りんの日常 in 香港
りんの香港での生活も、大分馴染んできましたね
りんからの情報は、蝦夷地にも大きな影響を与えています
りんがショーンの商会で働くようになって、半年以上が過ぎた
その間に変わったことは数多くある
小さな事では、りんは毎朝薙刀の稽古に加え、中国拳法の基本動作をやるようになった
周師範から
「おこりが小さくなった。」
と褒められた
「おこり」の意味を聞くと、動作を始める時のわずかな気配との事だった
朝の運動を終え朝食を摂った後、新聞を読む。
切り抜く記事に印をつけると、商会に出勤する
出勤すると、楊を呼び切り抜き帳を作ってもらう
その時、気になった点を調べるよう、楊に頼む。
紹介の事務仕事を手伝って(既に事務処理の中心になっていた)、午前中のお茶の時間になる
楊は、朝に頼まれたスクラップと、追加情報を持って休憩室に来る
因みに、ボーイの控え室に行くのを辞めないのと、
事務量が増えたので商会の隣の建物を買収した
その建物は、休憩室と応接間に通すまでもない客対応用に使用されている
そこで楊の報告を聞きながら、それに関する町の噂を李に聞く
即答はなくても、両日中には李はどこからか噂を集めてくる
それが終わると、休憩時間はおしゃべりして過ごす
最初はりんと中国人3人組の話に加わるものはいなかった
しかし、若い商会員が話の輪に加わり始めた
昼食まで、残りの事務仕事を続ける
昼食はその日毎に、ショーンと外食をしたり、
休憩室に李に料理を買ってきてもらって食べる
午後はショーンと外出するか、王公司へ顔出しするか、週に一度のマルース商会への手伝い(本人の意識)が多い
それ以外だと、自身の学習(最近は商法)にあてるか、
楊と李に要望された二人の学習の講師を務めている
夜、屋敷に帰ると島本屋和右衛門への報告書と、
徳内村の人宛の手紙を書く
「楊は商会向きだけど、李は小売り向きね。」
「私の居る内に、二人とも独立できるだけの知識を伝えとかないとね。」
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