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昔から聞く相手によって異なるから未だに正体は知らない
唯一、共通している事は色が黒くて丸い、そして明るい時しか出ない。という事だけ
幽霊や怪談話などの類の話と来れば、夜の校舎やトンネルとなどといった暗い所が相場だが
どうも、こいつはそういう所には出ないらしい。
この話を聞いたのは去年の夏
仕事の関係で立ち寄った店で後のグループの会話を偶然聞いた話だが
それも場だけで半年以上も忘れていた。
思い出したのも偶然で、ネットの掲示板で見た書き込みを見た時に
「あぁ、そういえば前にこんな話聞いたな」とふいに思いだした。
そこでもやっぱり「黒い」「丸い」という事で話が進んでいるようで
とりあえず、この2つは確定的な事らしい
割と多くの人が目撃しているようだったが
「海で見た」
「町中で見かけた」
といった具合で場所も色々あって、中には「夢で見た」なんて意見もある始末
この話を聞いた時には「山の中」という事だったので
てっきり、そうなのかと思っていたが
どうやら場所に特定の決まりはないらしい
いつのまにか「くろまる」っていう名前で通っているらしいが
名前というよりは見たまんまの事であり
別に斬新でも何でもない
それに「黒くて丸いなにか」という情報だけ言われたら、こうなっても仕方無い
そんな中見つけた「一緒に探しに行こう!」なんて記事
仕事は夜勤でちょうど昼間にする事がなかったので
丁度いい暇つぶしではあるが
別に正体とかはどうでもよかったのでこれはスルーした
理由はもう1つあって、実は何度も見たことがあるのだ
ただ、その時は誰でも見える普通な事だと思っていたので何も疑問もなかった
それが高校の時に普通は見えない事を知り、人に聞いたり、ネットで調べたりで
ようやく得たのが現在の知識である
別に何もして来ないし、何も喋らない
ただ一瞬、または短時間だけ現れて
スッと物陰に隠れる
そして、すぐに覗いてももういない。
ただこれだけの事
別にみたら死ぬとかもないし
いい事の前兆って訳でもない
存在するだけ
見えるだけ
ただそれだけで、特に価値も何もない
ご回覧ありがとうございます。
初心者で、まだまだ至らぬ点が多いと思いますが
是非、よろしくお願い申し上げます




