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十六話【到着】

計画…というほどたいそうなものでもない、が計画二日目

ブーストとハイディングのおかげで夕方5時、出発から6時間やっと自衛隊基地についた


建物のドアには鍵がかかっていた


どうしたものか…仕方なしにドアの隙間から魔法版強化水圧カッターでドアの鍵を切断する


ギィ…


「くさっ!?…何だ?血の臭いと、…糞尿?」


中は人間の死体とおそらく内側から砕けた窓、あとは飛び散った血と地面に流れている糞尿と机などだけだった


「何があったんだ?…モンスターが来たならなら飛び散った窓ガラスが内側にないとおかしいし…」


階段を見つけ上に上る

二階も同じような惨状だった


さらに上に上り、部屋の真ん中あたりに来た瞬間…


バンッ!!


一発の銃弾が、俺の、胸を、貫いた


「ぐっ…っふ、ぐぞ、『完治(オールリカバー)』!」


…ふう、危ね…死ぬとこだった


「『障壁;自動(オートシールド)』」


攻撃に対し、発動するようにイメージする


「!?はずしたの、か!?!おいっ…動くな!!動けば今度こそ殺すぞ!!」


そこには、おそらく中学生男子と思われる奴がいた

なぜこんなところに?さっきの死体はこいつらがやったのか?

…というか


「動くなって、動かなくても殺すくせに?…と、いうかさっきのには流石にびびったよ。」


「クソっ!!」


バンっバンっバン!!!!


撃たれた弾すべてがシールドに当たって、止まり、地面に落ちる


「無駄だよ」


「くそ、みんな出て来い、撃て!!」


5~6人の中学生男子?があらわれ、持っている銃器で攻撃してくる


ダダダダダダダダ!!!!!!


「だから、無駄だっていってんのに。どうして君らはここにいる?下の死体は?」


「うるさい!!しねっ!しねっ!!しねっ!!!」


バンッバンッバンッ!!!


…いらっ☆


「ねぇ、君らさぁ、人の話はちゃんと聞けって教わってないの?それともなに、これから殺す奴だから関係ねぇってか?」


ゆっくりと歩いていき最初に俺を撃った少年に近づいていく


「くっ、くるな!!化け物!!しねよっ何で死なないんだよ!!!」


またバンっバンッ!っと撃ってくる


「だから、聞かないっていってんの。で?君らは何でここにいる?」


さらに近づく


「来るな来るなくるなぁぁぁぁぁ!!!!」


バンッ!ガチンッ!


「弾切れか?だったら質問に答えろ、どうしてこんなところに中学生がいる?」


そういって頭をつかむ


「「「「「てっちゃん!!!」」」」」


「うるさい、黙ってろ。…で?なぜここにいる?」


そういってそばの机を蹴り壊す

ブーストがかかっているのだ、こんなこと、造作もない


「ひっ…モンスターが襲ってきた日…自衛隊が来てくれたけどみんなやられちゃって、そこから逃げ出して、死んだ奴から銃とかとってここに来て、ぜんぶ取り上げられそうになって…うっかり引き金を…そしたら、自衛隊のひとたちがかけて来たから、ついたおさなきゃって…それで、それで…」


それで、手榴弾でも使ったのか?…ありえない

いくら銃を持っていたからって、自衛隊員が子供に負けるわけない


「…つい、やっちゃったんだ。こんなふうにね!!!!!!!」


!?っといきなりナイフとか…シールドのおかげで助かった…


「お前らは…なんだ?人間?モンスター?」


「もちろん、にんげんだよぉっと!!」


同時に殴り飛ばされた


「なっ!?シールドが発動しない!?」


「すごいでしょぉ?えい!!」


「くっ…魔法無効化攻撃…か?」


幸い素手だけのようだが、本当、こいつらは何なんだ?ゾンビ?それとも何かにのっとられた?


「くそっ…『爆発(エクスプロージョン)』!!」


俺の周り…正確にはシールドの効果範囲外に向けて放射状に爆発した


あ、やばっ…崩れる…!?


いそいで外に出た


「ほんと、なんだったんだ?あれは、ゾンビ…とは違うみたいだし…幽霊的なモンスター?憑依?まあ、どちらにせよ、ここはもう安全だろう」


俺は近くの倉庫の中にポイントを設置し基地に帰った



「ただいま」


「おかえりなさい」

「おかえり」


先輩たちが出迎えてくれる


「こっちは順調です、一応自衛隊基地につきました」


「そっか、こっちも設計図、できたよ」


「了解です、飯はありますか?…もうおなかが減って仕方なくてですね…」


「それならここに、はい」


アヤメさんが渡してくれた


「さっき、武装した中学生?に襲われたんですけど、なんか様子がおかしかったんですよね、なんか、何かが憑依したのか、よくわからないんですけど…」


「「襲われたの!?」」


「はい」


「怪我、はないみたいね、で考えられるのは?」


「ゾンビ、何者かの憑依、は考えたんですけどどうにもしっくりこないんですよね」


「…うーん、なんだろう、ゾンビじゃない、憑依でもない…」


「魔物化…というのは?」


先輩が言った


「多分それか、それに近い何かかと思います」


記憶とかも持ってるみたいだったし…


「ま、レオン君が生きてるってことはそいつらはもういないんでしょ?、なら心配はむようじゃない?」


「それもそうだね」


「じゃあ、あした、浮遊要塞の作成お願いします」


「「了解、たのしみにしててね?」」



そうして、二日目は終わった


いろいろと詳しくなかったりするので細かい間違いや矛盾は見逃してくださいませ…

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