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誓いを忘れた騎士へ ―私はもう、誰かの妻になる

作者:吉乃
かつて「結婚するために騎士になる」と誓った青年レオンと、彼を七年間待ち続けた少女リリアナ。
しかし、遠征による音信不通と、再会後のすれ違いによって、ふたりの関係は静かに崩れ去っていく。

失われた恋を断ち切るため、リリアナは王都の貴族・バルテルとの政略的な結婚を受け入れる。
穏やかで誠実、しかしどこか影のあるバルテルとの婚礼。
結婚式の夜、リリアナはレオンとの過去を断ち切るように“初夜”を迎え、想いの象徴であった魔導石を手放す。

だが、優しさに満ちた夫の言葉の裏に、彼女は微かに潜む“独占の気配”を感じ始める。
「君を、誰にも見つからない場所へ連れて行ってあげよう」
それは愛なのか、それとも――。

平民出身の元騎士と、孤独を抱える貴族の夫。
ふたりの男のあいだで揺れ動くリリアナの心は、やがて過去と現在、自由と束縛、そして“本当の誓い”の意味に向き合っていく。

これは、一度手放した愛を取り戻す物語。
そして、自分の意志で“誰かの妻”になるという、ひとりの女性の魂の旅。
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