもじっているらしい如何にもな名前だなと常々思うと、余計な思考を凝らしているとポケットからあまり聞き覚えのない音楽が鳴った。ポケットに手を突っ込むと携帯が震えていた。

「発信者不明か……ったく誰だよ俺の携帯の番号知ってる奴なんて殆どいない筈なんだけど…まぁ出れば分かるだろ。はい?もしもし?どちら様でしょか?」

「あぁもしもし俺だよ俺」

聞き覚えのある声が携帯の向こうから聞こえてきた。てか聞きたくない声が聞こえてきた。

「おいなんでお前が俺の携帯の電話番号を知ってんだよ!そしてなんでオレオレ詐欺なんだよ!何年前の詐欺の手口だよ!」

俺がちゃんと突っ込みをしたのにも関わらず。

「まぁまぁ落ち着いて今から会えるか?今どこにいる?」

と、完全に無視を決め込んできた。

「今どこって……言わないと駄目か?」

俺がため息交じりに嫌々答えると。

「嫌ならいいんだよ……べ、別にしょげてんじゃないんだよ気にしないでいいから本当にいいからグスングスン↷」

携帯の向こうから嫌というほど拗ねているのが分かる。

「はぁ、分かった分かったからしょげるな!い、今いる場所だろイシュチュル社の向かいのビルの屋上だけど……珍しくお前が俺と連絡とったからには何か理由があるんだよな?」

「ああそうだけどなんでお前そんな所にいるんだ?大丈夫か?まぁお前の事だからどうせチンピラに絡まれて撒く時に屋上に逃げたっておちだろうだがな」

「大丈夫だ問題ない。ってなんでわかんだよ!」

「耳が痛い痛い!余談はそこまでにして本題に移るけど今から俺の家に来い。」

「来てくれじゃなくて、来いかよ」

「そんじゃよろしく!じゃあな今から十分後の俺の家で」

「十分後ってここからお前の家まで二十キロ以上あるぞ!」

「はいはいじゃーねー」

「ちょっまっ」

携帯からはプープーとむなしい音だけがしていた。畜生行くしかねぇ!もうやけくそだ!どうととでもなれ俺の顔からは涙が流れていた。



はぁはぁ俺が電話の主の家に着く頃には俺は死にかけていた。半分倒れかけるようにしてチャイムを押した。インターフォンの向こうから電話の主と同じ声がした。

家の中からは、胸まで顎鬚を垂らしている老人が立っていた。この老人の名前は、竹本

亮喜 (たけもと りょうき)俺の親友だった男だ。

「いらっしゃい。おっとさすがに無理だったかな」

りょうきはあからさまにバカにしながら俺の頑張りを一応労ってきた。

「うるせぇテメェ覚えてろよ。」

俺は渾身の睨みをきかせて言ったがりょうきは特に気にする様子もなく自慢にしているらしい顎鬚を触りながら

「まぁ立ち話もなんだから中に入れよ」

きっちりデフォルトの言葉だけは、言うのはやっぱりこいつらしい、おじゃましますと、一応こっちもデフォルトの言葉を言っときながら家の中に入った。リビングのほうからは、かぐわしい匂いが漂ってきていた。

「おっ!今日の晩飯はビーフシチューか!なんで大晦日なのに普通のの料理なんだよ大晦日ぐらいもっと豪勢な料理はでないのか」

りょうきは俺の文句も無視して食事の準備をしている。

「ほい食事の用意が出来たからそこに座れ」

と、言われて座って待っていると出てきた料理は、豆が一つだけだった。

「ふざけんなテメェなんでお前は、ビーフシチューで俺は豆一つだけってなんだよ!」

りょうきは物凄くテンションを下げて恨みを込めながら

「嫌だってお前普通の料理を食わないじゃないんじゃないのか?」

そうだったこいつものすんごく根に持つタイプだった。と、俺が考えていると

「嘘だ嘘ほれお前の分のビーフシチュー忘れていたが本題に移るが、お前高校に行くのが夢って言ってたよな。」

俺は久しぶりに食べるビーフシチューを必死に食いながら

「ほうひゃへほひゃんへ?」(そうだけどなんで?)

