表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『「お前のスキル【記録】って何の役にも立たないよな」と勇者パーティーを追放された俺、実は世界の全てを"保存"していた件 ~もう遅い、お前らの強さも弱点も、俺の手のひらの上だ~』

作者:les.
最新エピソード掲載日:2026/05/12
辺境出身の青年・ノア・クロウリーが授かった固有スキルは【記録(レコード)】
見たもの、聞いたもの、触れたものを、ただひたすら"記録"し続けるだけのスキル。攻撃力ゼロ。回復力ゼロ。バフもデバフもなし。
「記録するだけ? 日記でも書いてろよ」
勇者パーティーの仲間たちはノアを嘲笑い、雑用と荷物持ちに押し付け、戦闘では後ろで震えていろと命じた。
それでもノアは黙々と仲間を支え続けた――三年間。
仲間の戦い方を、癖を、弱音を、寝顔さえも、すべて【記録】の中に積み重ねながら。
しかし魔王軍の四天王の一人を討伐したその夜、勇者アルフレッドは高らかに告げる。
「ノアお前、もう要らないわ役立たずは置いていく」
聖女は目を逸らし、賢者は鼻で笑い、剣姫は「お疲れさま」とだけ言って背を向けた。
こうしてノアは、世界を救う旅から放り出された。
だが、それこそが世界の歯車が狂い始めた瞬間だった。
ノアの【記録】は、ただの記録ではなかった。
それは世界そのものを"保存"し、"再生"し"上書き"する――神域に届く絶対権能。
仲間たちが放った魔法も、その詠唱の一語一句も、剣筋も、呼吸のリズムも、全て"再現可能"。
そして、彼らがノアにだけ漏らした致命的な秘密も、すべて手のひらの中にあった。
【主要登場人物】
ノア・クロウリー(17)/主人公
辺境の薬師の家に生まれた青年。固有スキル【記録】。穏やかで、誰にでも丁寧語。怒ると敬語のまま冷たくなるタイプ。
アルフレッド・ヴァン・ハイム(19)/勇者
公爵家の三男。スキル【聖剣適性】。表向きは爽やかな英雄。裏では嫉妬深く、自分より目立つ者を許さない。
ミレイユ・サンクトゥス(18)/聖女
教会派遣の回復役。優しいふりが上手い。本当はノアに惹かれていた――が、立場と打算を選んだ女。
グリモア・ヴェスパー(24)/賢者
最年長で頭脳担当。ノアの【記録】の本当の価値に最初から気づいていた、唯一の人物。
シルフィ・レイン(17)/剣姫
無口でクール。ノアを侮蔑も擁護もしなかった、唯一の中立。彼女だけが、追放の夜にひとつだけノアに渡したものがある。
ルーナ(?)/銀髪の少女
辺境の森でノアが拾った、記憶を失くした少女。なぜか【記録】に触れても弾かれない、唯一の例外。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