媚薬なのか...?(サラ視点)
13本目!
章をつけるかどうか結構悩んでるんです...
ちなみに自分の中ではまだプロローグw
前回のあらすじ(サラ視点)
・腕輪が魔道具?一財産じゃないか!
・付与効果はなぞ、つけると痛い。
・腕輪なくて泣きそう...
・やっぱりリゼちゃん時空間魔法使えるのね!
感想もらえるとうっれしいです!!!
美味しい朝食も終わり、リゼちゃんも食べ終わったの確認して私はリゼちゃんに、
「さぁリゼちゃん!ボートルのとこにあいさつに行こう!あんなやつだけどここのリーダーだし、これからお世話になるんだしさ?」
と言いながらボートルの執務室まで連れてきた。
ボートルは居なかったが、隣の自室の方から誰かがいる気配がするしそっちにいるんだろう。
とりあえず、リゼちゃんには無駄にフッカフカなソファーに座ってもらって、紅茶を出してボートルを呼んでくるから待っててと言って執務室から出た。
リゼちゃんはどこか不安そうな顔だったが、同時に何か決意した顔をしていた。
何を決意したかはわからないけどあまり待たせるのも悪いのでとりあえずボートルを呼びに行くか...
ーコンコン
「ボートル?わたし、サラだけど入っていいかしら?」
「いいぞ。」
部屋に入るとボートルは表紙が古めかしい分厚い本を椅子に座り読んでいた。
「ん?もう時間か?」
「うん、リゼちゃんは隣の部屋で待っててもらってるわ。
それと報告しとこうと思ってね。」
「報告?なんだ?」
「あの腕輪だけど、やっぱりリゼちゃんが時空間魔法を使って時空収納の中に入れてたみたいよ。
それで聞いてみたら『使えるの、わたしだけ...』って言ってたから一家相伝じゃない可能性があるわね。」
私の報告にボートルは難しい顔をしながらも、どこか納得がいかないのか思案顔をしている。
「ふむ...一家相伝でないとしたらあんな小さな子が時空間魔法を習得しているってのは不自然だな...
あの子の固有のものか?それとも魔道のとてつもない才能によるものか...」
「あ、それともあの腕輪はマリから初めて貰ったものって言ってたわ。多分、リゼちゃんのお祖母様のことだと思うけど...
それとも大事そうにしてたし、返す時に私が持ってるってわかったら泣きそうになりながら私のだって言ってたから調査のために取り上げるのは良くないと思う...」
「そうか...できればもっと時間をかけて調べたかったが、それなら仕方あるまい。
もっと精神が安定してから頼むとしよう。」
「あーボートル?隣でリゼちゃん待たせてるんだしさ、そろそろ行かないかな?」
「あまり待たせるのも可哀想だしな、行くか。
泣かれないかだけが心配だ...」
ボートルははっきり言って怖い。
ガタイのいい体格をしてるし、顔もいかつい。さらにはその眼差しは鋭く研がれた刃のようで、初見でみたら殺されると思い、身が竦んで動けなくなることも多々ある。
だがだがこの男、子供の頃からの付き合いで見ているからわかるが子供好きだ。
あぁ、もちろん変態貴族のような性的な好きではなく、普通に庇護の対象としてだ。
だがこの見た目から子供からは泣かれ、逃げられるのがほとんどだ。
昔、不憫に思って子供と接するには笑顔だよ!っとアドバイスしてもその見た目からマイナスにしかならない。
子供たちを微笑ましく見てるだけでも子供や子供の親からは逃げられる。
そんなことでボートルは子供は好きなんだが苦手というよくわからない状態になってる。
だからだろうか、リゼちゃんと会うのが若干憂鬱なようだ。
「まぁ最初が最初だったしねー。
女の私ですら警戒心Maxだったしボートルは...覚悟しといた方がいいんじゃない?」
「やっぱりそうか...