と答えたら。

「お前、俺の建てた高校に編入生として入れよ。」

と突拍子もない言葉が返ってきた。

「へ?」

いきなり考えもしてなかった言葉がぶつけられたので久しぶりに食べていた。食料を皿ごと落としてしまった。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!俺の大切な大切な三週間ぶりの食料が!」

ガシャンと音を立ててビーフシチューが皿ごと落ちて逝った。

「自業自得だ。ちゃんと持ってないお前が悪い!ちゃんと警戒しないお前が悪い!」(ドヤァ)

渾身のドヤ顔を決めてきた。

まぁ肝心の俺は、三週間ぶりの食事を失った悲しみで人の話を聞く余裕なんて残ってなかった。

「で、なんで今更俺に編入の話なんて持ち出したんだ?お前が学校建てたのは、十年前だったはずだろ?俺にとっても願ってもないことなんだが……」(本当は、この後に裏がありそうで怖いと、言いたかったが言ったらまた面倒臭い事いなりそうだから割愛させてもらうが。)

りょうきは、俺の心を見透かしたかの様な目で俺のことを見ている。

「ふぅまぁいいが……で編入するかしないかどっちなんだ?」

全く割り切れてないような目で俺のことを見ながら言ってきた。

「うん、入りたいのは山々なんだがなぁ……」

俺がため息交じりにこたえると、

「どうしたも何も、問題があるのか?」

こいつは全くどうも昔から忘れっぽいな全く困ったものだまぁ良い機会だ俺の事を話す機会だな話すとするか、まずは最初のほうに言った100年前うんぬんかんぬんとなんでこんな老人と知り合いなのかもそれを語るにはまず俺の出自から話す事になる。西暦1837年明治6年4月24日だ。つまり今の俺は、262歳だぶっちぎりの長寿記録のをぶっちぎっているわけだが、俺は一回死んだことになっているので関係ないがおっと話が脱線してしまったな、俺は今話した通り不老だ(不死がついてないのは、一回も死にそう、てか死んだことがないので知らないだけだけど……)

だからりょうきなんていう老人と知り合いな訳だがおっと忘れていたが、最初のほうに普通のジャンプでビルの上に、乗ってた訳だがあれは俺のもう一つの能力?な訳だがこっちは、俺にも詳細は分からないんだ元々持っていた能力じゃないんからなんだけど気が付いたら一日に三十分だけ普通の人間の身体能力(視力 聴力 握力 脚力 走力 体力 持久力 筋力 再生力)のうちの一つを選んで通常の千倍の力を出す事が出来る同時に使う事が出来なのが、この能力の残念な所だが時間内なら好きな力を引き出せるのは良い所かと言う訳だが、

「今説明した通り俺は、普通の人間じゃないのにお前の学校に入れていいのか?」

と、言ったものの俺は、ものすんごく乗り気になりつつある訳だが

「で、もう一回聞くが、なんで今更俺をいいのか?」

またまたため息交じりに、俺が言うとりょうきは

「いやー俺も年だしもう何時死んでもおかしくないし今までお前には助けてもらったばかりだったからな」

と言いながらもりょうきはワインの瓶に口をつけながら言っている。

「いやいやドンペリを瓶でそのまま飲む奴の口が「何時死んでもおかしくない」なんていうかよ。」

俺は呆れながら言った。はっと思い出したかの様にりょうきは、こっちを向いて

「詳細は後で話そうとするか、今話せんことも多々あるしな」

と珍しく威厳たっぷりに言ったから嫌な予感がしたが、丁度その時二十一世紀の終わりを告げる除夜の鐘が鳴り響くのと同時に、首元に少し痛みを感じた後になんだか気が遠くなって言った気を失う前に、りょうきが「すまねぇな」と言った気がした。あれ?なんでこの部屋には、俺とりょうきしかいない筈なのにもう一人いるんだ?ここで俺は気を失った。

気を失った俺が目を覚ましたのは、見知らぬ部屋だった。くそうりょうきの奴め今度会ったら能力全開で顔面殴ってやる。窓もない扉もない椅子も何もない真っ白な部屋だった。少しあたりを見回してから言った。

