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赤翼物語  作者: ヤタガラス
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決闘はやめようね

家と言うか家族の問題でごたついて小説書いてる暇じゃ無かったです

「腕が飛ばせる…もしかして以前乗ったあの機体と関係があるのか?」

「何か分かったんですか?」

「何でもない」

『そこのデカブツ、搭乗者は誰だ?』

空中から降りたら地上で監視をしていたAR-14に呼び止められた。確かに見知らぬ機体が居れば警告はするよね。

「第2訓練団のアニュー・ウィルソンです」

『おや、ウィルソンの双子か。その機体は親元からか?』

「はい」

『君が操縦しているのか?動きが違うようだが』

「あーすいません、タカミヤ乗ってます」

『第7団のエースの息子か、禁止期間は終わったのか』

「あははっ…」

『機体データは送っておいてくれよ、こっちじゃ友軍反応は出ているがHADに機体が載らないからな、こっちで設定する』

「分かりました、すいませんお手数お掛けして」

『なに見てるだけで暇だったからな、大丈夫だ。タカミヤ君訓練頑張れよ』

くれぐれも手を出さないようにと小声で付け足された、歳上で男性で同じコックピットに居るから言われたのだろう、しょうがないね。

「時間はあるしまだまだ動かすよ」

「分かりました」


軽く動かしいる間に武装の調整を終わらせたらしく武装を試そうとしたら通信が入ってきた。

「共通回線か、誰からだろうな」

また監視の人と似た感じかな。

「通信繋げますね」

『タカミヤに呼ばれて格納庫に来たけど機体出してたの!?何で待たなかったの!』

カロスが通信で出て怒っている、そりゃ待たせたのに居ないから怒るよね。

「ごめんなさい、私が「暇だったからな誘っちまった!!すまないなぁ!!」

咄嗟(とっさ)に後ろを向きアニューに気にするなと言ったがカロスがうるさい、多分通信に使ってるのは格納庫の所に居るからこうも怒鳴っていられるのかも。

『降りたら覚悟しろ!!』

「銃だけは勘弁してくれ」

あの激昂っぷりは銃を持ち出してもおかしくない。

『大丈夫だ』

どうやら銃は使わないよ-

『ARでやるから』

死刑かな?

「カ、カロス少しやりすぎだよ」

止めてくれr

「せめて同じ機体で相手しないと」

「ちょっとちがくない?」

『分かったわ、二機ARを借りてくるから準備しなさい!』

「話は無視かい」

「ごめんなさい、カロスは一度ああなると収まりずらいから…」

「うーん、めんどくさい性格だ」

シャルルに似ているがあっちと違ってこっちは俺が約束を破っての事だからまぁ分かる。

「しゃあない、やるしかないか。機体を基地に戻すぞ」

「はい」

けど久しぶり対人戦か、大丈夫だろうか。


基地についてカロスが手配したとされる人にARの所まで連れていかれ搭乗の準備をしていた。

「訓練用じゃないんだな」

「観戦してないで少しは労うとか出来ないのかアイン」

安全確認用の機器や衝撃干渉材が多い訓練用のパイロットスーツではなく正規軍、この中でもネシア軍のパイロットスーツが渡された。

「まぁ禁止解除早々にに面倒事になるとはね、気の毒よ。バイクもやったんだろ?」

「アインには言ってなかったろそれ」

「俺のバイクの様子を見にガレリアの所行ったらお前のがあってな、ガレリアは原因は言ってなかったけどホイールが駄目になってたから撃たれたんだろ?」

「よく見てるなぁ…」

その観察眼をもっと戦闘で使ってくれ。

「暇な時は周りを見て紛らわすからな、そこまで気がきかないよ」

「そうかい」

「そう言えば使う機体は何なんだ?使うって言われてい機体がある場所は立ち入り禁止になって、飛散防止の隔壁降りてたから機体分からん」

「俺も言われてないんだよな」

「もしかしたらお前の機体は旧式かもな」

「不平等過ぎるだろそれ」

一番古いAR-4で退役済みのAR-8は無理だ、たとえ民間に出回ってる最新の機体でも古くても軍で採用されていたAR-8には性能では勝てない。

「タカミヤさん、準備は終わりましたか」

「はい、すぐに行きます。じゃ死なない程度にやってくるよ」

「頑張れよ」

俺は職員に案内されてARの格納庫までついていった。


「…よくこいつを持ち出せたな」

「軍で規格に合わなかった部品を流してもらって組み立てただけ」

そこに鎮座していたのは軍で最前線で使われるAR-14(デルタⅣ)だ。胸部と足周りの構造から最初期の無印か、大体10年前の奴か。

「このスーツも流し物か?」

「そんなわけ無い、私の国籍がネシアなの」

この星でパイロットを目指すものは多く他国からも来る為、卒業の際に生徒に合わせた国のパイロットスーツが渡される。俺は龍州国生まれだが育ちと国籍はリベントなのでその国の奴が渡される。

「しっかし2機とも同じ奴か、俺だけ古いのを渡すかと思ったよ」

「古い機体に乗った貴方に勝っても意味ないので、それに旧式相手にしか勝てないと噂も立ちますので」

「ははっ、そうか」

「腕には自信があるの?」

「そこらのパイロットよりはあると自覚はあるよ、最近負けてばっかりだけどな」

エースAIやシャルル、練度のあるアンノウン。今思えばこれ俺じゃ無くても負けるわ。

「なら今回は私の勝ちですね」

「戦いは分からんぞ、土壇場で逆転もあり得るからな」

「アレク軍曹!」

「また問題出したのか、まぁいい。今回は審判役として連れてこられた、非番だし暇してたからいい余興になるだろ」

よく周りを見るとパイロットスーツを着た軍人もちらほら居た、見てないで止めてくださいよ。

「一応実弾は使えるが弱装弾で武器も旧式のばかりだ、まさか光学兵器しか使えないって事は無いよな?」

光学兵器は実体弾と違って大気の影響が少なく弾速も速いため光学兵器の手軽さに慣れてしまい実弾が上手く扱えない訓練生もいる。

「大丈夫ですよ、昔は実体弾しか無かったので」

「実体弾には馴れてるので」

「よし、機体に乗って定位置まで行って合図を待て。為ったら開始だ」

さぁ気を引き締めるぞ。



自分のメンタルの弱さに脱帽しましたよ…

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