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それなりの実力者のおっさんは旅に出る  作者: 辺境の村人N
始まりと旅路
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11話目!

巨大な湖にたどり着いたおっさん一行。太陽は昇り光が湖に反射する。

その光景を眺めるおっさんの足元には今日もまたスライムがついてまわる。


おっさんはしばらく湖を眺めたのちに湖に沿って歩き出す。

それについていくスライム。


数刻歩いても見映えの変わらぬ光景。いったいどれほどの大きさなのか。

そんなおっさんを眺める影が湖の中に一つあった。

その影は大きくロックゴーレムの数倍もの大きさだった。


そしておっさんはその影に気が付いているようでちらちらと様子を確認している。


しばらく歩いていても襲ってくる様子がないのに気が付くとおっさんは何もない空間から釣り竿を取り出す。

椅子も同時に取り出すと湖に向かって釣り竿を振る。


おっさんが釣りを始めて半刻ほど、4匹を釣り上げたタイミングで湖の影が動き出す。

足元のスライムは戦闘態勢だが、おっさんは警戒しつつも釣りはやめない。

次第に影は大きくなり徐々に水面に近づいてきてることが確認できる。


その動きで魚は逃げると判断したおっさんは釣りをようやくやめる。

そして釣り竿と椅子をしまうと水面に上がってくるのを待ち始める。


最初に見えていた影の2倍近くの大きさになるとうっすらとした緑が湖の中に見え始める。

その後すぐに水面から浮上してようやく巨大な亀だったことが判明する。


亀は辺りを見渡し、おっさんと目が合うと頭を下げだす。

おっさんはそんな亀に向かってなにやら瓶を投げる。

亀にぶつかった瓶は割れて中身が亀にかかる。液体のようである。

そして何もしない時間がわずかに発生する。


その後に亀はゆっくりと湖の中に戻っていく。

何が何やら分からないうちに亀との邂逅は終わった。



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