「なんだここは?何もないじゃないか」

俺は少し動揺していたが少し考え誰かを呼んでみた

「おーい誰かいないかーいるなら返事してくれー」

返事の代わりに、ウィーンと音がして目の前の壁が開いた。開いた壁の中から出て来た人は、ショートカットのすらりとした人だった着ている服はなぜか制服のような服に女物のズボンだった。少なくとも俺の目には、女装が趣味の二十五歳ぐらいの男に見えた。

「な、なんですか?お兄さんは?」

少々困惑した様子で俺が訪ねてみると、その人物はいきなり赤面した。俺は恥ずかしがりやなんだなと思ったがその人物は、いきなりずいずいと俺のところにやってきて思いっきり俺の顔面を蹴り飛ばした。

「ぶっ!なっ何するんだ!痛ぇじゃないか!!」

俺が文句を言ったら、

「うるさぁぁぁい!!何がペチャぱいだぁぁぁ!!」

かなり理不尽な怒られ方をした様な気がした。ここで食い下がったら名折れだ。だから俺も言い返すことにした。

「うるさいな誰もそんなに言ってないだろ!初対面の相手の顔面蹴る奴があるかぁ!見ろよ鼻血が出ているじゃないか!」

向こうもこっちの言った言葉に食ってっかかてきた。

「うるさいと言ってるじゃないか!お前が先に私に悪口を言ったんじゃないか!」

駄目だ、らちが明かないどうするどうすれば……ってあれ?私ってなんで

「おいおいそこまでにしろよ。」

後ろから声がした。先ほどまでの着物じゃなく変な制服のようなものに身を包んでいるりょうきだった。

「テメェりょうき覚悟しろや歯食いしばれぇぇぇ」

俺は能力を全開にして地面をけり顔を殴った、はずだったしかし、りょうきの顔に俺の拳は当たっていなかった。

「なっ」

流石に俺も驚いた今まで能力を全開にした攻撃を止められたことなんてなかったから、よくよく見てみたらりょうきの顔の目の前に何か薄い膜のようなものがあった。

「ふむ耐久性は問題無しっと」

一切感情を見せず事務的な物言いだ。その後りょうきが手に持っていたデバイスの様な物のスイッチと思われるものを押したらうすいまの様な物は消えた。その後に、俺の体を見てから

「お前そんな格好じゃ寒いだろ」

と、言いながらさっとりょうきが手を挙げるとりょうきの横から台車を押しながらすらりとしたこれまた美形の若い男がりょうきと同じ服を着て出て来た。

台車の上にはりょうきが着ているのと同じ服が乗っていた。よくよく自分の格好を見てみるとパンツにシャツを着ているだけの姿だった。

「のわぁ!気づいてんならはやくいえよ」

言われるがままに一応出された服を着た。その姿を見てりょうきが

「おう!中々似合っているじゃないか!」

かなりにやけながら言ってきた。

「うるせぇ少し黙れ!」

特に気にした様子もなく、りょうきは話を進めたやっぱり何か様子がおかしいいつもならしょげるのに

「着たなら早くついてこい」

と言って最初に出て来た壁のほうに歩いて行った。何をすればいいか分からないからしょうがなくついて行く事にした。壁の向こうに出てみるとそこには、何十台ものパソコンや電話が並んでいて、たくさんの人が忙しなく走り回っていた。

「こ、此処は何をする場所なんだ?」

俺がかなり動揺して聞くと後ろから

「此処はイシュチュル対策本部だ理解できたか!」

さっきの女装趣味のお兄さんがコツコツと音を立てながら出て来た。

「どうも、って何なんでさっきから思ってたことなんで女装なんてしてるんだ?」

その人は、またまた顔を赤面させて

「私は男じゃない!女だ!」

「「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」

俺と一緒に、りょうきも驚いていた。

「何で会長も驚いてんですか!」

それを聞いたりょうきは指を立てて

「おう!全く知らなかった。」

自信満々に答えた。はぁと、ため息交じりの声で

「もちろんおまえは知ってたよな?」

と言って俺の服をもって来た男に声をかけたそしたら男はコクンと首を縦に振った。そのあと涙を流しながらうぉぉぉと言いながらその男に抱き付いた。

「ありがとうお前だけだよぉぉぉぉ私の事を分かってくれるのは」

りょうきは思いついたかのように、じゃれ合ってる二人のほうを見て

「そういえばこの二人の紹介がまだだったなこっちの女のほうは、赤道 佑奈 (あかみち ゆな)こっちの男のほうは、佐向 翔 (さむき しょう)だ。よろしく頼む一応お前の先輩だからな!」

