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赤翼物語  作者: ヤタガラス
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バーストフレイム

ちょっと早い時間に投稿です

炎を扱うこの機体は当時の装甲では耐えきれない熱量を操る、高い耐熱性の確保は当時小型化にやっと実現した空間干渉力場に目をつけられた。機体から発する熱を空間の裏側へ逃がすことで自機の融解を防いでいる、だがずっと裏側へ逃がせるわけではなく戦闘がすんだら徐々に表に出さなければならなかった。

「まさか漫画のような技があるなんてな」

『けど作戦ですよ』

「今の熱量じゃ使えて二発、それに二発目は威力が低いだろうな」

このゲージを見るにそう思った。さて、どうやって撃ち込む隙を作るか、慢心して近接戦をしてくれたら助かるけど訓練をしっかり受けた奴ならそんな事しないだろ。

『やっぱり距離取ってますよ』

「そりゃこんな足の遅い機体やべぇ射撃兵装がなきゃカモだからな。こっちから行くぞ!」

ライフルで牽制しつつ建物まで機体を進め打ち返してくる銃撃を建物で防ぐ、ここからだ。

ビームサーベルを展開し遮蔽物にしていた建物を切断し追加に地面を軽く掘り土煙を出した、スモークも無いからこれで代用だ。

短い溜めを挟みスラスターで上空へ飛び出し唖然としているAR-8の前へ目指す。こちらが落ちはじめてようやく射撃を始めたがこの装甲なら着地まで耐える、ライフルを捨て腕を振り上げ着地と同時に振りかざす!

「これがバーストフレイムか!」

ARをも融解させる灼熱の波がAR-8へ向かう、盾を構えていたがこの膝ぐらいの高さはある波は一撃で両足を融解させ転倒させた。

こちらにライフルを向けながら後ろへ下がろうとしているが慣れていないようだ、そうりゃ足が無くなった機体は大抵乗り捨てられるから動かすマニュアルなんて無いから自分で覚えるしかない。

『そこまで!いい稼働データが取れたから戦闘は止めろ!』

「はぁ~やっとだぁ…」

別の訓練団とは言え同期を相手にするのはやっぱりクルな。

『装甲を使って突っ込むとは、大胆な事をするな』

「陽動が効いたからうまく行っただけです、これが戦い慣れた奴ならサーベルでこっちがやられてます」

戦い慣れた正規軍のパイロットならこっちがやられている。

『その機体での運用データは君がやったような動きは少なかったからな、少し驚いたよ』


「君がタカミヤ君か、私は第6訓練団のノース・アレクセイだ。さっきの演習は凄かったよ」

ある程度の機体の話をし終わった後私服へ着替えようと更衣室に向かっている最中に演習相手に出くわした、

「そうか?あれは苦し紛れの博打だったぞ」

「もうこちらの勝ちだと思ってのあれだ、臨機応変に動ける君に憧れるよ」

「基本通り的確に行動を行える君も良いよ、軍は個々に動くのではなく集団で動くからな、あれが良いんだ」

「そうか、そう言えばよくあの機体を動かせたね?私は扱いづらいからAR-8を頼んだんが」

「マジかい」

確かに動かしずらかったが機体のバランスが悪すぎる龍州のARよりかはまだ動かしやすいからアマダのARの方がマシだ。

「今までいろんなのに乗ってきたからなぁ、余程変な操縦方法じゃなきゃ動かす事は出来るな」

「そうなのか?」

「一応ネシアの機体を除いた連合加盟国の機体は一通り乗った事があるな、大戦初期の古い機体、それにほんの少しだけだ」

「いいなぁ、私はリベントの機体だけだ、そうだ今度乗った機体についての話してくれないか?」

「いいけどどうしてだ?他国へスカウトされたのか?」

名前からしてリベント生まれのハズだしここにいる訓練生は基本その国のパイロットとして訓練される、国籍も基本合わせられる。

「いやそんなの無いぞ、単に興味があるだけだ」

「そうか。それで今度はAR談義か、楽しみだな」

ARについて話せる奴は整備士組を除けばニコルぐらいだし話せる人が増えるのは良いことだ。

「もしかして君もARが好きなのか?」

「昔から乗ってるからな、多分椅子の上よりコックピットの中にいる時間の方が長いな」

「凄いなぁ、もう少し話させてくれ」

「いいぜ、こっちも遠慮なく話せる奴が欲しかったんだ」


「いつまで話しているんだ?」

「「申し訳ありませんでしだ!」」

ヤバいね、ほんとARについておもっいきり話せる奴と出会えたからつい話が盛り上がってしまった。まだリベントに試作機がいたんだな、気になる。

まぁそんな事で演習が終わったら大尉がいる部屋まで来るように言われていたがAR談義に夢中になって頭から抜け落ちていた。

「私もその話や混ぜてくれ!!」

そう言えばこの人もAR好きだったわ。


「で、3人仲良くお話してた訳ですか」

「いや~ね?久しぶりに楽しくなってしまってね、倉庫の管理はつまらんのだよ」

単調作業はつまらないからなぁ、それが性に合う人は別だと思うが。

「データは取れましたので今日は終わりです、お疲れ様です」

「あっはい」

「また今度も頼むと思いますのでその際は後日連絡します」

「分かりました」

「了解です」

これの事を説明するために部屋に呼ぼうとしていたのか、ならこんなに説教じみたことしなくても。


時間は夕方、バイクで自宅まで帰っていたら大きな駆動音が聞こえたため上を見たがそこにあったのは。

「うわぁ、オブシディアン級宇宙戦艦にプルトーン級戦闘母艦、ネビュラ級突撃戦艦もいるぞ。どこの艦隊だあれ?」

ダリル級宇宙戦艦やカーテンコール級、デストリア級等の巡洋艦もいるぞ、すげぇな。しっかしなんでネビュラ級にプルトーン級もいるんだ?今となっちゃ防御能力が低いから巡視任務に使われているハズなんだが。

もしかして本国から寄越せる主力艦が無いから動かせる船を寄越したのかな、オブシディアン級はまだまだ主力だか。いかんせんこの星は本国から遠いから情報が来るのに何日も掛かる、今どうなっているんだ。



リアル系に必殺技っぽいのがあるのはアリだと思っている

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