番外編 メイドとサッカー
『ぼっちゃま今度はサッカーをしましょう』
『前みたいな理不尽なルールはごめんだからね』
『今回はリサが考えたルールなので、問題ありません』
『それはそれで不安だな』
こうしてぼっちゃまはメイドとサッカーをする
『では、ルールを説明します』
アリサが説明を始める
『アリサがゴールキーパーでぼっちゃまとハンナ様がキッカーのPK戦 先に外した方が負けです』
『これはまともそうだね』
『ただし特別ルールがあります』
『特別ルール?』
『アリサの顔に当てたら10ポイントです!』
『却下!』
『早くも却下頂きました 感謝!』
アリサの考えた特別ルールは無かったことにして、3人はPK戦を始める
先攻はハンナだ
『いくわよ』
『ハンナ様 いつでもどうぞ』
ハンナは足を大きく振り上げる
対するアリサはスピードボールを警戒し、早めに動き出す
が、ハンナは下から掬い上げるようにボールを蹴り、完全にアリサのタイミングを外した。
『ああん!豪速球を期待していたアリサにチップキックとは見事なスルー力! さすがハンナ様です』
何故か決められたアリサが大興奮している
『次は僕の番だね』
『グヘヘ ぼっちゃまの全力のキック楽しみです』
『アリサを蹴るわけじゃないよ!?』
主は右のサイドネットを見つめ、あたかもそこへ蹴るかのような素振りを見せる。
対するアリサは先程ハンナに騙された教訓が生きているのか、
今度はあからさまに動くようなことはせず、足を広げてどちらに来てもいいような構えを取る。
隙がない。ただ一点を除いては...主はその隙
アリサの空いた股目掛けて思いっきりボールを蹴った!
しかし、アリサが素早く足を引き戻し、ボールはアリサの爪先に当たる。
そして強い回転がかかったボールはアリサの顔に命中した。
『ああん!ぼっちゃまのシュート最高です!』
『しまったー。負けた』
『ふん! 球で股を抜くなんていやらしいこと考えるから止められるのよ』
『その発想がいやらしいよ!』
こうしてぼっちゃまはまたもメイドに敗北した
おまけ
『アリサのルールではぼっちゃまの勝ちですよ』
『そんな励ましはいらないよ!』