平然と言われたが俺は全く話についていけない。

「すまんが全く話が読み込めないんだが誰か教えてくれないか?」

それについては俺が話してやろうと、りょうきが言いながら

「話が長くなるからどっか落ち着ける場所に行こうか。」

と、言われて俺が連れてこられたのは、カフェテリアの様な場所だった。

「コーヒーブラックを二つで」

りょうきは注文をした後、俺に席を勧めて自分も座った。

「大体なんだよ此処は?」

そう言ってりょうきに俺が聞くとユナが前に出てきて

「さっきもイシュチュル対策本部だと言っただろうがなぜ覚えておらんのだ!」

リョウキはため息をつきながら

「はぁお前がいると話がややこしくなるからあっちへ行けっとけほれ、ショウ、ユナをあっちに連れて行け」

またもやショウは、喋らずにコクンと首を縦に振るだけだった。

「それで俺が聞きたいのは、何で此処に俺がいるのかとこれが編入と何が関係あるんだ?」

りょうきは、まあまあと言いながら

「これは、ちゃんと編入に関係があるぞまず一つ目は、此処に入ることがお前の編入を許可する条件とさっき俺の家にいる時に話す事が出来ないと言ったことを話すために此処に呼んだんだ。」

そうこうしているうちにオーダーしていたコーヒーが届いた。

「どうも、で、話が変わるが何でお前はイシュチュル社に対抗しようとしてるんだ?確かに日本を軍事国家にしたのは、イシュチュル社だがあいつ等が開発した全自動戦闘ロボットのおかげで今はまだ日本は戦死者一人も出してないだろ?」

りょうきはまぁなと、言いながら

「確かに表面ではな、知っていると思うがここ数か月で一万人が行方不明になるっていう二十一世紀始まって以来の大事件と言われたあの事件だが俺たちが調べた結果イシュチュル社が首謀者だという事が分かった」

流石に俺は唖然として少しの間動けなかった。

「ちょっと待ってくれ理解ができないのは俺だけか?」

りょうきは、そりゃあと言いながら

「お前しか知らない奴はいないしなぁ」

「まっいっかで、何をすればいいんだ?」

りょうきは少し驚いた様子で、顎鬚を触りながら

「えっ本当にいいのか?良いなら良いけど……俺は正直もう少し協力するのを渋るものかと思っていたが、あれ何か忘れているような気がするが……あっ!本題を忘れてた!何故お前をこの組織にスカウトというか拉致したのはお前があいつらに命を狙われてるからだよ。」

今度こそ完全に固まってしまった。

「ちょ、ちょっと待って何であいつ等が俺の命を狙ってるんだ?」

じとーと、呆れたような視線を俺にぶつけてくる。

「少し考えたら分かるだろお前のその能力だよ多分連中は、お前を殺した後細胞を採って兵士に、投与するつもりなんだろうな。」

流石にその目的を聞いたときは、背筋が寒くなった。

「まじかよ……。」

ようやく喉から絞り出せたのは、この一言だけだった。

「何でそんなことする必要があるんよ!ロボットがあれば誰も死なずに、悲しい思いをしないで済むじゃないか、化学が進歩したから誰も戦争で死んだりしなくなったんじゃなかったのかよ!またまたあいつみたいに無関係の奴が戦争に巻き込まれて死ぬっていうのかよ!ちきしょう……ちきしょう……俺はまた無力なのかよ。」

