表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

俺が買った『猿でも分かる魔法の使い方』が本物の魔導書だった~時給千二百円の俺が買った『猿でも分かる魔法の使い方』が本物の魔導書だったので、とりあえず確率操作で無双します~

佐藤健司、25歳、フリーター。
時給千二百円で深夜のコンビニ労働に魂をすり減らす毎日。返済のあてがない奨学金、無気力な日常、そして未来への絶望。彼の人生は、完全に「詰み」かけていた。

唯一の趣味である古本屋巡りで、彼は一冊の奇妙な本と出会う。
その名は『猿でも分かる魔法の使い方!!!』。
胡散臭い自己啓発本だと笑いながら、100円で手に入れたその本を開くと、中身はまさかの白紙。騙されたと憤慨したその瞬間、彼の目の前で文字が浮かび上がり、本は語りかけてきた。

『はー、これだから猿はダメなんだよなぁ』

あまりに口の悪いその魔導書に『猿1号』と名付けられた健司は、世界の理(ルール)をハックする技術――魔法の第一歩として、『確率を操作する力』を授けられる。

半信半疑のまま、スマホのガチャでその力を試した彼は、ありえない奇跡を目の当たりにし、その力が「本物」であることを確信。彼の脳裏に閃くのは、たった一つの、どこまでも純粋な欲望だった。

『この力があれば、億万長者(かねもち)になれる……!』

これは、しがないフリーターが人生の一発逆転を賭けた、痛快な成り上がり物語か。
それとも、人知を超えた力の代償を知ることになる、破滅への序曲か。

――時給千二百円の猿が、世界のすべてを手に入れるまでの物語が、今、始まる。
カクヨムハーメルンにも投稿してます。
第4話 猿と因果と観測者
2025/09/30 00:09
第9話 猿と予知と掲示板
2025/09/30 10:07
第12話 猿と悲劇と通夜
2025/09/30 11:39
第22話 猿と斬撃と紙一重
2025/09/30 21:08
第51話 猿と怪異と退魔師
2025/10/03 19:04
第58話 猿と呪文と界王拳
2025/10/05 10:39
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