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未来からの伝言  作者: 今福 幸
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29/82

調べ物

疲れたね 今お茶を入れるから


少しゆっくりしたら?


大丈夫よ 洗濯するから出しといて下さい


あ!うん 今からちょっと調べたいのがあるから…出来ればお茶は書斎へ ごめん


ハイお茶 何調べてるの?


うん……。


あなた まさか!山内さんの?


あ…うん


止めて!

妻はパソコンを閉じた


何するんだよ


もう止めて 探して何になるの?いい? 仮に女将さん母娘が今の時代から過去に行ったとする だとしてもそれをどう説明する?もしかしたら ずっと未来?2030年からかも知れない 40年かも知れない 新聞に乗ってないって事はそう言う事だよね?

今女将さんは子供かも知れない ね…深く入れば智子さんは存在なくなる 子供さんもお孫さんだっていなくなる 止めて


妻は涙声になってました


でも 朱音を助けてくれたんだよ 女将さんは

私も泣いてました


それは私も分かってます でも存在を消すような事は止めて!


暫く沈黙が続き 妻は部屋を出ました 冷静になり

もし今の時代からなら でも新聞には載ってない…。


やっぱり妻の言う通りかも知れない 妻が持って来てくれたお茶を飲み居間にもどった


ごめん 感情高ぶって


私こそごめんね さっ山内さんにお礼の手紙書かなきゃ メールは味気ないしね(笑)


そうだね 朱音はそう言うところ君そっくりだ(笑)(感謝してるよ)




一週間後 鹿児島の山内さんから小包が届きました。

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