気が付いたら俺は、前が見えなくなるほどの涙を流していた。りょうきは、事務的に

「それは、お前ロボット一つ作るのに何円掛かると思てんだ?それに比べ人間は無尽蔵に生まれてくる。いわばあいつ等にとっては、お前の細胞があれば無料の兵器増産工場みたいなもんだからな。」

余りにも事務的に一切感情を、見せないで言ったから、俺が胸倉を掴んだらりょうきが

「……たいか…」

「うんだよ!言いたい事があるならはっきり言えや!!」

りょうきは、柄にもなく声を荒げて言った。

「止めたいか!って聞いてんだよ!!」

俺も声を荒げて言った

「止めたいに決まってるだろうが!!当り前だろうが!」

「ならば俺の下につけ俺の下についてあいつ等を止めてみろや!!」

珍しく人に怒鳴られてしまった。

「済まない少し感情的になった、済まんが少し一人にしてくれないか。」

りょうきは、無言で立ち上がると出て行った。ユナがりょうきに近づいていった。勿論ユウスケは気がついていないユナがりょうきに

「本当に宜しいのですか会長?」

と言った。りょうきは、ユナを見て

「何がだ?」

と、ユナに尋ねた。ユナは心配そうな顔をして

「いえ、ご親友を騙していいのかと思いまして……」

りょうきはニコッとしてユナの、頭を撫でた

「ユナは優しいな」

その後表情を一変させ

「でもなユナ人には知らせていけないこともあるんだよ非情にならないと生きていけないんだよお人好しじゃいずれ目標を達成出来ずに死ぬ分かったな。」

ユナは、少しりょうきの表情に恐怖を感じていた。

「え、ええそうですね。」



ゆうすけは、椅子に座ったまま下を向いて一人の顔を思い浮かべていた。

「なんで……今頃あいつの顔が出てくるんだ。」

ゆうすけの目からは涙が零れていた。



それから三日後2100年1月4日「私立崎本学園」始業式

六号棟1年6組教室 今日からゆうすけが通う「私立崎本学園」は全十号棟からなる巨大な学校だこの学校は、崎本山を一つ丸々を、創設者である竹本 亮喜が買い取ってそのまま切り開いて建てられた。ちなみにゆうすけが通う六号棟は、1年6組の教室のみとなっており本館などの他の教室から正反対に位置している。ゆうすけは今教室の前で、紹介をされ中に呼ばれるのを今か今かと待っていた。

「編入生入って頂戴」

中から女教師のものと思われる声がしたので、ゆうすけは、「はい」と答えて扉を開け中に入っていった。ゆうすけは、柔軟性を全く感じる事が出来ないカチカチの動きで入ったせいで教室には仄かな笑いが立ちこめた。

「よ、よろしくお願いします。山中 祐祐です。」

女教師はニコリと笑いながら

「そうねぇ山中君の席は…あっ丁度いい席があったわあそこに座っている、赤道さんの隣ね♪」

女教師が軽快にそう言ったが俺には、赤道という単語を聞いてから話を聞く余裕なんてなかった。俺が席に着くとユナが

「あら貴方が編入生の山中君?宜しくね。」

と、言いながら手を差し出してきた。目では、「あんたとなんか本来は握手なんかしたくないのにしてやろう言ってんだから早く握手しなさいよ。」って言っている。俺は間違えて心の中だけにしようと思っていたことを口に出してユナに言ってしまった。

「あれ?ユナお前高校生だったのしかも一年生俺はてっきり二十五歳ぐらいかとおもっぐふ」

文末に不自然な終わり方になったのは、ユナが思いっ切り俺のみぞおちにアッパーを入れたからである。不格好にも机に突っ伏している俺に目もくれずさも俺が勝手に腹を抱えて机に突っ伏しているかの様に

