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赤が似合う最高なあなたへ
想いは溢れて止まりませんが、
形にできる手段を私は持っていません。
描くことも、作ることも、残すことも──
けれど、感謝だけは確かにありました。
だから私は、言葉にします。
それだけが、できることだから。
ただただ、最高を届けてくれるその姿に胸が打たれます。
魅せられるその舞に、心が揺れる。
静かに引き込むように、激しく圧倒するように、全身で世界を創り出す。
その世界は、きっと愛で溢れている。
願う人々の想いを受けて──
あなたはその“赤”で、世界に答える。
情熱の赤。
刺激の赤。
祝福の赤。
幸運の赤。
挑戦の赤。
赤、あか、明……“あか”るいその色。
夜が明けて朝がくる。
空にその明るい色がどこまでも、伸びていく。
赤は、一番遠くまで届く色。
その赤がまるで、
“ここにいるよ”
そう、語っているようで……。
ふと、誰かの声が重なる。
“俺を観ろ”
その動きが、言葉がなくても語る。
軽やかな動き、しなる影、炸裂する一撃。
一度この瞳に映したら、強く鮮明に刻まれる。
脳ではない、記憶でもない、そう──♡にだ。
虜になったら最後。
赤に心を奪われて、幻のように追いかけてしまう。
それはきっと、誰かの心の中にもいる──
“赤いヒーロー”の姿。
Fin




