第77話『義妹、夏の期末試験を“国家試験クラスの死闘”に昇華する』
(第八章:大学生編になってもサバイバルしてるんですけど…)
7月某日、大学掲示板前――
悠真:「お、いよいよ試験日程が出たか……」
→ 学部ごとの試験日一覧に学生たちが群がる
→ その中に、静かに立ち尽くす咲良の姿
咲良:「ついに……知識の聖戦……開戦だね……」
悠真:「今からこんなテンションで大丈夫か……?」
◇
■ 義妹の“試験戦略”スタート!
→ まず行ったのは、“自室のバリア強化”
→ ドアに貼られる「立入禁止・集中結界発動中」の札
→ カーテンを閉め、机に並ぶのは……
•参考書(=魔術書)
•教科書(=呪文辞典)
•過去問(=“古代文献の写し”)
•飲料(=“回復ポーション”)
•お菓子(=“マナ源結晶”)
→ 悠真、扉の外から:
「咲良、夕飯できてるぞー」
咲良:「今、“前哨戦”中だから10分後に合流する!」
悠真:「今、模擬試験のこと“前哨戦”って言ったよな……」
◇
■ 勉強中、義妹の“戦闘ログ”
→ ノートに記される独自の記録
•「第3講義、“経済魔術”にて反撃受ける」
•「理解度58%……このままではHP(=単位)が危ない」
•「応援支援要請:兄よりチョコ供給」
→ 悠真、静かにお菓子を置いて部屋を出る
悠真(心の声):「なんだかんだ、頑張ってるんだよな……あいつなりに」
◇
■ 試験当日――教室
→ 義妹、筆記用具を“魔導装備一式”と称してセット完了
→ 試験用紙を開くとき、心の中で呟く:
咲良:「この一枚が、運命を変える鍵……!」
→ カリカリと音を立てて書き進める咲良
→ 周囲の学生、若干引いてる
→ 途中で問題に詰まったときのメモ:
•「想定外のトラップ出現。現在、記憶領域探索中」
•「精神力:残り12%。兄の顔が浮かぶ……癒し……」
•「耐えろ、私……“記録者”として、ここを越えねばならない……!」
◇
■ 試験終了後、大学の芝生にて
→ 咲良、ノートを抱えたまま倒れこむ
咲良:「はああああああぁぁ……終わったああああ……」
→ 悠真(迎えに来てた):「お疲れ。……で、手応えは?」
咲良:「うん、たぶん大丈夫。“命がけの全力”は出せたから」
→ 悠真:「なんか、それ聞くと逆に不安なんだけど……」
→ それでも、咲良の顔は満足そうだった
◇
■ 帰宅後、リビングにて
→ 咲良、勉強机を見つめながら
咲良:「知識ってさ……詰め込むだけじゃ意味ないんだよね。
それをどう使って、どう誰かに伝えるか……それが“記録者”の使命なんだ」
→ 悠真:「……試験終わったばっかで、なんか名言出たな」
→ 咲良:「えへへ……でも私、やっぱり“物語”が好き。
だからこれからも、自分のペースで“面白い日常”を記録していきたいの」
→ 悠真:「じゃあその“物語”、俺も横で見ててやるよ。お前の冒険譚をさ」
→ 咲良:「それ、保存するね。“兄の名言・第27章”に追加っと♪」
(つづく)
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