「先生山中君が急にお腹が痛くなった様なんですけどどうすれば良いですか?」

流石に好き放題にされ過ぎなので俺は、少々愚痴を言った。

「テメェ何しやがるんだ痛ぇじゃないかこの怪力くそ女」

どうやらユナにも聞こえていたらしくユナは、女教師があたふたしている事を良い事に嫌な満面の笑みを浮かべて俺の顔を、机にめり込ませた。

「先生すみませんどうも山中君は頭も痛い様です。」

他のクラスメイトも、冷や汗を流すだけで知らないふりを決め込んでいる。全くこの女は、独裁国家を作り上げていやがる全く俺の身が持たない。



「よう災難だったな」

にこやかに男子クラスメイトの一人が話しかけて来た。

「おっおうてかお前誰?」

そのクラスメイトは、なぜか照れくさそうに

「そういえば自己紹介がまだだったな俺は 三本 真二 (みもと しんじ)だよろしくな。」

いきなり一人のクラスメイト知り合えた。幸先いいスタートだ。三本は俺の方に腕をまわして耳元で話してきた

「気を付けろよあの赤道っていう女子には何されるかわかんないぞ」

心底怯えながら真二は言った。なので俺は、元気ずける為に

「女子?いやいや女子っていうかあれはゴリラに近いだろ」

真二の顔はみるみるうちに青ざめていった。後ろからめらめらと何か赤ではなく黒いオーラが立ち込めていた。

「へぇーだーれがゴリラですって?」

にこやかな顔でユナが立っていた。そこで俺の意識が途切れた。

「う、ううん此処はどこだ?」

「おお起きたか」

なぜかそこにはりょうきがいた

「何で俺は、こんなとこにいるんだ?あっそういえば学校は?」

そうするとユナが出てきて偉そうに踏ん反り返って

「あんたが気絶している間に終わったから、ショウが運んできたんだよ!ありがたく思え!!」

いやいやお前が運んだ訳じゃ無いだろって言う突っ込みを入れたいが話が絶対にややこしくなるから止めとこう……

「今夜イシュチュル第二海洋実験基地への強襲作戦を決行する」

りょうきは、いきなり俺の所に来て言った。俺について来いと言いながら連れてこられたのは武器庫らしき所だった。中には見た事も無い様な武器が沢山あった。

「どの武器にする?」

りょうきは、俺に聞いてきた。俺は周りを少し見まわした。

「あの銃はどうなんだ?」

俺は数多の銃の中から飛び切り目を引く銃があった本来グリップは下についているものだが上についていたグリップも戦闘機の様な感じで、上にボタンとしてついていた。銃身が三本もある全長1m50㎝もあるかという武器を指した。するとりょうきは

「ああ、あれかあれは駄目だ確かに威力も強いし射程も長いし連射性能も高いが反動が強すぎる普通の人間が撃つと伏射でも30mも吹っ飛ぶほど反動が強いからアンカーを起動しないと撃てない銃だ。あの銃の正式名称は「不動型長距離電磁砲」だ、だからお前の使う武器じゃないよ」

それを聞いてから俺は、

「普通の人間ならな!」

にこやかな笑顔を返した。それから5分後のブリーフィングでは、机の上にホログラムが浮き上がっていた。

「今からブリーフィングを開始する。まず、今潜入している第十潜入部隊が爆弾を起爆する。その後第一から第九部隊が攻撃を仕掛け、侵攻部隊が突入しやすい様に敵と監視システムを無効化する。その後、新入りの山中隊長率いる第十一侵攻部隊が中に潜入して研究施設を破壊する。以上だ全員気を引き締めて行け!!」



海風が吹き荒れる海上の上を総勢十機余りの大型ヘリが、海では、二十機余りの船が進んでいる五キロ先にある大型の敵プラントが爆発を起こしたその爆炎は、まさに反撃の狼煙の様だった。


今回初めてこのサイトで投稿させていただきました。サオというものです。この小説には、多々後先も考えずに伏線をはっているので後々大変になりそうですが頑張っていきたいです。記念すべき第一作目なので、なにとぞよろしくお願いします。あらすじにも書いたのですが、この小説は転載なので実質これが初めての作品です。今回は、アクション要素は、無く色々と詐欺まがいのものになっています。ホントにすみません。違うサイトでやっている方がメインなので、こちらには、大体一章ごとに載せていきたいと思います。此処はこうした方が良いなどのご指摘がありましたらどんどんコメントをください。後書きに長々と失礼しましたまた次の話でお会いしましょう。

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