おともだちをつくろう
ハーメルンには載せてたんですけど、こっちに載せるのサボってました。
すいませんでした
友達はどうやって作るのか。さっぱりわからない。そういう時は検さ………あ
「そういやパソコン使えねぇや」
検索が出来ない。どうしよう……
唯一の頼りが使えないとなると、トライアンドエラーするしかない。
まずは声をかけることからだ!
「あの…中村くん…」
「ん?どした?」
「ぁ……て、天気いいですよね」
「?あぁそうだな…?」
「ぁ…いや、なんでもないです」
やっべ何も考えずに声掛けちった。
まじで死ぬんじゃないかと思った。喉の水分全部無くなったかと思ったわ。
ま、まぁこれで第1関門の『声を掛ける』を達成出来た。
第2関門は『質問をする』だ!
※次の日
「あの…中村くん」
「どした?」
「いや、あの…今日の数学の小テストなんですけど…」
「あぁ、あったな。〇〇はまた満点だったのか?」
「あっ…………………スイマセンナンデモナイデス」
「お、おう…?」
質問内容完全に間違えた。
中1の数学なんて簡単だから毎回満点取ってたの忘れてた。
緊張で声震えてたのに予想と違ったことになって吐き気さえしたわ。
2度もごめんよ中村くん
再挑戦するにあたって話題を決めねばならん。
前世では何度か声をかけられたことがあったがなんて返したか覚えてない。
話題……話題かぁ…
諦めました。
一旦友達作りはやめ、図書館で情報を集めることにした。
途中『上手な友達の作り方』とか『会話の法則』とか友達作りの参考になりそうな本があったが、後で読むことにした。
「あれ?この辺にあったはず…」
「あ、あの…」
「まじで無いやん」
「あの…」
「誰か持ってったのかな…」
「あの、何探してるんですか?」
「あぁ…ここにあった『上手な友達の作り方』っていう本を……!?」
振り返るとそこにはクラスメイトの笹倉さんが立っていた。
なんでここに…って、俺今なんて言った!?本の名前……
「あぁ!いや違くて!!」
「ヒィッ…そ、それってこれですか!?」
「そうそれ!ってあれ?それ、笹倉さんが持ってたんですか?」
「え゛!?いや、これは……」
それを持っていたということはつまり……
oh......仲間だったのか笹倉さん…
確かにクラスで誰かと話しているところを見たことが無い…気がする
「あの…とりあえず場所変えませんか?」
という訳で場所は移り図書館の隣のベンチ
ここまでの移動で会話は一切無し!
自分のコミュ力の無さに絶望すら覚えるネ!
「……」
「……」
やばい、すっごい気まずい。
どうしよう、こんな急に人と話せなんて無理ゲーだろ
俺の会話デッキ1つしかねぇよ……よし、
「そういえば天気いいですよね!」
「は、はい。そうですね」
やばい会話終わった。
きっまずぅ〜い
「あ、あの!」
「ハイ…ナンデスカ…」
汗止まんねぇよぉ(泣)
俺の友達作りの作戦には女性と話すなんてまだ先の予定だったのに!
鬼畜すぎる…ヴァーチャルに逃げたい…でもそのためにPCが必要で、PCの為にはこの現実に向き合わねばならないと
ジレンマですわぁ
「せ、瀬戸くんは、この本を借りに来たんですか?」
「え!?ち、違います!調べ物があって来たんですよ!…確かにちょっと気になって借りようと思ったけど……あっ!やっぱり今の無しで!」
まずい、俺が友達が欲しいコミュ障ぼっちだと思われる
い、いや?確かに?少し話す相手が居なくて?一緒に行動する相手も居ないだけだし?でもそれだけで結論に至るのは些か早計と言うかなんと言うか…
「ふっ」
「え?今笑いました?」
「い、いやっ!笑ってないです!ごめんなさい!」
どっち!?
笑ったの?笑ってないの?
まぁいいや…それより
「なんで話しかけようと思ったんだろう…」
やべっ、つい疑問が声になっちった。独り言呟く悪い癖が…
「!!……それは…」
明らかに動揺している笹倉さん。
…とその隣で自分の独り言というミスで焦る俺。
恐らく2人ともコミュ障(仮)で話を変えることも出来ない。
コミュ障に出来ることは待つことのみ。
返答はたっぷり1分使ってから出た。
「…本を返そうと思ったらそこに瀬戸くんが居たんです」
「そうですか…」
確かにそういう事なr「でも!」
「瀬戸くんはいつも1人ぼっちで」
グサッ
「誰かと話してるとこ見たことなかったですし」
グサッ
「そんな瀬戸くんが元々あの本が置いてあった所で何か探してたから…もしかしたらって…」
「ぅぅ…」
「もしかしたら瀬戸くんもお友達が欲しいのかなって」
グサッ
うわああああああ!!!
死んじゃう!恥ずかしくて俺死んじゃう!
俺の痛いとこばかり刺してきやがるこいつぅ!!
ってか、『瀬戸くんも』ってことは…
「もしかして笹倉さんも?」
「いやっ…あのっ…………はぃ…」
俯いているが、耳まで真っ赤で恥ずかしがっているのがわかる。
長い前髪で表情は分からないが、小さな体を震わせて縮こまっているので更に小さく見える。
「…」
「…」
恥ずかしい気持ちと気まずい気持ちで言葉が出ない。
「……ぁ、なり…すか?」
「え?」
「じゃあ!なりますか!!と、『友達』に!」
「はぅ…」
びっくりして怯えた様子だが、その首は確かに縦に…肯定の意を差していた。
「あの…えっと…これから…よろしく?」
「はぃ、こちら…こそ…」
『友達をつくる』を達成 した!
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