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白亜の華  作者: 文記佐輝
終わり
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1/6

この世界はおかしい

「………」

ガタンッガタンッ…ガタンッガタンッ…

電車に揺られ、私は今日も生きる。

ガタンッ…ガタンッ…キキーッ…

白と黒の世界。

静寂と無音。

…いや、無音ではないか。

ゾロゾロッ……

ただの静寂。

生物が動き、機械が動く音だけ。

誰一人として無駄な話はしない。

皆が死んだような顔。

皆が何がために生きているのか分からず、今日もまだ生きる事をしている。

「………」

この世界は、おかしい…。

なんで、皆指示に従う?

なんで、意見を言わない?

なんで、違和感を感じない?

「………」

おかしいのは、私なのだろうか…?

違和感を持って、自問するのに…

それを口にしない私がおかしいのだろうか?

…分からない…。

私はただ。

今日という日を生きるだけ。

おかしいのは世界か、私か…

「………」

きっと…両方だ…。

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