表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/64

最終章? 世界は確実に変化している。

目が覚めた。



「ここは、、、?」思わず出る一言。


ここはどこだ?


歩道。

真横の車道には自動車が行き交う。人々が心配そうな目をこちらに向ける。




状況確認。財布、バスの定期券、スマホ。







ーーーー私は、だれだ?








ポケットからスマホを取り出す。充電は27%


指紋認証のロックを開くと、実行中アプリのメモが目にとまる。



「わたしをわすれるな!!」




『わたしのなまえはあいだ!

うみかわしょうごがだいすきな。

わすれるな!

どのせかいにいっても、

なんかいてんせいしようと、

わたしはわたしだ!


もうにどとわすれるな!』







……なぜか、自然と涙が落ちた。

なぜだろう。




私は異世界から来たらしい。





どうやら私の名前は"あいだ"らしい。

相田かな、藍田かな?


この"うみかわしょうご"ってだれだろう?

有名人?


私のことが好きなのだろうか。

それとも、私が彼のことを好きなのだろうか。




スマホの回線がつながる。


ネットで"うみかわしょうご"で検索してみた。


「海川翔悟さんのツイッター/

『こちら異世界転生研究所』

新入生の入部者募集!…」




藍上大学というところにいるらしい。


この人なら何か知ってるかな?





通行人に聞いてみる。


「…今日は何日ですか?」


「えっ、えーっと、4月5日ですけど」


「…ありがとうございます」



あれ、私って普段どういう風に喋ってたっけ。



とりあえずそこに行ってみよう。

何かわかるかもしれない。







道中、交番で道を尋ねた。


「…あの、異世界から来たんですけど……」


おまわりさんは信じてくれなかった。可哀想な子を見る目で見られた。



なんだろう、この感覚。




孤独。



世界から、

「お前はここにいてはいけない」と言われているかのような、感覚。




気持ち悪い。























〜〜〜〜〜〜〜〜〜






ーー世界は、確実に変化している。




ただし、その変化は、



限りなく微小だ。



















こちら異世界転生研究所

〜異世界転生の現実の希望的観測〜

メインストーリー編 完








意味がわからなかったぞ?という方はぜひ読み返してみてください。

(私の文章力がなくて、伝わらなかったかもしれません。すいません。)


メインストーリー編はエピローグを残すのみとなりました。


しかし、物語はまだまだ続きます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