人生3週目のはじまり
初投稿です。
どうぞよろしく
俺、小6。前世と前前世の記憶があるんだ。
急に何言ってんだってなるだろ?まあ聞けよ。
俺は一度死んだ。そして気づいたら小6の体になっていた。それも時代を遡ってだ。
そんなこと誰にも言えるはずもない。
前世は絵師。前前世は作曲家をしていた。
まぁ、どちらも無名で終わったけど。
本気だった。でもダメだった。
運もあると思うが、何より才能が足りなかった。
人に影響されやすい俺は、曲にも絵にもそれが及んだ。
「今度は何しようか…」
2度目の人生で絵師の道を選んだのは、作曲家としての人生は終わったと思ったからだ。
実際人生は一度終わった訳だが、2度目の人生でも曲を作ろうとは思わなかった。そしてこの生でも絵師にも作曲家にもなる気は無い。
…はぁ
内気で人前だと萎縮してしまう自分には絵師も作曲家も合っていた。
自分だけの世界を自分だけで作り上げることが出来る。
自分が現実で関わる人間に知られたくは無かったからずっと秘密にしていた。売れてもない人間の努力なんて人に言ったところで何になると言うんだろうか。同情はされたくなかったし、人と関わる時間そのものが無駄に思えた。
前世も前前世も生涯を賭けて何にもならないとなるとほんとにダメなんだなって自覚してしまう。
俺も前世では困惑したし、絶望もした。俺の人生はなんだったんだって思った。しかしチャンスとも思った。
その頃まだ上がっていない他人の曲を自分の曲として世に出せるからだ。
しかし、一瞬でもそんなことが頭によぎったことが嫌になり、逃げるように別の趣味を探した。
そこで選んだのが絵師としての道だ。
元々絵を描くのは割と好きだったので絵師になったが、結局上手くも行かなかった。
思考はどんどんとネガティブな方向に向かっていく。
…はぁ
気分転換でもしよう。
「あ…まだか…」
ふと暇を潰そうと動画アプリを開いたが、その時期はまだ自分の好きな配信者が活動していないことに気づく。
「いつからだっけ」
『ってか古参になれるやんヤッタネ!』とかいう思考も湧いてきた。
というかそれ以前にまず、自分が前世で推していた『Vtuber』という概念すらないことにも気付いた。
ふとそこでとある考えが浮かぶ。
「アリかもしれない」
人と関わるのが苦手な俺だが、好きなことならきっとやれるはずだ。
それにゲームも好きだし話すのも好きだ。…1人なら。
まだ誰も手を出していない。
そうだ。なれば良いのでは?俺がそれに。
「そうだ。Vtuberになろう」
これは俺のV人生の物語。
まじで見切り発車です。
どれだけ続くかはモチベ(コメント等々)によります!
よろしくゥ!!




