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抗魔大戦記綴  作者: 語部きゅうり
第1章 〜鎮西事態編〜
10/21

第9話 〜心配〜

今回はだいぶ短めです



 涼香は不安感に苛まれていた。彩花が電話を切ってから一時間が経つ。避難所の市立小学校は彩花の家から2、30分もあれば着くはずだ。だが、まだ彩花から連絡は来ていない。もしかしたら何かあったのかも知れないと不安になり電話をかけたくなる。だが、もしも彩花が異形のそばに隠れている状態で着信音がなってしまったら、彩花を危険な目に合わせてしまうだろう。それを考えるとこちらから電話をかけるのは絶対してはならない。やはり彩花からの電話を待つ事以外出来る事はない。

 彩花の無事祈りながらスマホを見つめているとスマホの着信をしますライトが光った。彩花からかと思い慌ててスマホの画面を確認する。だがそれは市からの異形に関する避難を促すのメッセージであった。がっかりした涼香はスマホを投げ出した。それと同時にスマホには着信音がなった。今度こそとスマホの画面を確認するとずっと待ち望んでいたAyakaの文字が映し出されていた。涼香はすぐに通話ボタンを押す。『もしもしあや!大丈夫!?無事に逃げられたの?』涼香は矢継ぎ早に質問した『うん、なんとか避難所まで来れた』彩花は鼻声だった。『何かあったの?』涼香は聞く『ずっと家族みんなで逃げてたんだけど・・・途中で化け物に見つかって・・お父さんが、お父さんが』彩花は途切れ途切れに話す。『私達逃がすために・・・』彩花はついに泣き出してしまった。『そんな...』涼香は彩花の父とも面識はある。彩花の家にお泊りに行った時良くクッキーを焼いてくれていた。「クッキーだけは得意なんだ」そう言いながら笑っていた彩花の父の姿を思い出し涼香も涙が込み上げてくる。だが今一番つらいのは彩花だ。その彩花の前で自分が泣くわけにはいかない。『辛かったねあや』そう彩花に伝える。『ん』彩花は短くく返事をした。その後彩花が落ち着いてから状況を聞いた。今は母と弟とともに市立小学校に避難していること。そこには騎士団員もおりひとまずは安心だということ。今発生してる異形の殲滅が終わったらまた家に戻るということを聞いた。

 『ほんとに辛かったねあわ。でもあやが生きてて本当に良かった。』そう彩花に伝える。『ありがとう。スマホの充電もそろそろなくなるからいったん切るね。また落ち着いたら連絡するから』そう彩花は言い電話を切った。

 ひとまず彩花の無事が確認できて良かった。けどまさか彩花の父が死んでしまうなんて。身近な人の死に涼香は落ち込む(あやのお父さんの作るクッキー美味しかったな...)

 もう食べることの出来ないクッキーの味を思い出しつつ涼香は涙を流す

そろそろキャラが誰が誰か分かりにくくなってきたと思うので落ち着いたらキャラ紹介も入れますね。

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