第24話 康代の臨時企画
「女子高生は大統領」
【十四】臨時公演の準備が始まった!
割愛加筆再編集しています。
三日月未来
康代たちは大統領執務室を兼ねた生徒会執務室に戻った。
新しい企画に向いているのは・・・・・・。
『秀美さん、新しい企画なんだけど宝田劇団と交渉して頂けますーー 』
「何をですか」
『演劇よ』
「演劇ですか」
『そうよ演劇ねーー この学園都市で臨時公演を毎月お願いしたいの』
『生徒達も喜ぶと思うのよ』
「場所は、何処ですか」
『神聖女学園大講堂よ』
「康代さん、メリットはありますか」
『全国配信して国民を喜ばせるのよ。徳田幕府の援護も必要になるわね』
『神聖女学園の大講堂なら問題も少ないと思うの。何よりも生徒達が喜ぶわ』
『今の東都は五月以来、心休まる環境には程遠い気がするの』
「そこで娯楽が必要なんですね」
『秀美さんは光夏さんと協力してプランを成功させて欲しいの』
秀美の横にいた光夏が尋ねた。
「私は何をすれば良いのですか」
『責任者との交渉は秀美さんにして光夏さんはね、大講堂の使用日程とネットの全国配信をお願いするわ』
「分かりました」
康代は利恵を見た。
『利恵さんは劇団の日程の調整を秀美さんと一緒にお願いします』
「了解」
最後に康代は武道の達人の信美に近寄った。
『信美さんは総括とサポートをお願いします』
「康代さん、みんなで頑張りましょう」
静女は康代の横で紫色の瞳をキラキラさせている。
『私は信美さんと一緒に行動します。静女は、いつも通りに私のサポートをしてね』
「心得てるでござる』
こうして転生女子高生達の企画分担が決まった。
『秀美さんは劇団の担当者に連絡して協力依頼をお願いしてくれ』
康代が男言葉になる時は本気モードだった。
⬜︎⬜︎⬜︎
康代と天女の天宮静女はショッピングセンターの書店に立ち寄った。
宝田劇団の大スターの演技に感動して古典全集を探しに来た。
『静女、あれは天の羽衣のところでしょう』
「拙者は古典は知らぬでござる」
『静女からすれば、あれは今の時代の小説と同じだわね』
「人間は嘘つきだから平気で嘘を繰り返すでござる」
『そうね、そのうちに嘘と本当が境い目が分からなくなるのよね』
「左様でござる」
『人間の無意識がそれを自動記録するとか本で読んだわ』
「潜在意識でござる」
『嘘の上塗りを繰り返せば、どうなるかしら』
「無意識の創造が現実を変えるでござる」
『時代が変わっても人の無意識の構造は不変ね』
「錯覚と思ったことが真実になる瞬間でござるな」
『そういうことに気付く人間はすごく稀なのよ』
「そうで、ござるな」
『さて、こちらが勉強不足にならないように知識ガードしましょう』
「これが、良さそうでござる」
康代は本を手に取った。
『そうね、これにしましょう』
「良いと思うでござる」
『静女の太鼓判なら安心ね』
「照れ臭いでござる」
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三日月未来




