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異世界放浪記
「ぐぎぁああぁぁぁあぁぁぁ!!!!!」
ショウの放った魔法はレッドスネークを二匹まとめて貫き、バジリスクの胴体に突き刺さる
流石のバジリスクもこたえたのか、その巨体からは緑色をした体液が流れ出ていた
「どうだコンチクショー!俺のとっておきの魔法だ!さっさとくたばりやがれ!!」
「ナイスだショウ!今のうちに下がるぞ!レッドスネークはダウンしたがバジリスクはまだまだ現役だ!石化の力が来たら一瞬で戦況が傾いちまう!」
「くっ、力及ばずか、、引くぞカイル!あれだけ傷つけば追ってはこまい、町に戻って高ランカーを探さなくては冗談抜きでヤバい事になっちまう!」
彼らは引き際を心得ているようだ
無謀なことはせず、自分達の出来ることを精一杯やろうとしている
だがやはり悔しいのか、握りしめた拳からはポタポタと血が薄っすらと流れている
しかしバジリスクは、自分を傷つけた敵を睨みつけていた 。まるで決して逃がさない 地獄の果てまで追いかけて後悔させてやると言っているかのようだ