だが、これから過ごしていくからにはいつか普通
に話せるといいんだがな..」
そんなことを話しながら移動し、隣の執務室の扉をノックする。
ーコンコン
「お待たせリゼちゃん!遅くなってごめんねー」
「待たせてすまないな。」
そう言いながら私とボートルは執務室に入る。
リゼちゃんはこっちを見るといきなり着ていたワンピースを脱ぎ全裸になってしまった。
「リ、リゼちゃん⁉︎ちょ、ちょっっとストップストップ!!なんでいきなり脱いでるのさ⁉︎」
私は慌ててリゼちゃんが脱いだワンピース着せるために拾いに行く。
「っ⁉︎」
リゼちゃんは全裸になりボートルを見て震えている。
だが、震えながらもボートルの足元まで行くとその場で土下座をした。
さすがに状況がわからず私もボートルもその場でフリーズしている。
「リゼちゃん...?」
「なにをしている?」
ボートルも同じタイミングで立ち直り、リゼちゃんの行動の意味を尋ねている。
「あ、あの...殺さない、で...なんでもします、どんな風に働かされてもいいので...ごろざないで....」
「.......」
さすがのボートルも何も言えなかったようだ。
命乞いだけならただ恐怖にしてるだけですんだが、全裸になるってことはそういうことだろう...
誰かがこの子にそーゆーことを教えたらしいね...
ボートルは何も言わないが怒っているのは雰囲気でわかる、というか殺気がダダ漏れだ。
まぁ私も人のこと言えないかもしれないけど...
わたし?もちろん怒ってるの決まってるじゃないか...
だれだ...だれがリゼちゃんがこんなになるまでの仕打ちをした...
「リゼ...と言ったか?とりあえずこれだけは言っておくぞ?」
私たちの殺気を感じたのかリゼちゃんの震えが大きくなってる。
イカンイカン...ここは鎮めないと...
すぅ....はぁ....
「ここは俺がリーダーを務めるクランだ。ここにいる全員、俺の部下でもあるし仲間、戦友な訳だ。
俺の部下であり、クランの仲間が傷付けられたようなら誰であろうと許さない。クラン上げて復報に行くくらい団結は硬い。」
よし、落ち着いた。
それにしてもボートルはなにがいいたいんだ?
こんなに怯えてる子供の前だからかテンパってて何が言いたいのかよくわからん!
「あー...つまりようこそ我がクランへ。お前を傷つける輩が出てきたら俺たちが守ってやる!だからそんなに怯えて生きていかなくてもいいんだ...ってことだ。」
なるほどね、挨拶ってことか。それと味方だってことを伝えたかったんだね!
でもリゼちゃんもよくわからないって顔してるよ?
仕方ない、ここはわたしが!
「つーまーりー!私たちはリゼちゃんの味方で仲間であって、リゼちゃんが誰かに嫌なことされたら私たちが守ってあげる!ってことよ!」
ってことよ!
うんうん、まだ怯えてるけどさっきよりマシだね!
安堵っていうより状況は読み込めなくて困惑って感じかしら?
一旦部屋に戻って落ち着かせてあげたいんだけど...って気持ちを込めて視線をボートルに送ってるとこっちに気付きうなずいてくれた。
「とりあえず挨拶はこれでいいだろう?サラはこの子を部屋に連れてって落ち着いたら買い物とか連れってやんな。
それと、ほれ!これで必要なもの買い揃えな」
「っおっと!
んー?ってこんないっぱいいいの⁉︎」
危うく落とすとこだったが、皮袋の中を見てみるとそこには大金貨が20枚入っていて確認するが、
「あぁ、その子に街案内するついでに観光でもしてくるといいさ。
ま、焦んないで明日に回してもいいけどな」
「ありがとボートル!じゃあリゼちゃん部屋いこっか?」
とのことらしい。
これで軍資金もたんまりで今からもうウキウキだ!
とりあえず、拾ったワンピースをリゼちゃんに着せて、部屋を出ようと手を引っ張ったが、扉の前でリゼちゃんは止まり
「ボートル、さま...ありがとうございます...」
「様なんて言われる身分じゃねーよ。ボートルにいちゃんとかでいいぞ」
リゼちゃんのお礼に対してボートルはそう返し、ニコッと微笑んだ。
...んだと思う。けど言わせて欲しい。
普通に私が見てても怖いわ!身の危険を感じた!とっさに短刀出そうとしちゃった!
リゼちゃんはその微笑み?を見ると慌てて頭を下げていた。
可哀想だし早く部屋に連れてってあげよう...
「さ、リゼちゃん部屋戻ろー」
とりあえず部屋に帰ったらリゼちゃんの替えの服と下着持ってきてあげなきゃね!
え?なんでって?
いやーあの威圧感は子供にはきついよね...そういうことになっちゃっても仕方ないと思うよ...
とりあえず服取りに行くついでに執務室の床の掃除もお願いしとこう....
1話ごとの文字数増やしたほうがいいのかな?
1500〜3000文字がデフォなこれ...
次回、リゼ視点で街に出ます。
それと異世界だって気付きます(ネタバレ)




